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よはん
2024年4月4日 20:23
やばい。きょうなんか、仕事が終わってビルの一階のドアから出て、吸った最初の空気、めちゃくちゃすきなやつ。湿度の感じとかからして、「あの土臭い感じかな〜」と思っていたのに。なんじゃこりゃあ。わからない、べつに、都会だし。空気が綺麗なわけではないし。ちょっと電車に乗って、途中の駅で降りて、外に出てみても、おんなじだ。さっきと同じ、じめっとしてない、意外な爽やかさ。これが春?そうだっ
2023年10月22日 23:13
今は、「X」と呼ぶのか。まだ慣れないな。私のスマホ画面には、既に「エモい」に殿堂入りした、群れとはぐれた白い鳥が一羽。ときどき、開いてみる。電車の中で、おじさんが広げている夕刊紙を見たり、高校生がヒソヒソ話す噂話を聞いたりして。へえ、誰かが炎上したんだ、とか思って、軽い気持ちで開く。文字で喧嘩してる人とかもいる。「正しい答え」を説く人もいる。へえ、と思って、すごくどうでもよ
2023年7月20日 08:50
ここんとこ別に何があるわけでもないけどなんか上手く行かないな〜と思いながら毎日過ごしてたんだけど今YouTubeのショート動画をみててフォローしてる人がリチャード・バックの一節を載せててハッとした。ここに、戻らないと。苦しいとき、私にはここがあった。今取り戻すべきは、この感覚だ。自分のちっちゃいけど少しずつ積み上げてきた良い選択に感謝した。振り返ったら、ちゃんと
2023年7月11日 07:56
過去はひとには問われない。過去を問うのはただひとり。残してきたものが栄光だろうと罪だろうとそれらが今をどう飾っているとしても踏み出す一歩はまだ誰も何も知らないまっさらな世界に着地する。足跡のない積もったばかりの雪の上に足跡をつけていく。それならば。過去はついてくる。ときどき焦げついた何かを心に運んでくることもある。未熟さを積み重ねて不安定で崩れおちて知る
2023年6月8日 19:37
五月夜に何かを期待して酔いつ群れつ明日は明日太陽が眩しい人間たちは進化したか祖を忘れたか無くしものはこちらです夢でも見せてくれたらな公私詳らかの文豪たちも心外だがされるがままに火のない屑を見つめても朝のがはやくやってくる幸福を知ってか知らずかここにとどまっていたいにんげんの屈辱に浸かる心地のよい寝床で今日も #poem
2022年12月23日 08:49
木曜夜の零時少し前凍てつく夜も温かく下り電車の賑わいは健やかなる無法地帯幽霊の様な境界線を何でもない風に跨ぐ通路という概念など誰も覚えてはいないど真ん中に置かれた高級百貨店の紙袋はその威厳も虚しく、なんてことでもなく夢現の主人よろしくやけに堂々とした姿それこそ実に本来の私だとでも言う様に昼のいきぐるしさが存在すら不確かな夜ただそこに在るのは星と空と少し
2022年12月17日 17:29
愛はいかに生じるや。黒板のメニューの字の癖久しぶりに座った特等席マスクをつけた銅像たち運命的な出会いをして穴が空くまで履きふるしてボロボロだけど捨てられない靴愛はいかに生じるや。他のは煙たくて受け付けないのになぜか唯一安心する名前も知らないあのタバコのにおい項垂れて肩を震わす後ろ姿泣いているのか怒っているのか笑っているのか分からない背中の群れ愛は今年はじめ
2021年11月26日 22:50
ハグなんてされたら泣き崩れてしまいそうそんな夜にわたしはひとりでハンバーガーを頬張るひとりでたべるくらいなら食べても食べなくてもいいやなんて思いながらもお腹はへるし寂しい思いに任せるとわたしじゃなくなるからでも無理に強がったのをわたしだといっていい?ちっぽけなことなにを勝手に傷ついてるのか誰かそばにいてほしいと願うのはにんげんの必然ひたすらに食べたこの満腹感
2021年11月20日 09:58
名前を、忘れてしまった人もいるしふと見えた誓いが、くすんでみえる時もある今年の冬は、ヘンな缶飲料が増えたし去年とは違う雰囲気のコートが流行ってるどこかで会ったような気がする夢の中だったのかもしれない空気を揺らさない限りは靴を脱いでも、敷居を跨ぐことはできないからそれでも時たま顳顬あたりがピンと刺激され繋がるはずもなかった糸を一瞬で手繰り寄せあうことがある目覚めて街を歩
2021年9月30日 00:41
伝わらない気持ちは悲しいけれどどんなに馬鹿にされてもあなたを、すきでいる。 #poem #essay #詩 #エッセイ
2021年9月29日 00:45
大切な大切な万年筆は素敵な言葉を綴るためだけに使いたかったのだけれど毎日をともにするのだから酸いも甘いもどうやったって伝わってしまうものよね #poem #essay #詩 #エッセイ
2021年9月9日 20:55
なみだって、溜まってくものなんだ。昨日は逆転した立場を大人になって受け入れるしかなくてぐっと堪えて今日は悔しくてももう大人なんだからって胸を叩き叩き飲み込んで笑ったら気分が変わってどっかへ行くんだと思ってたけど笑いながら扉を閉じたらなみだがとまらない、とまらないもうだめだ、今日はだめだ、喉から息を吐きながらそう思う自分とそうやって泣け泣け、
2021年9月2日 23:15
あなたがみて美しいと思ったことをしんじてねあこがれた先に裏切りと出あうかもしれないでも全部ほんとだよ全部ほんとうなんだようそだとしって信じるときそれは期待かもしれないし保身かもしれないしただの意地かもしれないまとめて全て受け入れたいそんなのは、結局やっぱり綺麗事か。耳をふさいで逃げちゃえきらいになるくらいならわたしの心はまっすぐなの、これまでだっ
2021年8月21日 22:53
長い一日だった。他人の人生には目もくれずただ、人に無関心というわけではなくそういう人間になれたらとそれが第一線を生きることだとそれでも好きが交錯して好きに振り回されて憧れが本物になりそうで怖くて利き難いブレーキを必死にかけたり閉じて閉じて、何でもないふりをしたり。そんなことしなくたって平凡でも私は誰かの生きがいだしそれが商売で繋がれた縁だとしてもすべてに