記事一覧
心折れる秋冬、救いはハーブと根菜(自然栽培の記録vol.6)
耕さず、虫を敵とせず、肥料もほとんどやらない自然栽培。有機・無化学肥料栽培の貸農園で畑を借りて、保温のためのビニールマルチを使わずに秋冬野菜の栽培に挑戦しました。
一年目は参考にしている本の通りに、ほとんどの野菜が順調に育ちました。これは前に借りていた方の残肥があったからで、肥料をやらなくても通常の有機肥料を使った栽培と同じようにできたのでしょう。
二年目は草を刈って敷く土作りもまだまだ
緑ナスが食べたい!種から育てる固定種(自然栽培の記録vol.4)
緑ナスを知ったのは実家から送られてきた野菜の中に入っていたのがきっかけでした。
「山形の直売所で見つけて、珍しいから送ったから~」
と母からの電話。荷物を開けてみると、薄みどりのゼブラ模様のナスが入っていました。煮るよりも油で焼いて食べるといいそうで、早速オリーブオイルで揚げ焼きに。一口食べて、「なんだろ、このとろける食感は!」と驚きました。皮が柔らかく、その中の実が口の中でとろけるのです。後で
一年目の緑肥の失敗から学ぶ(自然栽培の記録vol.2)
耕さず、草を活かして土づくりをしていく自然栽培。雑草を刈って敷いて腐食を重ねていくのですが、私が借りた区画は、まず刈って敷くほどの雑草がなかったのです。
そこで雑草が生えてくるのを待ちつつ、本を参考に畝周りと区画内の通路で緑肥の栽培を始めました。緑肥とは肥料になるような植物で、マメ科のクローバーやイネ科のエン麦、ライ麦などいろいろあります。この中でもマメ科の植物には、根っこに根粒菌という菌が共生し
自然農との出会い(自然栽培の記録vol.1)
自然農を知ったのはいろんな偶然が重なってのことでした。気になるテレビ番組、本屋さんで目にした本、たまたま食べた美味しいりんご、こんな感じが好きだなというものを辿っていったら、自然農という栽培方法を知ったのです。
まずは好きなテレビ番組の「猫のしっぽ、カエルの手」(NHKEテレ)。イギリス出身のベニシアさんが京都大原でハーブと花を楽しむ手作りの暮らしが紹介されていて、そんな暮らし方に共感して201
全粒粉のベーグル(柚子ピールとクリームチーズ入り・自家製レーズン酵母)
庭で育てた無農薬の柚子で柚子ピールを作りました。せっかくなので、柚子ピールを使った全粒粉のベーグルを作ってみました。
今回も自家製レーズン酵母を使って、ビニール袋でゆっくりと発酵させ、家事の合間に作業を進めています。
作業の進め方はこんな感じです。
昼の13時ころ生地をこねる。
ビニール袋に入れて室温で4時間ほど発酵。
17時ころ野菜室に入れて一晩冷蔵発酵。
翌朝6時に生地を野菜室から取り出
天然酵母のチョコマフィン(自家製レーズン酵母)
バレンタインデーにちょっとこだわったチョコマフィンを作りました。
酵母の力で生地を膨らませるので、ベーキングパウダーを使わなくてもふんわりしっとり焼き上がります。
今回はレーズン酵母液を材料に混ぜて生地を発酵させる方法で作りました。
昨日、昼間に材料を混ぜあわせて、室温で生地を発酵。夜に焼こうと思ったのですが、疲れたので野菜室に生地を移して低温発酵で発酵のスピードを遅らせました。
今日の朝、
夜な夜なシュトーレンを作る
シュトーレンってドライフルーツパンに粉砂糖がかかったもの?
いえいえ、それはなんちゃってシュトーレン。本物は全く別物なのです。
本番ドイツのシュトーレンを食べた私の感想ですが、ドイツのシュトーレンはしっとりしていて芳醇な香り。手に取るとずっしりと重たいです。
シュトーレンはドイツの伝統的な発酵菓子で、バターをたっぷり使った生地に洋酒に漬け込んだドライフルーツやナッツを混ぜこんで作ります。表面には