シェア
よはん
2023年6月8日 19:37
五月夜に何かを期待して酔いつ群れつ明日は明日太陽が眩しい人間たちは進化したか祖を忘れたか無くしものはこちらです夢でも見せてくれたらな公私詳らかの文豪たちも心外だがされるがままに火のない屑を見つめても朝のがはやくやってくる幸福を知ってか知らずかここにとどまっていたいにんげんの屈辱に浸かる心地のよい寝床で今日も #poem
2022年12月23日 08:49
木曜夜の零時少し前凍てつく夜も温かく下り電車の賑わいは健やかなる無法地帯幽霊の様な境界線を何でもない風に跨ぐ通路という概念など誰も覚えてはいないど真ん中に置かれた高級百貨店の紙袋はその威厳も虚しく、なんてことでもなく夢現の主人よろしくやけに堂々とした姿それこそ実に本来の私だとでも言う様に昼のいきぐるしさが存在すら不確かな夜ただそこに在るのは星と空と少し
2021年11月26日 22:50
ハグなんてされたら泣き崩れてしまいそうそんな夜にわたしはひとりでハンバーガーを頬張るひとりでたべるくらいなら食べても食べなくてもいいやなんて思いながらもお腹はへるし寂しい思いに任せるとわたしじゃなくなるからでも無理に強がったのをわたしだといっていい?ちっぽけなことなにを勝手に傷ついてるのか誰かそばにいてほしいと願うのはにんげんの必然ひたすらに食べたこの満腹感
2021年11月20日 09:58
名前を、忘れてしまった人もいるしふと見えた誓いが、くすんでみえる時もある今年の冬は、ヘンな缶飲料が増えたし去年とは違う雰囲気のコートが流行ってるどこかで会ったような気がする夢の中だったのかもしれない空気を揺らさない限りは靴を脱いでも、敷居を跨ぐことはできないからそれでも時たま顳顬あたりがピンと刺激され繋がるはずもなかった糸を一瞬で手繰り寄せあうことがある目覚めて街を歩
2021年9月9日 20:55
なみだって、溜まってくものなんだ。昨日は逆転した立場を大人になって受け入れるしかなくてぐっと堪えて今日は悔しくてももう大人なんだからって胸を叩き叩き飲み込んで笑ったら気分が変わってどっかへ行くんだと思ってたけど笑いながら扉を閉じたらなみだがとまらない、とまらないもうだめだ、今日はだめだ、喉から息を吐きながらそう思う自分とそうやって泣け泣け、
2021年9月2日 23:15
あなたがみて美しいと思ったことをしんじてねあこがれた先に裏切りと出あうかもしれないでも全部ほんとだよ全部ほんとうなんだようそだとしって信じるときそれは期待かもしれないし保身かもしれないしただの意地かもしれないまとめて全て受け入れたいそんなのは、結局やっぱり綺麗事か。耳をふさいで逃げちゃえきらいになるくらいならわたしの心はまっすぐなの、これまでだっ
2021年8月21日 22:53
長い一日だった。他人の人生には目もくれずただ、人に無関心というわけではなくそういう人間になれたらとそれが第一線を生きることだとそれでも好きが交錯して好きに振り回されて憧れが本物になりそうで怖くて利き難いブレーキを必死にかけたり閉じて閉じて、何でもないふりをしたり。そんなことしなくたって平凡でも私は誰かの生きがいだしそれが商売で繋がれた縁だとしてもすべてに
2021年8月28日 10:53
矛盾してるようだけど、人のために生きたらそれが自分の幸せになるし、だけど自分の幸せのために、が最初の動機だとどっかで空回って、でも私たちは絶対幸せにならなきゃいけなくて、勝利感とか嬉しいって言う感情が物やお金を得ることよりもずっと人生を価値づけるって、伝えるのはとても難しくて、最終的には自分で納得できなきゃ何にもならないそれを探して生きているようなもの #人生
2021年7月29日 21:23
この感動だけで生きられたらいいのに。帰りの電車半分開いた窓から見える摩訶不思議なピンクと青とガラス越しじゃない本物の世界が絵に描いたよう、嘘みたいに映える感傷に浸る姿は美しい人がするから美しいんだろ積み上げたマイナスポイントがわたしを透明にしたがる本当は、君とわたしの関係だけでいい。生まれた時は知っていたそんな簡単なことを、歳をとる度わすれて、思い出して
2021年7月17日 08:44
アスファルトの焦げた匂い夏だ夏が来たんだ体が思い出すこの息もできないような熱の空気苦しいのにわくわくするアドレナリンがでる何かのためのエネルギーにもならずただ放出するだけだからそれが暑さを増強させていたりしてでもそれで地球は回っているのだし地球のもう半分はとても寒くて私たちの人生の半分もとても寒いのだから何の気なしに喜んでいい誰かが悲しい時に壁を挟んだ
2021年7月15日 20:45
夜更かししないとダメな時って、あるんだよ赤ちゃんが夜泣きするみたいにそっかそっか、ってそのままにしておくのちょっとつらいし疲れるけれど時間は過ぎてく、無駄なんてことないよからだが重くてベッドよりもっと沈んでいく罪や科が地の底と共鳴してひっぱられてく心を蝕む毒虫の咀嚼も聞こえるうちは実況してそこら中のいたみを飽きるまで紛らわせてだんだん泣くことが面倒になって
2021年7月4日 13:32
他人の価値観で生きないって言うのは人なんてどうでもいいぜー好きに生きりゃいいんだぜーというノリとはまたちょっと違うと私は思ってる。あいつのやり方非効率、とか「誰か」を批判してるくらいではまだまだだぜ見い出せ、いくら生きても知らないことが多いままこの世をたつのだから見切りをつけるのはあんたじゃない評価をするのはいつも自分だ。過去の自分をへったくれの自分
2021年7月3日 22:30
久しぶりに、泣いた。もっと悲しみを知れ、 と思った。でも、悲しみを知った人は決して言わない、そういうものだ。人生に優劣はない。でも、たくさん負う人はいる。別に、何を言ってもいい。自由だ。湧くものはどうしようもない。だけど、流されてると馬鹿にしながらその雰囲気に流されるとかそんな情けないこと、絶対すんなよここだけの話。本人には届かないから。そうだといいね
2020年11月14日 00:51
クリスマスが近づくと街やお店は自動的に「そういう」雰囲気になっていく。「何の日か」は重要じゃない。ただ、そのキラキラや糖度の高い空気にやられてしまうんだそれを知ってか知らずか鐘の音は、そこかしこに。この時期が嫌いだ、と言う人がいた。ほんとに、嫌いみたいだ。顔を歪めながら「チキンなんて、いつだって食べるさ。」一方では恋人たちの、ともてはやされもう一方では