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エッセイ 気力の減退

今日は、午前中は惰眠を貪り、午後からファミレス「ジョイフル」でレジュメ作成をこなし、夕方からは好きな散歩スポットとして某運動公園をブラブラしていた。

改めて芝生というモノの素晴らしさに気付かされる。淀みのない緑一色の道を渡り歩く時、脳内を巡る悪辣した思考は沈静し、正常な状態へと戻してくれる。誠にありがたい。こういう時間が今後あるのかどうか分からないが、どうせならあってほしいと思う。
我ながら、隠居したジジイみたいなことを言っている。

その後は、綺麗な海が眺める漁港のそばのベンチに移動し、ドストエフスキー先輩の「罪と罰」を読もうとしたが、蚊の大群がたいして美味しくない我が血を吸いに来るので、帰参した。

やはり、このところ、気分が落ち着かない。友人らと会って話をすれば晴れるかもしれないが、人と会うことすら億劫になることもしばしばある。

「自分だけで悩みを抱えないで」とはよく言われるものだが、1人で悶々とする日々も大切だと思う。そういう時間を無駄と言う人とは、おそらくこれからの人生において馬が合うことはないだろう。

そして、そのようなどうしようもない感情を何とか自分の言葉で言語化して、何かしらの行動につながればベストであるが、果たしてそんな日はいつやってくるのだろうか。途方に暮れる。

ムツカシイ。
そして、今でもこう思う。

考える前に行動するーービジネス書なんかで出てくるこの文言。

「非常に苦手だなぁ」

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