#同性愛
作家 浅原ナオトさんを偲ぶ
ゲイ当事者として、普段はサラリーマンをしながら、作家としても活動されていた浅原ナオトさんが、悪性リンパ種のために、38歳という若さで、令和5年7月16日に逝去されました。
浅原ナオトさんはnoteもされていて、入院報告から一カ月足らずで、あっという間だったことが伺えます。
個人的に彼の作品には、とても共感するところが多く、喪失感が深いです。血液系のガンは、いまの時代、抗がん剤で治癒しやすくなっ
同性婚とLGBT理解増進法、当事者不存在の議論
僕自身は同性婚をしたいか
僕はゲイであることを日常で伏せており、一生カミングアウトするつもりはありません。つまり、同性婚をするという選択肢はない。
ただし、仮に大事なパートナーがいて、その彼が交通事故にあってしまったとか、最も側にいて寄り添ってあげたいときに、親族ではないからという理由で病院から面会拒否されれば、どんなに辛いことかと思う。
「同性パートナーシップ証明書」を知ってる方もいるかも
生物としてのゲイの話1
ゲイ遺伝子は存在しない?
2019年にハーバード大学が、医療機関のデータからヒトのゲノム(遺伝子のすべて)を調べたが、同性愛を示す遺伝子は見つからなかったと発表した。しかし、このニュースがとんだ誤解をうむことになる。
湧く同性愛嫌悪者たち
これを受けて、同性愛嫌悪する人たちの中で、ゲイ遺伝子がないのだから、やはり病気だ!治るものだ!と主張し、差別する輩が出てきてしまったという。日本も例外では
生物としてのゲイの話2
環境要因と遺伝子について
同性愛に限らず、遺伝子と環境要因は関与するといわれているが、実のところよくわかっていない。
例えば、全く同じ遺伝子をもつ一卵性双生児(双子で見た目が同じパターン)が、別々の人間に引き取られて、全く違う環境で育てられたとする。すると、性格や考え方はまったく異なる2人になるので、いわゆる心因性の部分(内向的とか外向的とか)は、環境要因で決まるのではないかというものだ。