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#ひとすじ
「アイヌ文化のおかげでお客さんがくる。こんなありがたい商売はない。」
2024年3月下旬。都内は少し春の陽気を感じ始めたタイミングで釧路へ。
想像より雪がない釧路駅からバスに揺られること約2時間。真っ白になった阿寒湖を横目に、アイヌの村を意味する「アイヌコタン」に到着した。
「アイヌコタンにお越しの皆様へご案内します〜」という女性のアナウンス声やアイヌの楽器であるムックリの音が乾いた空気に響き、雪がしんしんと降り続ける、そんな場所だ。
今回はお店を始めて51年、
「牧場を守るためには、攻め続けないかん」二人三脚で探り当てたチーズづくり
神戸の閑静な住宅街を抜けてすぐの場所に弓削(ゆげ)牧場はある。
牛舎だけでなく、チーズ工房、チーズハウス「ヤルゴイ」、バイオガス施設、畑など多種多様な施設が集まった牧場だ。
今回お話を伺ったのは、弓削 忠生さん・和子さんご夫妻。
「牧場を守るために攻め続けないかん。」
今でこそ、高級ホテルや百貨店でも取り扱われているチーズを製造しているが、弓削牧場の初代である吉道さん亡き後、牧場の存続のために
「りんごは自分の子ども。」やさしい味の秘密とは?
宮城県気仙沼市。
カツオやサメの水揚げが日本一、昔から漁業のまちとして知られています。
漁港から車で20分弱、太平洋に面した唐桑半島には、58年前は麦畑だった場所に、100本の木を植えたりんご農家があります。
宮城県の農林水産大臣賞を3回も受賞したりんごを作っているのは、戸羽貫の千葉貫三さん、89才。
「長年りんご農家をやっていると、りんごの気持ちがわかるようになる」と語る大ベテランに、なぜ
山奥に植物園を。「夢を見ながら終わる人生は幸せである」 信念をこめた地域づくり
徳島県神山町にある四国山岳植物園「岳人の森」(がくじんのもり。)
四季色とりどりの草花を鑑賞できる山の植物園でありながら、オートキャンプ場やレストランも併設されています。
23歳で、何もない岩山で「岳人の森」を開発し始めたのが、山田勲さん。「こんなところに人が来るわけない」と地域の人や友人、家族にさえも期待されていなかったと言います。
植物を植えて順調にいっていても、ある時急に枯れてしまうこと