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2021年度「獣がい対策」実践塾のお知らせ

「獣がい対策」実践塾とは、魅力ある地域を守るために、被害を受ける当事者だけでなく地域内外の多様な関係者が協力して、獣害対策をきっかけに地域が元気になる方法を学ぶ場です。これまで「獣害」問題とかかわりが少なかった高校生や都市住民・住宅地住民などの人材が、地域とかかわり地域の魅力を体感しながら、自分にできることを考えていきます。実践塾を通して、獣がい対策の新しいアプローチを共に創成しましょう。

オンライン説明会

2021/5/9(日)13:00〜 全体の概要説明 申し込みはこちらから

実習スケジュール
場所:兵庫県丹波篠山市畑(はた)地区みたけ会館
以下の回では、午前中:プチ座学と実習、午後:実習の続きとリフレクションを基本としています。ですので、時間は9:30(現地集合)〜15:00ごろ(現地解散)までと考えてください。
※全て、コロナ感染拡大状況や地域との調整でプログラムが変更になる予定があります。
第1回 2021/6/20(日)黒大豆苗植え、サルの追払い実習
第2回 2021/7/25(日)サル用電気柵設置実習
第3回 2021/8/21(土)シカの数を数えてみよう(ナイトセンサス実習)
第4回 2021/9/26(日)集落柵(集落へのイノシシ・シカの侵入を防ぐための金網柵)の補修実習
第5回 2021/10/24(日)集落にあまりある柿を収穫・活用する
第6回 2021/12/19(日)狩猟体験

2022/1/10 第4回獣がいフォーラムで成果を発表

第7回 2022/2/13(日)これまでの活動をふまえて来年の計画作成(1)
第8回 2022/3/21(日)これまでの活動をふまえて来年の計画作成(2)

今年も、兵庫県東雲高等学校、兵庫県鳳鳴高等学校からの参加が予定されています。地域の高校生たちと共に、獣害の現状を学び、獣害を克服し、新たな資源に変えていく「獣がい対策」へと繋げていくプロセスを体験できる機会です。

獣がいとは
 NPO法人里地里山問題研究所(通称さともん)の鈴木克哉さんと、私は、ネガティブな印象がつきまとう「獣害」を、確実な手法で「害」を軽減し、獣の存在はそのままに、「獣がい」そのものを資源にして地域を継承することを「獣がい対策」と呼んでいます。(「「獣がい」を共生と農村再生へ昇華させるプロセスづくり」(鈴木克哉)『どうすれば環境保全はうまくいくのかー現場から考える「順応的ガバナンス」の進め方』宮内泰介編、2017も参照してください)


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