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哲学や宗教思想

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2023年9月の記事一覧

人の不幸を喜ぶ人は自分の過去の不幸を呼ぶ。

人の不幸を喜ぶ人は自分の過去の不幸を呼ぶ。

「私のことを考える、ということはすべての人のことを考えるということと同義語です」
アシュタールさんが語る素晴らしい真理です。

考えます。

人の不幸を喜ぶ人は自分の不幸を喜ぶ(呼ぶ)。
人の不幸を悲しむ人は自分の不幸を悲しむ(呼ぶ)。

また、
人の幸せを喜ぶ人は自分の幸せを喜ぶ(呼ぶ)。
自分の幸せを喜ぶ人は人の幸せを喜ぶ(呼ぶ)。

そして、
自分の不幸を受け入れる人は、人の不幸を受け入れる

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人生から問われている「夜と霧」。 強制収容所から見える妻の姿

人生から問われている「夜と霧」。 強制収容所から見える妻の姿

カントの記事の中でチラッと出した、フランクルの「夜と霧」について気になりまして、今となって考え直してみます。

ナチスによるユダヤ人強制収容所から偶然に生還したヴィクトール・フランクル。収容所での絶望的な環境の中、ユダヤ人たちが何を見い出したか、人生とは何かを問う内容です。
だいぶ前に読んだので、中身の描写は忘れましたが、肝心の部分がずっと気になって記憶に残ってます。

極限状況下において、絶望

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理性と合理性の違いとカントのチャネリング如何

理性と合理性の違いとカントのチャネリング如何

近代哲学の基盤と言われる哲学者のカント。
そして最も難解である「純粋理性批判」。
この2行だけでもう読みたくないと、去ろうとする人、ちょっとお待ちください。
なかなかスピリチュアルというか、量子力学というか、チャネリング情報というか、18世紀の人も結構いろいろ共通するところあるなぁと感じる部分があります。

カントの純粋理性批判は何なのか、学生の頃、友人と話したことを思い出しました。
その友人は、

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5次元情報からの支配と限界

5次元情報からの支配と限界

私は古代や宗教の考察を書いたりしてますが、今のところ人間情報を材料に書いてます。
今回、少々5次元情報からの視点を加えてみたいと思います。

大陸から渡ってきたナーガ(半身蛇族)が日本の支配層に影響を与えたと言われます。
そういう痕跡もいたるところにあります。
宇賀神という像があり、人頭蛇身で、とぐろ体に頭が老翁や女性であったりいろいろあります。
ナーガ→ナガ→ヌガ→うが、で宇賀の神かなと。
仏教

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所有が生まれ、神が育って、移動した。

所有が生まれ、神が育って、移動した。

狩猟採集は平等でした。
得た食べ物は、村に持ち帰り、村人で平等に分けました。
ただ不安定でした。自然の恵みは取れる量もランダムで保存もできません。

農耕民は安定しました。
耕作面積に対して、予想できる収穫量になり、保存できることで生活のリズムも生まれました。
ただ所有の概念が生まれて、保存する貯蔵量や所有する耕作面積など格差が生まれました。
所有するから主従関係が生まれ、奪い合う戦争が生まれまし

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