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持続不可能な古民家
“古民家村だより“
という番組を見ている。
ドイツ人の建築家が日本の古民家を再生する。
そこに移住する人たちがいる。
素敵な話だ。
私も住みたい。
しかし
古民家とは、
世代を継いで残ってきた人の住処だ。
建築家の妻が庭いじりをする。
「私が死んだら終わりね」と笑う。
そこに移住者の子供がいない。
一代限り。
というか、建築家は庭いじりをしないのか?
まあいいか。
古民家が好きだ。
古いものが好きだ。
そこに先人の知恵があり、息遣いがある。
永い時間を思う。
私もその中の時間だと思う。
時間を超えたモノに思いを託すことができるなら、
歳を重ねて、死んでいくのも悪くないな、と思う。
本来、古民家は世代を超えた住処。
豊かな現代では、多世代同居、まして不便な古民家などあり得ない。
家を継ぐ人が血縁でつながらない現代。
古民家を評価して再生できたのは
ドイツ人だからか?
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