k1965

野良猫

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記事一覧

便利と幸せは関係がない

便利になれば、幸せ。 できなかったことができるようになる。 簡単にできればなお良い。 やりたいけど、できなくて苦しかった。 でもこれで、できた。 ああ、幸せ。 で、 …

k1965
3か月前
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持続不可能な古民家

“古民家村だより“ という番組を見ている。 ドイツ人の建築家が日本の古民家を再生する。 そこに移住する人たちがいる。 素敵な話だ。 私も住みたい。 しかし 古民家と…

k1965
3か月前

幾つになっても魅力的な所に行きたい

歳をとっても行きたいところ どんな所だろう 年寄りばかりは嫌だな 愚痴っぽくなる 若者がいれば 説教の一つもしたくなる もちろん いろいろ言われたくない この歳にな…

k1965
3か月前
1

花鳥風月を愛でない人たち

満開の花桃 この季節、少し歩けば何かしらの花が咲いている。 人さまの家の庭木をはじめ、公園や川沿い。 春風。 青い空。 咲き誇る花。 枝の間を小鳥が舞う。 言葉を失う…

k1965
4か月前

ウクライナの2年

戦場のジーニャ をみた。 ウクライナの戦場に心ならずも赴いた、 テレビカメラマンの自撮り映像を中心としたドキュメンタリーだ。 戦場カメラマンとか従軍報道とかの映像…

k1965
4か月前
1

オーバーオールを着た青い目の大きな人

オーバーオールを着た青い目の大きな人が ゆっくりと目の前に現れて、 優しげにニコニコと微笑みながら、 わからない言葉で何か言っている そして 「立ってください」 と優…

k1965
6か月前
1

ホッとする、変わらない風景 田んぼ

都県境も近い埼玉県志木市から、荒川を渡る秋ヶ瀬橋を自転車で行く。 急に拡がる景色に、50メートルくらいの高さの橋の上から足のすくむ思いで一面の田んぼを見渡す。 お盆…

k1965
11か月前
1

東久留米 南沢氷川神社

黒目川を辿り都県境を超えて支流の落合川をのぼると、南沢湧水地がある。 こんこんと溢れるように湧く湧水地のそばに、神社がある。 大きな木に囲まれ、すぐ近くにある湧水…

k1965
11か月前

発言の自由

考える猫。 やっぱりおかしい。 ミーティングで発言しずらいから、静かにしてくれと言われた。 発言できないのは、私達のせいだそうです。 言い方がキツい、他の人も含め…

k1965
1年前

宇宙人ジョーンズ

嗚呼、このロクでも無い素晴らしき世界… 宇宙人ジョーンズになった気分だ。 いつまでたっても ひとに裏切られ いつまでたっても ひとを信じている 期待しなければいい …

k1965
1年前

役に立つ

福祉系の講演やTV番組の中で、役に立つ立たない、という言葉についての議論になる。 が、いつも浅くて辟易する。物足りないというか、根本からなってない。 そもそも、 人…

k1965
3年前
便利と幸せは関係がない

便利と幸せは関係がない

便利になれば、幸せ。
できなかったことができるようになる。
簡単にできればなお良い。
やりたいけど、できなくて苦しかった。
でもこれで、できた。
ああ、幸せ。

で、
これで私はずっと幸せでいられる!

・・・かな?

人が地球上のあらゆるところで生きられるようになったのは、
便利になったから。
過酷な自然環境に道具を作って適応してきたから。
グレートジャーニー。

でも、
便利になったんだから

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持続不可能な古民家

持続不可能な古民家

“古民家村だより“
という番組を見ている。

ドイツ人の建築家が日本の古民家を再生する。
そこに移住する人たちがいる。

素敵な話だ。
私も住みたい。

しかし
古民家とは、
世代を継いで残ってきた人の住処だ。

建築家の妻が庭いじりをする。
「私が死んだら終わりね」と笑う。

そこに移住者の子供がいない。
一代限り。
というか、建築家は庭いじりをしないのか?
まあいいか。

古民家が好きだ。

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幾つになっても魅力的な所に行きたい

幾つになっても魅力的な所に行きたい

歳をとっても行きたいところ
どんな所だろう

年寄りばかりは嫌だな
愚痴っぽくなる

若者がいれば
説教の一つもしたくなる

もちろん
いろいろ言われたくない
この歳になって
誰かに

尊敬できる年長者
なら、いいかな

優しく微笑みながら
そーんなこともわからねーのかw
と言ってほしい


なんか
嫌なことばかりが先に出てくるのは
まだ他人事だと思っているからか

笑っていられるところがいいな

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花鳥風月を愛でない人たち

花鳥風月を愛でない人たち

満開の花桃
この季節、少し歩けば何かしらの花が咲いている。
人さまの家の庭木をはじめ、公園や川沿い。
春風。
青い空。
咲き誇る花。
枝の間を小鳥が舞う。

言葉を失う。
呼吸が整う。
口角が上がる。
心が潤う。

花鳥風月

「最近の人は
花鳥風月を話さない。
いつでもどこでも
人の事ばかり考えて行き詰まる。」

と養老孟司さんが言っていた。
ぐんと視界が広がった。
腑に落ちた。
ほっとした。

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ウクライナの2年

ウクライナの2年

戦場のジーニャ
をみた。

ウクライナの戦場に心ならずも赴いた、
テレビカメラマンの自撮り映像を中心としたドキュメンタリーだ。

戦場カメラマンとか従軍報道とかの映像より遥かに生々しい映像が、
グイグイと迫って心に迫ってくる。

平和ボケの私が、
映像を飛び越えて、クラクラし、涙ぐみ、身も心も揺さぶられてしまった。

ウクライナでは
一般市民に招集がかかり、戦場に赴くことがあたりまえにある。
テレ

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オーバーオールを着た青い目の大きな人

オーバーオールを着た青い目の大きな人が
ゆっくりと目の前に現れて、
優しげにニコニコと微笑みながら、
わからない言葉で何か言っている
そして
「立ってください」
と優しい女性の声がする

なんだこれは

私なら、怖くて言うことを聞きます

ユマニチュードが嫌いだ
日本の文化を見直すべきだ

*話をする時は相手の目を見て話しなさい
“目の色が変わる“とか“顔色が“…とか、日本人固有の表現で外国にはな

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ホッとする、変わらない風景 田んぼ

ホッとする、変わらない風景 田んぼ

都県境も近い埼玉県志木市から、荒川を渡る秋ヶ瀬橋を自転車で行く。
急に拡がる景色に、50メートルくらいの高さの橋の上から足のすくむ思いで一面の田んぼを見渡す。
お盆も明けて20日になり、半ば諦めていた風景が広がっていた。
天候の影響もあるのだろう、お盆過ぎには全て稲刈りが終わっていたこともあった。

実りの秋、収穫も近い。
このままで充分、心が動く。壮大なアートである。
暑い風が吹く。田んぼの匂い

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東久留米 南沢氷川神社

東久留米 南沢氷川神社

黒目川を辿り都県境を超えて支流の落合川をのぼると、南沢湧水地がある。
こんこんと溢れるように湧く湧水地のそばに、神社がある。
大きな木に囲まれ、すぐ近くにある湧水群、緑豊かで適度に人の手が入り美しさを保つ落合川の源流域にある小高い山の上に建つ小さな神社が、悠然としている。
足の悪い年配の女性が、ゆっくりと階段を登ってくる。鳥居の前で一礼し、手水で清め柏手を打つ。
年に一度、来るか来ないかのほぼ旅人

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発言の自由

発言の自由

考える猫。
やっぱりおかしい。

ミーティングで発言しずらいから、静かにしてくれと言われた。
発言できないのは、私達のせいだそうです。
言い方がキツい、他の人も含めてわぁっとなるから言いずらいのだとか。
小学生か

自由な発言を制限する
これはファシズムです

情報統制とか表現の不自由とか
忖度の助長とか大本営発表とか
と、たいして変わりません。

優しい口調なら厳しい言葉でもいいのか。
他の人が

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宇宙人ジョーンズ

嗚呼、このロクでも無い素晴らしき世界…

宇宙人ジョーンズになった気分だ。

いつまでたっても
ひとに裏切られ
いつまでたっても
ひとを信じている

期待しなければいい
とさえ思う

もう
自分の事など、どうでも良い
守るものなど無い

ただ
人一倍考えて
おかしいことはおかしい

言っていかなければ
どんどんおかしくなっていく

ジョーンズのように
一緒にやってみて失敗して
やっぱりロクでも無

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役に立つ

福祉系の講演やTV番組の中で、役に立つ立たない、という言葉についての議論になる。
が、いつも浅くて辟易する。物足りないというか、根本からなってない。

そもそも、
人が役に立つ、とはなんだ。
人の役に立つ、のは道具ではないか。
誰かのためになる、とか。
世の中のためになるとか。

社会のためとか
愛する誰かのためとか…
欲をかくにもほどがある。

そこにいる
それだけで充分

生命も物も
見える物

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