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【心理学】人は脳の疲労に自分で気づくことはできない

人間は走れば走るほど息が切れて疲弊するのと同じように、脳も考えれば考えるほど糖の生産が供給に追いつかなくなり疲弊します。


昨日の記事では決断が早い人の方が得をするのは、脳も体と同じように体力があるからです。

人は走ったら息が切れて疲れるように、脳も考えれば考えるほど疲れます。

だから決断が遅い人間は非効率的だと言うことをお話ししました。


昨日の記事↓


と言うことで本日は、なぜ人間は自分で脳の疲労に気がつくことができないのかと言うことをお話ししていこうと思います。



心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。



やろうと思えば仕事って永遠にできますよね


突然ですが読者の皆様に質問です。


はっきり言って仕事って、別に体力が尽きるまでなら永遠にできると思いませんか?


これは昨日の記事でも書きましたが、仕事をし始めて1時間経とうが2時間経とうが3時間経とうが、集中していれば別に辛いなんて思いませんよね。

僕自身も、仕事とか読書とかこうやって記事を書いたりする時は何を言われても聞こえないし周りの何も見えていないぐらい集中するので「あ、気づいたら4時間経ってた」なんてことはザラにあります。

まひろの記事を読んでくださっている方も、こうしてまひろの心理学の記事を読んでくださっている通り、凡人より仕事へのモチベーションはかなり高い方の方だと思いますし、経営者の方が割合的に多く読んでくださっているので、仕事の時にそんな経験をされた方は比較的多いと思います。

別に集中していれば休憩なんかいらないですよね。


サラリーマンとか学生を見ていると思いません?


「なんであいつらあんなに休憩する必要があるんだよ」って。

僕もそう思います。本気で集中していたらそもそも時間や休憩のことなんて頭によぎりませんから。むしろ休憩という存在事態が仕事のパフォーマンスを落とすのではないかと思いたくなりますよね。


でもね、これはデータでわかっていることなのですが人間っていくら自分が集中できていると思っていても、集中力は90分を境に大きく低下していくんですよね。だから「みんなよくあんなに休憩を取れるな」なんて思っている方も多いかもしれませんが、実はあれって仕事のパフォーマンスを上げるために脳科学的な観点から見ると結構重要なんですよね。

そして昨日の記事でも書きましたが、脳の集中力はまだ90分とか長く持つのですが、注意力になると8秒しか人間は持続できないから、決断が遅い人は思考力が落ちたままずっと考えていると言うことですから効率は当然悪くなる。


しかしこんなことはまひろは過去にこれでもかと言うほど言ってきたので、多分もうわかりきってらっしゃる方が多いと思います。

でもわかりきっていても、これに関してはできない人が多いんですよね。


なぜかと言うと、人は自分で脳の疲労に気がつくことができないからです。



人間は自分で脳の疲労に気がつけない


と言うことで、ここで昨日の記事に繋がるのですが、人間は自分で脳の疲労に気がつくことはできません。


なぜ自分は思考力・決断力・注意力の低下に気付けないのかというと、脳を司る機能が人間の体にはないからです。


体の異常は脳が察知してくれるので人間はその異常に気づき「疲れたな」「お腹減ったな」「眠たいな」と感じることができます。

例えば走って息が切れている時ってめちゃくちゃしんどいですよね。息は切れてるし、体は疲れているし、筋肉は力が入らないし、もうめちゃくちゃしんどいですよね。

なぜ走った後に疲れたと感じるのかと言うと、脳が体の疲れを検知してくれているからです。

脳が体の疲労や酸素の不足や筋肉のダメージを電気信号として検知してくれるから「あ、今自分は疲れているな」と人は体の疲労に気がつくことができます。

ここら辺は神経学の分野になるので、詳しく話せないのですが体の疲れは体を司っている脳が検知してくれる、ということだけ理解しておいていただければOKです。


しかし脳の異常を察知してくれる機関は人間の体にはありません、なぜなら脳を司る存在が人間にはないからです。

認知症になった人って自分が何を忘れているか気がつきませんよね、脳に腫瘍ができた人は脳が圧迫されて出てくる弊害に自分で気づくことができませんよね、酒で記憶を飛ばす時「今の記憶は残らないな」って気づく人はいませんよね。


それはなぜかというと、人間の体を動かすのが脳であって、脳を動かす機能はないからです。

操り糸は自分を操っている人に起きた異常を観測することができないですよね。それと同じです。


だから、集中力や注意力も時間が経てば経つほど低下してくのですが、これって自分では気がつくことができないんですよね。

だから仕事を始めて1時間経とうが2時間経とうが3時間経とうが別に「あ、脳疲れてんな」なんて人は思いません。ただデータとして取ってみると集中力やパフォーマンスが無意識のうちに落ちていっているだけであって。


だから決断は早い方が効率は良いし、仕事ができる人の多くは休憩なんていらないという意見を持っていらっしゃる方が多いのですが、一概にそうとも言えません。それはなぜかと言うと、人は自分で脳の疲労を自覚することができないからです。

まあだからそんな露骨に休憩を入れても上の方で書きましたが、休憩という存在事態が仕事の邪魔になる可能性があるので、2時間周期ぐらいでアラームとか入れてみると、個人的には割と良きタイミングで休憩を知らせてくれて便利だと思いますよ。


その際の休憩時間の超効率的な使い方はこちらの記事でまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください↓



だから決断に時間をかければかけるほど効率は下がっていくし、おまけに周りの人も自分が決めるまで動けないので合計で考えるととんでもない時間を損しています。

例えば社員が50人いる自分の会社で次の商品をいつ出すのか。という決断を自分が10分考えただけで、他の社員を合わせると550分を会社全体で損していることになります。

決断が遅いとはそういうことで、決断の早さはきちんと結果にも関係しています。


だから僕が普段の記事でもよく言っていることがあるのですが


「決断は迅速に合理的に」


という言葉があるのですが、決断はできる限り早く、合理的にできるように努めることが最善の方法であるという意味です。


具体的にどうすればそんな決断をやるのか、明日はついに「合理的即決術」の完結である、決断は具体的にどうすれば良いのかということをお話ししようと思います。


お楽しみに。




本日の雑談「それって、どうなの。」


ということで、本日もくだらない雑談をまひろが話していこうと思うのですが、皆さん生きていて「それって、どうなの?」って思うこと色々ありませんか?


例えば僕がよく思うのは、高めのイタリアンとかフレンチの演出です。

先日、芦屋の高いイタリアンに行ったのですが、こういう店ってまずメニューを出されますよね。

それでコースを決めて、料理が運ばれてきたり、呼び鈴やベルを鳴らして店員を呼んだりすると思うのですが、このイタリアンはちょっと違いました。


まずコースを決めると、店員がps4ぐらいの紐でくくられたでっかい黒い箱を持って入ってきたんですよね。なんか良く見ると箱から白い煙が出ているし、何が入ってんねやろとか思ったりしていると、店員が僕に

「お客様、箱を開けて下さい」

って言ったんですよ。

(なんの料理やろ?)

と思い開けてみると、まるで浦島太郎の玉手箱みたいに白い煙がモワァーっと上がって

「何これ?燃えてる?」

とか思っていると、だんだん中が見えてきたのですがお花が入っていたんですよ。


まあここまでは、さすがに育ちの悪い僕でも驚きませんよ。そりゃ高級なレストランともなれば座席に白煙カラフル花を添えるぐらいのおしゃれな演出があっても良いでしょう。

なんかそれとなく良い香りがするし、ええ演出やんって思って見て

「綺麗な花ですね。ありがとうございます。」

って言ったんですよね。すると店員が急にドヤ顔で

「お客様、こちらにインターホンがございます。ご用件がある時はこちらをお使いくださいませ。」

って言ってインターホンだけを取り出して、お花の玉手箱は思って帰っちゃったんですよ。


「え、ボケてる?」


って思って、僕は店内が玉手箱からインターホンの説明をする間は終始爆笑していたのですが(育ちの悪い)、それってどうなんですかね?

高めのレストランに行くと、こんな視覚外からのパンチをよくもらって、店側もそんなつもりはないのかもしれませんが、よく笑わせていただきます。(育ちの悪い)


なんかこの前も笑っちゃったのが、どことは言いませんがおしゃれなハイブランドとかも、デザイナーさんのおしゃれが行き過ぎて犬の置物の写真が胸の辺りにちっさくプリントされた服が10万とかしているのを見たのですが、あれも素直に爆笑しました。

まああんまり、こういうのって笑わずに受け止めるのが気品のある大人の嗜みなのかもしれないですが、僕にそれを求めるのは後人生が3回分は足りません。


キャバ嬢とかがそのパーカーを見て「かわい〜」とか言いながら見ているのですが

「いや、10万やで?」

いやまだな、ニットとかTシャツとかが高いのはわかるよ。良い素材使ったり、良いデザイナー使ったりしたらそれぐらいの値段は行くんやろな、知らんけど。

だからまあ5億歩譲って犬の、それも置物の写真がプリントされてるの見て可愛いっていうのはわかるとしましょう。

でもただの犬、それも置物の写真が小さくプリントされただけのパーカが10万やで。値段全然可愛くないやん。

だって置物なんやもん、それってマジでどうなん?


ってまあ金持ちがよく集まるところに行くと僕は思います、もともと育ちが悪いので許して欲しいところなのですが。



それでは、あなたの人生がより豊かになるようにまひろは心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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