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2022年度「獣がい対策」実践塾のお知らせ

兵庫県丹波篠山市の高校生と、神戸大学等の大学生が地域の方々と一緒になって、獣害の問題を体験的に理解し、解決に向けた新たな企画を立案するこの企画、2018年から始まり、今年で5年目を迎えます。

今年のプログラムは以下の通りです✨
第1回 5/29 (日) 9:30~15:00 サル用電気柵の設置実習
第2回 6/19 (日) 9:30~15:00 黒豆苗植え、サル追い払い実習
第3回 7/24 (日) 9:30~15:00 獣害柵点検実習、痕跡調査
第4回 8/21 (日) 9:30~15:00 獣害柵点検実習、痕跡調査
第5回 10/16 (日) 9:30~15:00 柿ジャム作り、黒枝豆収穫
第6回 11/ 5 (土) 17:00~21:00 シカ・イノシシ調査実習
第7回 12/11 (日) 9:30~15:00 シカ解体現場見学、ジビエ活用実習

1年目は、獣害問題を知り、その解決につながる事業を考えるというプロセスを大切にしていました。しかしながら、忙しい高校生、毎回参加が難しい、という方もおられるので、1回だけの参加でも大丈夫!という企画に変えて進めています。

2019年に参加してくださった高校生たちの意見に、以下のようなものがありました。

「私達は、今年度が初めての参加だったが、地元で問題となっている獣害について驚くほど無知であったことに気づいたことと同時に“獣がい”についてもっと多くの人に認知してもらい、協力して解決にあたるべきだと感じた。」

共生のひろば、15号、2020年

実践塾を通して、地元の高校生や大学生たちと、野生動物の生き様、農家の生き様、地域の誇りを共有する中で、じわじわと、少しずつではありますが、地元の若い世代の理解が深まってきているのではないかと思っています。
毎年生徒さんたちは成長し、巣立っていきます。どこかで野生動物の問題に直面したとき、「あ。この場合はこうしたらいいよ。わからないことがあったらさともんに聞いてみよう」と思ってもらえるよう、地道に続けていきます。

参加をご希望の方はこちらよりお気軽にお申し込み・お問い合わせください〜!


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