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ジンとチラーとタニマギー

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「カネと顔と大っきい●●…」 ××がピクリと反応した言葉をどうぞ。 (新聞、雑誌、小説、エッセー、映画、ドラマなどから拾いました)
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#気になる本

今、沖縄で自衛隊の基地が増えていますが、それが備えになって…安心したとして、基地の増強が他国からどう見られるのか。それが戦争の口実を与える危険性も考えた方がいいですよね。
※7/82024、週プレ「前川仁之『平和道』/平和志向ガチ勢の人類史をたどり直す」

国連機関がアイヌとともに「琉球/沖縄の人びと」の先住民族としての権利保障を勧告しても政府が拒否しているのは、基地を置けなくなるからでは…沖縄を踏みつけにしているのは誰?
※6/22/2024、東京新聞「沖縄について私たちが知っておきたいこと」書評

ジャズ評論家の平岡正明はわたしに向かって、ジャズというのは睾丸を握ったあとの掌に籠っている臭いのことだと喝破した…
※「ハイスクール1968」(四方田犬彦、新潮文庫、2004)

https://note.com/minamihanashima/n/n740474e31a3c

黒本はレーニン主義(アカ)だが、赤本はアナキズム(クロ)だ、「逆じゃないの?」と気づくかも。そうなれば平岡正明入門の第一歩を踏みだせる。
※5/25/2024、東京新聞読書面「平岡正明著作集 上下(月曜社)書評」

バカ老人とはそのバカ日本人のなれの果てである。つまりバカ老人は若い頃からバカだったのだね。
※「バカ老人たちよ!」(勢古浩爾、夕日新書)
https://www.yuhishobo.com

男は絶望的に女の過去に弱いし、比較に弱い。
(「花折」花村萬月、集英社文庫、2018)

「僕らは会社員と思ったらダメだということなんですよ。『上がおかしいことを言ったと思ったら歯向かえ』と」
※5/18/2024、東京新聞<書評>『外岡秀俊という新聞記者がいた』及川智洋 著
https://www.tokyo-np.co.jp/article/327865

「抱っこし放題」って言われてもね…抱っこって重いんですよ…暑いんですよ…寝ると倍の重さ暑さ。いっぺん1日5時間米袋でも抱いてみろ。※米袋は泣かないからラクだよ‼︎
※5/15/2024、東京新聞連載「しあわせ最前線」(瀧波ユカリ氏)より
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316681?rct=womensday

アブドゥルラザク・グルナの『楽園』は、手にした瞬間、自分の知らないアフリカに思い切り揺さぶられる予感がした…グルナは、自分が作品を書くことは制圧者により乱暴に要約されてきた「我々の複雑で小さな世界」を再構築する営みだと語る。
※2/27/2024、東京新聞夕刊「海外文学の森」

「諦めるのは政府の思うつぼ」(「試された地方自治 原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年」筆者・山秋真さん)
※3/6/2024、東京新聞より
https://www.tokyo-np.co.jp/article/313324

「ハイファに戻って/太陽の男たち」(河出書房新社):
作家のガッサーン・カナファーニーは72年に暗殺された。現在でもパレスチナではユダヤ人の入植が続く。入植といっても武力を伴う強奪だ。世界はその蛮行を黙認してきた。
※2/28/2024、東京新聞夕刊「大波小波」

マダムたちのルームシェア:
この漫画との出合いは昨年、会社帰りに寄った駅ビル内の書店。女性客が走って来る…女性客はこの本をつかんで速攻でレジへ。「こんなに求められるってどんな本?」と記憶した。
※1/26/2024、東京新聞「読書」
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001852/

父親からは「おまえは将来、竹村健一みたいな、自分では何も生まないのに他人を批判してばかりいる大人になるに違いない」と予言されたりもしたんですが、まあまあ当たっているのが笑えます。
※12/4/2023、東京新聞「何でも書いていいってさ 豊崎由美」

「昭和日本のいちばん悪いところを復権させようとしている」(半藤一利氏、自民党改憲草案について)
※吉田敏浩氏「昭和史からの継承 松本清張と半藤一利」(毎日新聞出版)