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5/13 人前で「えーんえーん」と泣いてみる


今すぐにでも、泣ける気分だ。

今日は久しぶりに疲れている。

驚きと、喜びと、慌ただしさと、人付き合いと、身体的に。

良くも悪くも合わさって、結果的に疲れだけが残った。心が浮ついて、不安定になっている。


泣きたい気分、というのは初めてかもしれない。


ジムでストレッチをするとき、僕はイヤホンでラジオを聴く。
今日もジムに行ったが、若新のマシンガントークを理解しようとする脳のメモリがなかったのでyoutubeで僕を癒してくれる曲のプレイリストを聴いた。

BUMP OF CHIKINや、トロンボーンアンサンブル、カーペンターズのピアノ、ビートルズ

どれも「今まで、頑張ったね」という共感をしてもらえるような曲調だ。
相変らず、歌詞は聴いていない。


ジムの中で思わず涙が溢れそうになって、自分の体調を知った。
荷物をまとめてジムを出て帰りの道中は思う存分泣いた。


悲しいわけじゃない。
心が感度が高くなって、琴線が安売りされているだけだ。

特に今日は嬉しいことがあったから、どちらかというとしみじみと浸るような涙のほうが多かった。




女の子は「こんなことがあってさ、わたし泣いちゃったんだよね」という話をよくする。その度に

別に、泣いたことは言わんで良くない?同情されたいアピールに思われるで?

と思っていたし、SNSで「映画で感動して、泣いた」と書いている人を見て心の中では

感受性豊かアピールもうええねん、しょうもない。

と思っていた。



多分僕が元々涙腺&ガッバーナの人間だから、キャラ被ってることに嫉妬してたのかな。
最近は、僕の本質をなるべく読める文章として残しておきたいので、情けないけどネタにもなるので書くことにする。


最近僕は友達の前で、大泣きしてしまった。

子供のように、ひっくひっくと嗚咽しながら
「えーん、えーん」と、文字に起こせるような泣き方で。

成人してから、一人はおろか人前でそんな風に泣いたことはない。
「僕史上一番泣いた2時間」であるレ・ミゼラブルを高校生のときに映画館で見た時だって、そんな風には泣かなかった(かろうじて嗚咽はした)


内容はこちらにすでに書いてしまったので、恥ずかしいとも思うまもない。
こういうとき、敷居が低くえいやとさらけ出せる文章というツールは僕にとって良い方向に導いてくれる。



身体の中に14年間溜まっていた毒素のカケラが少しだけ、涙と一緒に混じって流れたような気がした。


思いっきり、泣く。
思いっきり、怒る。
思いっきり、笑う。


原始的な行為が、僕らを救うんじゃないかなぁと実感する日々である。


今日は早めに布団をかぶって、リラクシングピアノを聴こう。

となりのトトロって、実は悲しみのどん底に落ちる1小節が混ざってるの知ってる?
これ、インストでないと聴けないんだぜ。




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