未田ノラ

30代。今年の指針は「表現する」。形のない、でも確かに私の中にあるものを、言葉や振る舞…

未田ノラ

30代。今年の指針は「表現する」。形のない、でも確かに私の中にあるものを、言葉や振る舞いなどを通して、形にしていきたい。

記事一覧

「一人でも暖房をつけるか問題」から見えた、ふたつの価値観。

最近は、平日の日中、家で一人で過ごすことが多い。 その上で気になっているのが、日中から、「一人でも暖房をつけてもいいのか」という問題だ。1人で使うのはもったいない…

未田ノラ
6か月前

【思考】なんかズレる。

ふだん、何気なくやっている「会話」。 なんだろう、なんかズレる。 ズレてることに気づいて、傷ついたり、もどかしく感じたりする。 家族、友人、同僚、お店のスタッフさ…

未田ノラ
6か月前
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【夫婦】直前に告げられる予定

私は、夫婦と幼児一人の3人家族。 夫は、家事も育児も意欲的に取り組む、頼りになるパートナーだ。 休日は、夫主導で動くことが多い。 地域の子供向けイベントを探しては、…

未田ノラ
6か月前
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【人生】継続する、ということは生きることそのもの?

私は継続が苦手だ。継続が苦手なのが私、とも言い換えられるほどだ。 継続できないことで、自分への信頼をなくしてきた。「私」という人に約束を破られているのだから、当…

未田ノラ
10か月前
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【夫婦】言葉にすることを避けてはいけない

夫は電子タバコを吸っている。私はタバコのにおいが苦手だ。 吸い殻のニオイでも気分が悪くなるので、捨てる場所も1か所だけにしてほしい、と以前お願いしていた。卓上や洗…

未田ノラ
11か月前
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【思考】他人の眠りを守れなかった話

平日の夕方、用事の帰りに電車に乗った。途中の駅で、隣に大学生くらいの女性が座ってきたのだけど、座ってすぐゆらゆらしだした。え、眠ってる?本当に座ったばかりで相当…

未田ノラ
11か月前
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「一人でも暖房をつけるか問題」から見えた、ふたつの価値観。

「一人でも暖房をつけるか問題」から見えた、ふたつの価値観。

最近は、平日の日中、家で一人で過ごすことが多い。
その上で気になっているのが、日中から、「一人でも暖房をつけてもいいのか」という問題だ。1人で使うのはもったいない。そう感じるのは当然と言えば当然だ。しかし、よくよく考えてみると、その場に何人いても、その時にかかる暖房費用は同じはず。それなのになぜか、1人で使うと、3人のときには感じない後ろめたさがある。私のように感じる人は、他にもいるだろうか。それ

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【思考】なんかズレる。

【思考】なんかズレる。

ふだん、何気なくやっている「会話」。
なんだろう、なんかズレる。
ズレてることに気づいて、傷ついたり、もどかしく感じたりする。
家族、友人、同僚、お店のスタッフさんなど、相手がだれであれ、ズレるときはとことんズレる。それでもどんどん、話が進んでしまったりする。

価値観の違いを発見するような、「楽しいズレ」は、たくさん味わいたい。むしろ、人間関係を深める上で、「必要なズレ」ではないかと思っている。

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【夫婦】直前に告げられる予定

【夫婦】直前に告げられる予定

私は、夫婦と幼児一人の3人家族。
夫は、家事も育児も意欲的に取り組む、頼りになるパートナーだ。
休日は、夫主導で動くことが多い。
地域の子供向けイベントを探しては、積極的に参加している。
家族で参加することもあるし、父子だけで参加することもよくある。
他人から見ても「良い夫」なのだろう、と客観的に見て思う。
しかし私は、そんな良き夫にすら「モヤモヤ」してしまう、贅沢な人間なのだ。今回は、そんな話を

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【人生】継続する、ということは生きることそのもの?

私は継続が苦手だ。継続が苦手なのが私、とも言い換えられるほどだ。
継続できないことで、自分への信頼をなくしてきた。「私」という人に約束を破られているのだから、当たり前である。

子供のころから、自分との約束を破っては、「自分はダメな人間だ」と自己否定を繰り返してきた。破ろうと思って破っているのではない、というのが厄介だ。やらなければと思うが取り掛かる気になれない、でもやらなければ、という葛藤の末、

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【夫婦】言葉にすることを避けてはいけない

【夫婦】言葉にすることを避けてはいけない

夫は電子タバコを吸っている。私はタバコのにおいが苦手だ。
吸い殻のニオイでも気分が悪くなるので、捨てる場所も1か所だけにしてほしい、と以前お願いしていた。卓上や洗面のごみ箱には捨てず、キッチンの蓋付きのごみ箱に捨てる約束になっていた。

今朝、誰も起きていない部屋でダイニングテーブルに腰掛け、私は読書をしていた。
卓上には小さなごみ箱が置いてある。そこからタバコのニオイがして、まさか捨てていないよ

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【思考】他人の眠りを守れなかった話

【思考】他人の眠りを守れなかった話

平日の夕方、用事の帰りに電車に乗った。途中の駅で、隣に大学生くらいの女性が座ってきたのだけど、座ってすぐゆらゆらしだした。え、眠ってる?本当に座ったばかりで相当早かったので、私はびっくりした。
そこで思い浮かぶのはやはり、わたしの肩にもたれてきたらどうしよう、という問題だ。経験上、電車で眠るのは相当気持ちが良く、びっくりするほど体が傾いてしまう。私も独身時代電車通勤で、多くの人の肩にもたれさせても

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