記事一覧
どうして僕はこんなところに
季節はもう夏。
昨年までと比べても、時の過ぎゆくのが異様に早く感じられる。
今までは、なんとなく時間が経つのが早いな、と漠然と、過ぎてから感じていたが、今年に入ってからは、日々実感として知覚できている感じだ。
車の運転で言えば、毎日高速道路を結構なスピードで飛ばしている感じだろうか。
だからか、今年はこれをやらなければ、秋までにはこれを成し遂げよう、などと考え、計画していたことがいくつかあるのだが
マルクス・ガブリエル「殺し合う敵と対話するには、殺す意図を持たずに受容するしかない」
哲学者、マルクス・ガブリエルの「わかりあえない他者と生きる」の一部を再編した原稿を読んだ。彼の著書は以前にも読んでいたし、テレビでも彼の意見を聞く機会が何度かあり、とても優れた若手の学者だという認識だったが、この最新の記事では、その見方に揺らぎが出てきた部分がある。そのへんのことを少し書いてみたい。
確かに現代社会では、SNSの発達などもあって、理性的に冷静に話し合う土壌が失われつつあるのかと思
まるで世界はウクライナ一色のように
ウクライナにロシア軍が侵攻してから、ニュースはいつもウクライナのことがトップ。新聞も、そしてSNSでも、ウクライナのことがほとんど。これはいったいどうしたことなのだろう。
政治的に、道義的に、あるいは根源的に、どちらが良いか悪いか。どちらが悪でどちらが正義か。
そんなことには、わたしはあまり関心はない。
侵攻したロシア軍が悪いに決まっている。プーチンが悪い。そう決めつける人が多いのだろう。
人の死に想う 2 死とは何なのか
先日、パートナーの母が亡くなったことは先にも書いたが、その死に接して思うこともあったので、少し書いてみたい。
そもそも、これほどの急な死を想定していなかったので、今でも信じられない思いが消えない。亡くなってから2週間近く経つのだが、以前のように部屋で椅子に座ってにっこりと微笑んでいるか、ベッドで眠っているか、そんな姿があるのではないかと、そんな気がして、部屋を見てしまうのだ。そして、片づけられた
2022にやるべきこと
長い間放置してある文章に手を入れる。
加筆修正したうえで、出版まで持って行けたらいい。納得いくところまで仕上げて、自分で本の形にするのが最適か。
内容からいって、出版社から出すのは難しいと思う。
理由は、多くの人に理解してもらえないだろうから。
内容は、ドキュメンタリー的でありながら、自分の内的世界、心情、そこで起きていることを感覚として捉え、それの意味を自分なりに言語化したり、感じたことを綴った
カフェは本来革命的な場である
カフェ好きな人は多いだろう。
日常のちょっとした隙間時間にカフェに立ち寄り、好きなドリンクを飲みながら、読書したり、友人と語りあったり、最近は仕事をすることもあるかもしれないし、また休息の時間として過ごす人もいるだろう。いずれにしても、カフェで過ごす時間というのは、多くの人にとっては、リラックスできる時間だったり、しばし休める時間だったりするのだろうか。
また最近では、カフェで食事をメインに取る
DUNE 砂の惑星(映画)のイスラーム性など
40年ほど前に始めて原作を読み、その世界に引きこまれていたわたしにとって、これは待望の映画だった。原作は、今回の映画の基にもなっている「DUNE 砂の惑星」以降も、「砂丘の子どもたち、」「砂漠の神皇帝」「砂漠の救世主」などなど・・・・と、延々と続く壮大な未来叙事詩なのだが、それらを全部読み、また著者フランク・ハーバートの息子ブライアンが父親の構想を引き継いだ「公家アトレイデス」「公家ハルコンネン」
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