朽ちていった命
高校卒業周辺で一番好きだった本です。
おそらく、当時最も共感できた本でもあります。
善良な医療従事者の心の温かさ、医療が決してサイエンスだけではなく、人間味のある対人の仕事でもあり、仕事を超えた人間関係でもある様子が伺えることでしょう。
社会的に旋風を巻き起こしているACP(アドバンスド ケア プランニング)。
要は、様々な場面に置いてどう生きたいかや、どのくらいの医療行為を望み、何は望まないか等も考えさせられるでしょう。
福島原発事故のほんの少し前に起きた東海臨界事故……
誰も、まさか東海臨界事故のほんの少し後に福島原発事故まで起きるなどとは予想していなかったことでしょう。
原発が一歩間違えた時にどうなりうるのか、事故の被害者になるというのがどういう状況と隣合わせなのかもきっと見えることでしょう。(節電しましょ😉🙏🙇)
私は、この本だけが理由ではありませんが、何であっても、人が関われば人的事故は必発だと思っています。
事故は絶対に零にはできないでしょうね……残念ながら。
だからこそ、事故を減らす努力と事故後の速やかで最善の対応を願うばかりです。
このように書くと、なんだか暗い本に思えてしまいますね。
そんなことはありません💦
きっと、人の命を繋ぐ力に溢れた、人の優しさに触れ、涙し、心温まることでしょう。
この本の医療従事者の懸命さと温かさは、決して過去の遠い出来事ではありませんよ。
毎日、病院に勤務し、患者を診ている様々な職種の方々が同じように溢れ出る優しさで患者を救っています。
また、今尚続くコロナ禍 & 熱中症禍において、日々患者のために奮闘しています。
病院で闘っているのは、患者だけではなく、医療従事者も同じかもしれませんよ😉
「朽ちていった命」本当に、世界中の老若男女の必読書です。
ぜひ読んでみてください💕✨🎶
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