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【雑記集】※いたって個人の感想です。

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雑記・随筆も、書くのが楽しいですね。いや、雑記や随筆こそ、書くのが一番楽しいかもしれません。 そしてこの誰に宛てているわけでもない文章が、漂流して、まったく見知らぬ(かもしれない…
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#雑記

空くらい見上げたらいいのだ

空くらい見上げたらいいのだ

蒸発して水蒸気になった水が、
空へ還っていくように。

かたちのないものは皆、
空へ還っていくような気もする。

いつでもそこにあるのだから、
時々は、
空くらい見上げたらいいのだと思う。

自分もいつか、
かたちがなくなり
重さもなくなったらなら、
重力も働かないだろうから、
空へと還れるのかもしれない。

あんな美しい場所に
最期は還れるのなら、
なんて幸せなことだろう。
なんて救いのあること

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書こうと思っていたのに忘れる(笑)

書こうと思っていたのに忘れる(笑)

ま、待ってくれ!
びっくりしてしまう。

ついさっきまで「これについて書こう」と思っていたことがあったのに。
――忘れちゃったよ!!!(「これ」って何だったっけ!?笑)

そして以前にも同じようなことがあって、たぶんそれもまた、その後に思い出せてはいない。

まあ、忘れちゃうようなことだからいいのか?とも思うんだけど、それにしても、思い浮かんだそのことは、いったいどこへ消えてしまったんだろう?と、

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「自分に酔う」

「自分に酔う」

「自分に酔う」というと、どちらかというと悪いイメージでとらえられることも多い言葉かと思うが、それで誰かを傷つけているわけでもないなら、そんな時が人にはあったっていいだろう、と、私は思う。

「自分に酔う」視点がそこに微塵もなければ、例えば、恋愛ソングなんか書けないのではないだろうか。

「自分に酔う」が、日々の中における「心の潤滑油」になっていることだって多い気がするから、私はこのすべてを否定的に

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「ニセモノ世界」と風通し

「ニセモノ世界」と風通し

昨日の記事↓の、続きというか書き足しです。

ここからもう少しだけ続けてみたいと思うが。

「自分の感じているものが絶対」っていうのは、はっきりいって「ラク」だし「安心」なのである。
何故なら、「自分にはよくわからない感覚」というのは、不安をもたらすものでもあるから、である。

だからそのように「自分の感覚だけ信じろ」というのは、不安になりやすい人には良い側面もあるのかもしれない。

しかし、私個

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「勉強」について

「勉強」について

「何故勉強をしなければならないか?」
「将来何の役に立つのか?」

この問いへの答えは、人によって、
あったり、なかったり、
あったとしても様々なものだろうと思う。

私も、私なりの答えは持ち合わせている。

が、それは「私の答え」であり、
その勉強をする当事者の答えではない。
(たまたま近いとか同じということはあり得るけれども。)

「勉強をする目的」は、人の数だけあっていい。
(だから様々な科

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いや、子供の頃、世界は広かったんだよ

いや、子供の頃、世界は広かったんだよ

※カバー写真は、つい最近の旅先での線路の写真なので、
今回の記事のエピソードとは関係ありません。

いや、子供の頃って、
行動範囲は確かに今より極めて狭かったが、
しかし、その狭い範囲の世界が、
感覚の中で途轍もなく「広い世界」だったのである。

皆さんは、
「家に帰れないかもしれない」と
思ったことはあるだろうか。

私はあります。
――それも、家の最寄り駅を乗り過ごしてただ
「隣駅」まで行って

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「人のために尽くそう」なんて気がサラサラないなら「一人で生きていく」と決めてしまうがいい

「人のために尽くそう」なんて気がサラサラないなら「一人で生きていく」と決めてしまうがいい

そうなのである。

所詮私は、
「自分の時間はすべて自分のために使いたい」し、
「自分が一番大事」で「自分が一番愛おしい」のである。
――いい年したオッサンが気味悪いでしょうが、(笑)
たぶんこれが真実なのである。

実の子でもいれば、
または伴侶でもいれば、
まだちょっとは違ったのかもしれないが。
――でもまあ現実にいないわけだから。

「そういう現実にいる自分」は、
今のところ、タイトルで述べ

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「有限」実行

「有限」実行

「不言実行」から「有言実行」ときて、
で、今度はまた、個人的に勝手に、
「『有限』実行」
なんて言葉を作ってみたんだが。
……ここまでくると元の言葉がなんだかわからなくなりますよね。(笑)

さて、そんな
「有限」実行とは?なのであるが、
(さて、何のつもりだ?って話なのであるが、笑)
一人の人間の持つ時間も体力も
絶対的に「有限である」ということを踏まえた上で、
何事も実行していきたいものだ、と

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空は空色、風は風色、夏の花は夏の色

空は空色、風は風色、夏の花は夏の色

街なかにいても、
梅雨の晴れ間というのは
気持ちがいいものだが。

どうせなら、
「もっと気持ちよさそうな場所」に行ったほうが、
その気持ち良さは倍増する。

清々しさ、倍増計画である。(笑)

飛び込めそうに広大な空を、
泳げそうに豊かな草原を、
さながら風となり、振り仰ぎながら、
歩いて進むと、
自分という人間すらも翻って、
透明になっていくかのような気もするのが不思議だ。
――気のせいでいい

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「言葉にしないままの言葉」-noteに書くことを禁じられたら-

「言葉にしないままの言葉」-noteに書くことを禁じられたら-

noteに書くことを今禁じられたら、
ちょっとつらいだろうなあ。
――SNS依存と言われればそれまでだが。(笑)

今こうして毎日何かしらを書くようにしてみると
(以前はだいたい週1,2回ペースでしたかね?)、
こうしてここに書くことが
一つの「流れ」みたいになっているので、
それを急に堰き止められたらどうしよう?
というようなそれは感覚なのである。

「日々言葉にしてみる」というのは、
思った以

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「扱いづらいが鋭く尖ったもの」

「扱いづらいが鋭く尖ったもの」

「器用」になって、とりこぼしたものがある気がする。

鳥居みゆきさんって、自分、昔から何か好きなんだけど、
この文春のインタビュー記事がまたよかった。

一部抜粋↓

大人になるにつれて、自分の場合も、
「生きづらさ」は減ってきている、とは思う。
――それはそれで良いことなんだけれど。

「迎合上手」になる、つまり、
比較的何でも受け入れられるようになる、ということは、
確かにどこか「鈍く」なって

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「誰からも好かれよう」とはしなくなった

「誰からも好かれよう」とはしなくなった

誰からも愛される人は実際いる。

しかしそれは、
狙ってできるものではない。
――はい、そうです、
少なくとも自分は、
そういうタイプではないのかもしれないです。
(いい加減そろそろ気づいていました。笑)

いや、誰にも別に嫌われたいわけではないけれど、
でも、
「ありとあらゆる人に、どうしても嫌われないように」なんてすると、
自分の場合あるいは、
そういった性質を「利用しよう」などとする人間が

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「蛮行」と「狂気」

「蛮行」と「狂気」

他人が繰り広げる「蛮行」を見ていると、
(この世のいろんな場所でいろんな形で
行われておりますな、相も変わらず。)
ほとほとこの世の中が厭になるのであるが、
しかし、それもまた間違いなく
人によって作り出されている「人の世」の側面である。

例えば、
他人の「狂気」みたいなものに直面し続けた時、
やはり人はどうしたってシンクロしてしまう部分がある。
――あるいは戦時下で行われる「蛮行」然り、
「何

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「オリジナル世界」

「オリジナル世界」

同じ世界にいても、人によって、
心に留まるものは違う。

目がとまるもの、耳がそばたてられるもの、等々、
――同じ瞬間の同じ地点に立っているという
同条件の場合ですら、
人によって、それには必ずどこか差があるだろう。

「見ていない」「見えていない」は、
「そこには存在していない」のと
その人の中では一緒になったりすることもまたあったりもする。

たとえば、
私という人間は、
確かにこの世界に存在

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