見出し画像

上海で再びロックダウン危機。上海市民は大激怒。

6/10 政府の指示により上海市の半分相当の1400万人に向けて大規模なPCR検査が実施されました。
上海市民は大きく反発。

前回3月末~5月末まで2ヶ月間も家に缶詰だった経験はトラウマや怒りを生み上海は今混乱を極めています。

なんと強制PCR検査によりバリケード・フェンスなどが敷かれたのです。
前回のロックダウンのトラウマからか市民は隔離姿勢へのクレームが続出しました。

前回突然町へ出ることはおろか、家からも出られない状態にされてしまった上海市民。
そりゃ反発も起きますよね。

現地の日本人記者も自分の状況を日本に伝えてくれましたが、大事に取っておいた冷蔵庫のわずかなサラミがなくなる寸前まで追い込まれタンパク質不足になりかけていました。
というよりも準備が間に合わず栄養不足になったり餓死した市民まで出たので異常ともいえる強硬な政策ですよね。

当たり前ですが日本も万が一にも共産党が与党になり社会主義・共産主義が定着すればこうなります。

(上海市民)「もし前回のようなロックダウンが再び行われたら私は嫌です。(封鎖されれば)私は必ずそのフェンスを張り倒します。」

(住民)「政府は1万人を拘束することはできるが、100万人を拘束することはできない。」

動画の中のセリフだけでもどれだけ上海市民の怒りや失望が深かったかが伺えます。
6/1のロックダウン解除時には花火が上がり、ビアガーデンでビールを飲み、勢いづいた市民が爆竹を投げ街路樹が炎上し、床屋は外に施術代を持っていって外でお客様に散髪をしていました。

居住区内で感染が確認されたらその建物は2週間ロックされます。
その危険は自分が感染者でなくともいつ濃厚接触者としてロックされてしまうか分からない状態です。

当然の如く6月の頭同様にこの大規模なPCR検査によりスーパーに買い溜め客が殺到して長蛇の列に。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

中国でのゼロコロナ政策は明らかに度が過ぎていて中国から撤退する企業も増えてきました。
習近平主席への不満は日々高まっています。
秋には党大会という中国の首席(トップ)を決める大統領選挙みたいなものがあります。

秋に向けて中国ではひと悶着どころか荒れることが確定してそうな空気ですね。
不動産バブルも崩壊、ゼロコロナ政策は経済や人民の生活を殺しすぎています。

今後の動きにも注目ですね。

では今回はこんなところでノシ

メルカ

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,634件

#多様性を考える

27,903件

応援頂けると嬉しいです。 毎日書いてもっとスキ・フォローしてもらえるよう頑張ります(*'ω'*)