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オヤノミカタマガジン

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予測不能な社会に生きるわたしたち。過去の経験が通用するか分からない時代に、わたしたちはこどもに何を伝えられるのでしょう。価値観の多様性が認められる世の中で、どんな役割を果たせばい…
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#親子

本当に導かれているのは、わたしたち大人のほうかもしれない。

本当に導かれているのは、わたしたち大人のほうかもしれない。

なぜだろう?

以前のわたしは、誰に言われた訳でもないのに、「努力しなきゃダメ」、「怠けちゃダメ」、「打ち込まなきゃダメ」、そう思って生きていたように思う。

「今を楽しむ」という考え方になかなかならなくて、いつも、「成し遂げるため」、「達成するため」、そんな風に考えて行動していた。

若い頃からそう。

たとえば、スキー場に遊びに行っても、スキーを楽しむよりスキーの上達が目的になっている、とか。

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こどもから教えられたこと。

こどもから教えられたこと。

多様性を受け入れるとは、どういうことなのか?

以前、こどもを叱ってばかりいた時期があった。

行動できる人になってほしい。
努力できる人になってほしい。
流されない人になってほしい。
夢を追いかける人になってほしい。

そう願ってのことだったのだけど、うまくいかなかったのよね。

言ってみれば、こどもを説得し、自分の信じる方向に導こうとばかりしていた、ということ。

たぶん、「自分のほうが人生経

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”たいわ”する身体〜じりつって何だろう?

”たいわ”する身体〜じりつって何だろう?

8月25日(日)に開催した、まちのきょういく委員会「学校では学べないみんなの夏期講習」で、3限目「たいわする身体〜自律へのキソづくり〜」を担当しました。この授業を実施するにあたってのきっかけとなったこと、振り返りをまとめてみました。

子どもとのある日の出来事がきっかけ娘と自転車でよく京都市内を移動するのですが、この移動時間は、ゆずの「夏色」じゃないけれどけっこう2人にとってゆっくりとした時間です

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キャリア教育プログラム〜未来の「○○」になろう!〜

キャリア教育プログラム〜未来の「○○」になろう!〜

子供たちにとって今ある職業は、将来なくなるかもしれないし、また違った姿をしているかもしれない。「ありたい」姿や「職業」としてのイメージが明確にあり、それを心地良いと感じているのか、既存の職業フレームだけで考えないようにすることが非常に大事になりそうです。

細分化されたり、専門化された職業ももちろんありますが、時代に合わせて派生していく職業もあるからです。

未来の職業を自分で描いてみる例えば「歌

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幼児教育からみた子育てについて思うこと

幼児教育からみた子育てについて思うこと

先日、Nagatacho GRiDで開催された「モンテソーリ・レッジョエミリアを知り尽くした研究者が語る 誘導しない子育て 」にオンライン参加をしました。そこでの学びと気づきを少し共有したいなと思っています。

モンテッソーリ教育とレッジョエミリアの教育はみなさんご存知ですか?
非常に良いサイトを見つけましたので共有しますね。ともに株式会社恵学社が運営するWEB教育メディア『StudyHacker

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