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エッセイ

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2020年7月の記事一覧

エッセイ 疲労困憊にてございました

エッセイ 疲労困憊にてございました

今日は大学の師から、古文書合宿が来年の2月に延期になるというメールが届き、ひどくがっかりした。最近の私は、ひどく精神を摩滅しているため、この状況を打破すべく、古文書合宿に参加して根性を叩き直そうと思ったが、あいにく水疱に帰した。

鬱積した過剰なストレスを解消しようと、午前中は「はいからさんが通る 後編」を鑑賞。
大変見応えあるストーリーであったが、何せ登場人物が皆善人ばかりで、「あっこれアニメだ

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エッセイ 書くほどのものではない

エッセイ 書くほどのものではない

今日は、特筆すべきことはなかった。

昼から図書館に行くも、相変わらず研究に光が見えることなく、喫煙所でプルームテック(電子タバコ)をぷかぷか吹かしていると、オジサンがやってきて、ホンモノのタバコを吸い始めたので、キツい匂いに耐えられなかった私はステコラさっさと逃げるという醜態をさらしてしまった。

夜は湖のほとりに移動し、読書をした。近くにいた女子中学生の子たちの会話が聞こえるので、私はひたすら

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エッセイ ジブリを見る

エッセイ ジブリを見る

今日は午前中から夕方まで図書館にいるも、研究が一向に進まず、唸ってばかりであった。

夜は友人らとご飯を食べた後、ジブリ作品「風の谷のナウシカ」を鑑賞した。

ナウシカの愛らしさといったら、挙げればキリがない。この世がナウシカのような人で溢れていれば、世界平和は未来永劫保たれていただろう。

過剰な資本主義、それがもたらす環境破壊。「ナウシカ」における宮崎駿の当時の問題意識が全面に押し出されていた

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エッセイ 日常を書き記す

エッセイ 日常を書き記す

いきなりではあるが、「書き記す」という表現はおかしいのではなかろうかと思う。
書くか、記すか、どっちか一つでいいはずなのに、何故「書き記す」と表現するのだろう。と考えているうちに、無意義な1日がさらに無意義になりそうなので、自問をやめることにする。

さて、今日は午前中、大学の師からメールを仰せつかったが、返信をなぜか渋る。その後は暗黒な将来を志向し(惰眠を貪る)、午後から図書館に行くも、研究テー

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エッセイ Twitterのアカウントを分ける

エッセイ Twitterのアカウントを分ける

大学に入学すると、私の周りでは、Twitterのアカウントを大学向けと高校までの人たち向けとに分ける傾向が見られました。

「はて、なぜそんなことをわざわざするのかね?」

と常々疑問に思っていたので、友人に聞いてみると、フォロワーを整理するためと言っていました。

私は整理するほどフォロワーがいなかったので、大学に入学してからもTwitterのアカウントはそれまでのモノを使っていました。しかしあ

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エッセイ 芥川龍之介風の不安に駆られる

エッセイ 芥川龍之介風の不安に駆られる

ここのところ、私は芥川龍之介風の不安に駆られて、しわ少なき脳みそで己の人生の生末を思案していた。しかし、そんなことをしても、意味がないことにすぐ気づいたので、とりあえず本を読むことにした。

「資本主義の終わりか、人間の終焉か?」—厳かなタイトルに見えるが、なかなか勉強になったと感じている。

しかし、不安は拭えない。なぜなら、私の不安に比べて、スケールが大きすぎるからである。悪化した精神衛生状態

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エッセイ 迷探偵2次方程式コナンくん

エッセイ 迷探偵2次方程式コナンくん

そもそも、なぜ私はタイピングがここまでして下手なのだろうか。
何が私を下手にさせたのだろうか。

パソコンが悪いのか?
私が悪いのか?

「解はいつも2つ!」
ここで、2次方程式コナン君が登場した。
「えーとね、それはね、パソコンの老朽化とキミのヘタレ、以上だよ」

世間知らずな紺色ブレザー野郎がそのまま去っていこうとしたので、私は呼び止めた。
「いや、ちょっと待て」
続けて言った。
「確かに、そ

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エッセイ 夜の世界に浸る

エッセイ 夜の世界に浸る

昨日の夜から私は、怪しげな地元の友人(すでに社会人)と酒宴を開き、麦酒(ビール)をたらふく飲んで(お酒は大変弱い)、大層ご満悦であったそうだ。

柿の種わさび味と麦酒「本麒麟」というのは、本当に恐ろしいモノで、世界征服した心地にさせてくれる。また、私が最近疲れているという話をすると、怪しげな友人Aが「吸うか?」とタバコを一本差し出してくれた。

多少咳き込みながらも、久方ぶりに吸った煙の味は大人世

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エッセイ もはやエッセイではない

今日は頭痛に悩まされた一日であった。

なぜなら、レジュメ作成という有意義なことをしていたからである。

体内が「味の素 冷凍ギョーザ」「森見登美彦の小説」「刹那的快楽」「砂ぎも」「下半身資本論及び全日本無益協会の原稿作り」で構成されている無益学の第一人者たる吾輩が、レジュメ作成などという有益なことをしていれば、体調が悪化するのは当然というほかない。

これから夜は、ベーシスト氏と「妄想的力学の応

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エッセイ   温泉に浸かる

エッセイ 温泉に浸かる

今日は、午前中、刹那的快楽を味わい、午後からは大学の図書館に行き、レジュメを作成していた。夕方からは地元のおじいちゃんらと、仲良く温泉に浸かり、風呂上がりのコーヒーを堪能して、今に至る。

今日の大学はやたらと人が多く、三密空間はどこか遠くへ消えてしまったかと思った。

それにしても、同じような髪型をして、同じようなリュックサックを背負って、同じような顔をした新入生グループを見る度にゲンナリする気

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エッセイ  ガストにて瞑想(迷走)する

エッセイ ガストにて瞑想(迷走)する

今日は午前中、体が重く、うじうじしていたが、午後からはパソコンに向かって作業をしていたつもりである。

昨日は人生で影響を与えるか与えないのか、よく分からないイベントがあり、その後クタクタのままアルバイトをこなし、そこでミスをしてしまったので、さらにクタクタとなった。その疲れが今日の朝までのしかかっていたのだろう。

現在、私は家に居ても妙に落ち着かなかったため、大学近くのファミレス「ガスト」にて

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エッセイ 気力の減退

エッセイ 気力の減退

今日は、午前中は惰眠を貪り、午後からファミレス「ジョイフル」でレジュメ作成をこなし、夕方からは好きな散歩スポットとして某運動公園をブラブラしていた。

改めて芝生というモノの素晴らしさに気付かされる。淀みのない緑一色の道を渡り歩く時、脳内を巡る悪辣した思考は沈静し、正常な状態へと戻してくれる。誠にありがたい。こういう時間が今後あるのかどうか分からないが、どうせならあってほしいと思う。
我ながら、隠

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エッセイ 部活とカーストセンサー

エッセイ 部活とカーストセンサー

今日は朝から健康診断をして、低血圧ですねえと言われ、自身の健康を心配し、昼からはパソコンで作業をこなしつつ、夕方からはスーパーのフードコートで本を読んでいた。

180円のポテトをぽりぽり食べながら、フードコートで勉強する高校生を懐かしい目で眺めていた。

本当は勉強目的でフードコートを利用してはいけないのだが、そこは多目に見てもらえる風潮が全体としてやんわりあるので、誰も注意しない。

そんな中

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