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0→1を作れる人は1→10も作れる

と言うことで本日もたわえもない雑談をしていこうと思うのですが、社会に出て必要な能力は”解決”と”創造”の2つであると、僕は考えています。

「今抱えているこの問題はどうすれば良いのか。」

「この目的を達成するためにはどんな方法があるのだろうか。」

「コミュニケーション能力をつけるにはどうすれば良いか。」

「この問題を解決するのに必要なデータは何か。」

「今自分は何をするべきか。」

社会に出るとこういう「答え」がある程度の決まっていたり、全く決まっていない問題を僕達は解くわけで、完全に答えが決まっている問題はありません。


そのうち創造について昨日の記事でお話ししてきました。

創造の仕組み↓


じゃあ今日は何をお話ししていくのかと言うと「解決」についてです。



解決とは


”解決”とは簡単に言えば、目の前にある問題を今あるデータや情報を使ってより効率的に合理的に解くことです。

例えば「最近集客があまり言ってないんだけど、どうしよう。集客するためには何をすれば良いだろう」

って考えた時に

「何が原因で集客が減っているのか。そしてどうやってその原因を解決するのか」

って考えることです。



収束的思考


そしてこうやって、問題を解決するために既存のデータや情報を使って最適解を出そうという思考を収束的思考と言います。まあこれを世間ではロジカルシンキングとか論理的思考とか言うのですが、脳科学ではこんな言葉で表現されていたりします。

じゃあこの収束的思考と拡散的思考はどう言う関係なのでしょうか。



収束敵思考と拡散的思考の関係


そして昨日の”創造”のお話しでは拡散的思考という思考パターンが出てきましたが、この収束的思考拡散的思考はお互いに独立しているわけではありません。

例えば、新しい創造をする人は拡散的思考は強いけど収束的思考はできないってことはないわけです。


例えば、物事を”創造”する時も最初はこの問題を解くにはどうすれば良いのか、どうすれば効率きに合理的に解けるのかってことを考えるわけです。(収束的思考)

そして拡散的思考とはそう考えたアイディアを沢山出すことです。


そして最終的にその複数の中から収束的思考で、どうするのが本当に合理的で効率的なのかってことを考え、その結果答えをだす。これが創造です。


だから何が言いたいのかと言うと”創造”をする人って収束的思考も拡散的思考もどっちもするんですよね。

要するに創造ができる人は最強ってことです。(語彙力)


じゃあ皆さんここで思いますよね、創造性ってどうやったら鍛えられるの?って。


今からその話をしていきますよ!



創造性とは何か


てな感じで、社会に必要な力は”創造”と”解決”で、創造ができる人は最強ってことが昨日の記事から通して読者の皆様にも理解していただけたかと思うのでですが、まだ僕は創造性とは何かと言うことをお話ししていませんよね(早くしろよ)


と言うことで創造性ってなんやねんって事をまず解説すると、これはノースカロライナ大学が50年以上にもわたって創造性について研究してきた結果をまとめた著書「Explaining Creativity」の中で話されていたのですが、人が創造的な発想をするには4つのステップがあると言うことがグハム・ワラスによる「創造性が生まれる4段階」でわかっています。



創造性が生まれる4段階


人が創造的な発想をするには4つのステップがあることがわかっているのですが、ではどのような4つのステップに分かれているのかと言うと

①準備期間:問題の提起・情報収集・解決策立案

②あたため期:問題から一度離れる

③ひらめき期:アハ体験

④検証期:ひらめきの精査


この4つに分かれています。

解説していくと、まず人って世界中にはわからない事だらけなわけで全てを知っている人なんていないので、まずは自分が何の問題を解くかを選ぶわけです。

そうして自分が解くべき問題を見つけた時(問題提起)まずその問題を解くには「どんな情報が必要なのか」「それからどんな解決策が作り出せるか」と言う事を色々一通り考えるわけですよね。


でもその問題の解き方の前例がなかったり、解き方がわからなかったりすると人は一度その問題を解く事を諦めて他のことをするのです。

例えば皆さんも「どうやって集客するか」を考える時、一回考えただけでその答えが一瞬でわからなくて「うーん、わからない。一回休憩するか。後で時間がある時に考えよう」って後回しにして意識的に問題解決をすることを止めた経験はありませんか?

それです。


ですがこの時、実は意識的に考えていなくなっているのですが、潜在的に人は準備期間で考えた問題解決方法を考えていて、その答えが出るのを待つと言うのがあたため期なんですよね。

そして潜在的に考えていた答えがわかる瞬間をひらめきと言います。


まあ人からすれば潜在的に自分が考えていることなんて意識できないし知りようもないので「え、いきなり答えが降ってきた!」とか「神からのお告げだ!」ってなるわけです。

こう言うアハ体験と言われる体験をされた方は多いのではないでしょうか?


そしてそこからは本当にそのひらめきは正しいのか、そのひらめきは合理的で効率的で使えるのかと言うことを精査し、創造が完了します。

この時準備期間でたくさんのアイディアを出していた方が良いと考えられています。

それはひらめき期では準備期で考えられたたくさんのアイディアを元に思考をするので、検証期は準備期で考えたアイディアを1つの通ったものにする期間なので沢山考えられた方が良いってわけです。

このアイディアを沢山考える仕組みは昨日のデフォルト・モード・ネットワークでお話ししましたよね。


と言うことで、明日はこの創造ができる人とできない人は何が違うのかと言うことをお話ししていこうと思いますので、興味がある方はぜひご覧くださいね〜



✔️まとめ


・解決とは収束的思考である

・創造ができる人は収束的思考もできる

・創造的な発想をするには4つの段階がある



それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。


参考文献


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