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【雑記集】※いたって個人の感想です。

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雑記・随筆も、書くのが楽しいですね。いや、雑記や随筆こそ、書くのが一番楽しいかもしれません。 そしてこの誰に宛てているわけでもない文章が、漂流して、まったく見知らぬ(かもしれない…
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2021年7月の記事一覧

怒っている人の話と怒っていない人の話

怒っている人の話と怒っていない人の話

怒りを露わにする事で、「その件に怒っている人同士」の結束や連携のほうは、一層強まるかもしれない。それはそれなりに意味があることなのかもしれない。
が、
「その件に怒っていない人」にまで、自分の怒りのその「意味」や「内容」を届けたいなら、感情を露わにする事は、むしろ逆効果なのか……と知る。

早い話が、「怒っている人の話と怒っていない人の話、もしまったく同じ内容なら、どちらのほうの話を聞きたいですか

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「損」と「得」の外側にあるもの

「損」と「得」の外側にあるもの

「損得勘定を基準に、それを中心に動く。」

そんなクセがついてしまうと、
いつか、自分を取り巻く現実のほうの世界も、
段々と「自分のちっさな頭の中に収まるサイズ」に、
折り畳まれて認識されていくような気が自分はする。

その「損得の計算」はあくまで
「自分の頭の中で考えが及ぶ範囲の世界」を基準にしているだけなのだが、
それにもかかわらず、うっかりそのことを忘れたまま、
あたかも世界全体を把握し尽く

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「後悔すらさせてもらえない」が一番つらいと知る

「後悔すらさせてもらえない」が一番つらいと知る

「徒労に終わる」というのは、
ひたすら残念でしかないのは間違いないのであるが。

「徒労に終わることすらままならない」
つまり
「あれもできない、これも試せない、……」
そんな日々のほうが、
やっぱ、圧倒的にイヤかもなー、と思った。

無駄なエネルギーは使わず、最悪の事態に備えて、蓄えて、
……みたいな「現・コロナ対応生活」は、
なんだかやっぱり「薄ぼんやり」としてしまう。
ペンキで色を塗ってみて

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感情を大切にしたいから「感情的」にはならない

感情を大切にしたいから「感情的」にはならない

とにかく「怒鳴らないようにしよう」、
と、最近ふと思ったのである。

いや「怒り」という感情も場合によっては必要、というのは、
ここ10年くらいで学んだ大事なことの一つなのではあるのだが。
(昔は「とにかくなるべく怒らないようにしよう」と思っていた。
――まあ、必要以上に怒らないほうがいいのは、今も変わらず思っていることではあるけれど。笑)

怒鳴ると、その「怒りの内容」は、人に伝わらなくなる。

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「地獄」はこの世で人工的につくられている

「地獄」はこの世で人工的につくられている

「地獄」とはすべて、この世で、人工的に作られているものである。
あっちの世でもそっちの世でもなく。
つまり、
現実世界の内側で、すべて人の手によって作られているのだ。

「戦争」(人間同士の「殺し合い」)から始まって、
更に私達の生活の身近な所で言えば、――家庭でも、学校でも、職場でも、――虐め、パワハラ、家庭内暴力、その他どう考えても納得のいかない理不尽や不平等、政治でも経済でも、等々。

戒め

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今受け入れているその「ストレス」は何のために?(と改めて考えてみる)

今受け入れているその「ストレス」は何のために?(と改めて考えてみる)

人生を、100%、毎日毎日、24時間、
完全に思い通りに生きている人はまずいない。
が、
すべてを「選択」して生きていくことは、実はできるはずなのだ。

もちろん、選択肢は限られているだろう。
(それもまた、誰もがそうである。)
人生において「無限に用意される選択肢」は、
誰にとってもあり得ないからだ。
でも、限られたその中からは、
自分の意思で、自由に選んでいいはずであるし、
――実際、私達は、

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