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2018年5月の記事一覧
どんな時でも楽しめたらいいのにな
閉ざされた空間や、限られたスペースの中でどんな楽しみができるだろうか?
この数日、父の手術の立ち合いのため病院に通っていた。父が入院している大学病院は、すごく広くて、はじめのうちは迷子になりそうで、周りを見渡す余裕はなかった。
しかし、少しすれば、だいたいの位置関係は分かる。一階にはコンビニと、本を貸し出しているスペースも。長期間入院する患者のために美容院がある。二階には受付があり、ド
ながいながい、一日。
「いってらっしゃーい」
軽く手を振りながら、その姿を見送る。緊張を和らげるべくむりやり口元だけでも笑顔をつくる。
いってらっしゃいと、父を見送ったその先は手術室。看護師さんに付き添われた父の姿は自動扉の向こう側に吸い込まれていった。
父の手術は八時間かかると事前に説明があった。
八時間。
普段なら、仕事やら何やらとあっという間に過ぎていく時間だ。けれども、なかなか時計の針は進まない。薄
カネ薫る五月の空にツバメ舞う
五月は何かとお金について考えることが多い。
なぜなら、税金の納付書や通知書などがどしどし届けられるからだ。
五月一日発送の自動車税と固定資産税の納付書を皮切りに、昨日も何やら職場に「税」と書かれた封筒が届いていた。住民税だか、法事税だかの通知書だろう。フリーランスの方だと年金や保険関係の納付書が届いてることだろう。
結婚するまで、私は自動車を所持していなかったので、自動車税というものがあるこ
そのクセ、お粥にして食べちゃおう。
「なくて七癖」ということわざがある。どんな人でも、何かしらのクセががある、というものだ。無くて七癖、有って四十八癖と続くらしい。
四十八癖もあったら、ほとんどクセだらけの人なんじゃないかと心配になる。千鳥のネタじゃあないけれど「クセがすごいぃ」どころの騒ぎじゃない。すべてにおいてクセしかないかもしれない。
私はひとつ、自分で認識しているクセがある。
それは「シャワーのすすぎグセ」だ。
お風呂に入
たかがゴミ捨てだと侮るなかれ。
ようやくだ。ようやく、ここ半年ほど悩み続けていた「古着・古布」を捨てることに成功した。何を大げさに、と思われるかもしれないけれど、私が住まう地域では、厳しめのルールが存在する。
毎月第一・第三木曜日が資源ゴミの回収と設定されている。新聞やチラシ、ダンボールや雑誌など、役目を終えて古紙として捨てられるもの。古着、古布の類い。なぜか白熱灯や小さな金属、例えばフライパンなんかも、このタイミングで捨てる
サバとサーモンが移住の決め手になる可能性について
暮らしていく中で、何を一番に考えるかは本当に人それぞれだ。ただ、普段からそんな話をしていないことが多いため「それを基準にするの?」と、びっくりすることもある。
以前、姉との会話で「日本以外に移住することになるとすれば、どの国が良いか」と話し合ったことがある。
なぜこんな話になったかは定かではない。「日本沈没」という映画のテレビCMを見たことがきっかけだったような気もするし、国際結婚をした人にス
なで肩に対する発見と考察、その発展について。
自分では自覚していなかったことを思わぬ角度からずばりと指摘されて「そうか! そういうことか!」と腑に落ちることが結構あります。今回は「なで肩」についてです。
先日、車の中で待機していたときのこと。駅に向かってパタパタと小走りの女性を見かけました。彼女は、肩にジャケットを掛けていたんです。袖を通すわけじゃなくて、肩にふわりと乗せている状態でした。
「あんな風にジャケットを羽織っていたら、いつの間