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言葉のテリーヌ

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色とりどりの言葉を僕の好みで集めてみました。
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2020年11月の記事一覧

ただ それだけで

ただ それだけで

あなたのやさしさに触れるとわたしはいつも自分の小ささが苦しかった

そんなふうにやさしくされる価値なんてわたしにはなかった

「なぜそんなにやさしいのですか?」

そう聞いたわたしにあなたはただ薔薇の花のように微笑むだけだった

わたしが間違ったりつまづいたりしくじっても、いつもあなたは許してくれた

その腕にやさしく抱かれていると、わたしはもう何もかもどうでも良くなってしまう

何にもいらないし

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夜景は汚物。

夜景は汚物。

この夜景を見てきれいだという人たちは、それをみるために1500円の入場料を払っている。夜景はたしかに、間違いなく綺麗だった。1500円以上の価値があるものだった。肌に刺さるような冷気を感じながら、静かにひとりでその景色をみていられたらどれだけ幸せだっただろう。実際は、マスクを顎まで下ろしたオバサンがわたしの左肩に向かって「うわあ!綺麗ねえ!みてよ〇〇ちゃん!娘に電話してみるわ!」と叫んだ挙げ句、そ

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コメントについて。

コメントについて。

既にお気づきの方もいると思うが、わたしはコメントを返すのが"とても"遅い。

ひとつひとつの言葉と想いに向き合う時間を確保できなくなっているいま、コメントに対する返信が遅くなっていることを心から申し訳ないと思っています。貴重な時間を割いてコメントを残してくれるのは本当に嬉しいと感じており、返信が遅いからといって嫌だと思っているわけではないということを、この記事ではっきりと、明確に、書いておきます。

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冬のにおいと意味を持たない涙。

冬のにおいと意味を持たない涙。

ずっと、泣き出しそうな状態で過ごさねばならない日々というのがたまにくる。いま、まさにそれで、何がトリガーになってもおかしくないくらいギリギリの状態で生きている。「息を吸って——」と意識しなければ、呼吸をすることができない。ぼーっとしていると、どんどん息苦しくなっていく。頭も身体も心もきっちり疲弊していて、それはきっと、勝手に詰め込まれたタスクたちのせいだ。明日はおやすみをいただいている。朝はのんび

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