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どんぐりに全集中してみえてきたもの
ちゃめっこはくぶつかんの山中亜季子さんと小島まみさんがデザインされている「くらべっこ!ドングリ」ワークショップが、丹波篠山の子育て広場「Petit Prix」で親子連れの皆さんを対象に行われた。私は「どんぐりが好きな人」役で少し登場したが、そのワークショップにおいて子どもから教えてもらったことをご紹介します。
どんぐり、と聞くと「野生動物たちの貴重な食べ物!」とすぐに動物との関連を考えてしまう私
動物たちからの恵みをいただき続けるために
先日、NHKで、シカなどの獣害に困っている地域で起業した若者たち(Re-Social)の取り組みがニュースになっていました。有害(人間生活に被害を及ぼす)駆除されるシカの活用をビジネスにつなげるという話はよくあるのですが、シカの皮をキャンプで使う椅子に活用するということ、そしてそこに地域の「建具屋」に協力を依頼していること、その活用先として地元のキャンプ場との連携を考えているあたりが素敵だなと思っ
もっとみる子どもを対象としたワークショップにおける「ねらい」と「反応」のズレ、に学ぶ
今年の7月24日に丹波篠山チルドレンズミュージアムで子ども向けのワークショップをする予定で、その企画を練っています。
どのイベントにも「ねらい」があるわけですが、ここでは、その場に参加してくれる人にどんなことを考えてほしいか、どんなことに気がついてほしいかを、場をつくる人が考えておくものとしておきます。では、その企画者の「ねらい」と参加者が「考えたこと・気づいたこと」との間にズレがないようにワーク
Covid-19がもたらすウミガメ保全の次の展開
フィリピンのアポ島でのウミガメの保全に関する記事が紹介されていた。この取り組みの素敵なところは、ウミガメの生態学的価値を上から押し付けることなく、地域の住民の方々と話し合いを重ねて、地域の理解を得た上でウミガメの保全が進められているところです。
“科学の有用性を人々に理解してもらうのではなく、まず科学を理解してもらい、その上で人々を納得させる。アポでは、シリマン大学の研究者が、保護区を設立する前