2023年9月の記事一覧
人生から問われている「夜と霧」。 強制収容所から見える妻の姿
カントの記事の中でチラッと出した、フランクルの「夜と霧」について気になりまして、今となって考え直してみます。
ナチスによるユダヤ人強制収容所から偶然に生還したヴィクトール・フランクル。収容所での絶望的な環境の中、ユダヤ人たちが何を見い出したか、人生とは何かを問う内容です。
だいぶ前に読んだので、中身の描写は忘れましたが、肝心の部分がずっと気になって記憶に残ってます。
極限状況下において、絶望
所有が生まれ、神が育って、移動した。
狩猟採集は平等でした。
得た食べ物は、村に持ち帰り、村人で平等に分けました。
ただ不安定でした。自然の恵みは取れる量もランダムで保存もできません。
農耕民は安定しました。
耕作面積に対して、予想できる収穫量になり、保存できることで生活のリズムも生まれました。
ただ所有の概念が生まれて、保存する貯蔵量や所有する耕作面積など格差が生まれました。
所有するから主従関係が生まれ、奪い合う戦争が生まれまし