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住吉界隈いま・むかし[45]【出見浜】

『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。

阪神沿線×タイムスリップ写真館」を見て我が町でもやってみようと思い立ちました。

これまで44回に亘り、次のスポットの移り変わりを見てきました。

住吉界隈いま・むかしの第45弾は、出見浜(現住之江区加賀屋方面)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.42~43からの転載です。

寛政6年は1784年ではなく、1794年ですね。この時に発行された『住吉名勝図会』にも描かれているように、江戸時代、住吉っさん(住吉大社)の西側は「出見浜」と呼ばれる潮干狩りの名所でした。

住吉悠々散歩「摂津名所図会」より

1798(寛政10)年に発行された『摂津名所図会』(寛政10年・西暦1798年刊) にも出見の浜や高燈籠の絵などが描かれています。



大正時代(1912~26)は、米千石相当の積載量を有する荷船「千国船」も多く停泊していたようです。ホンとこんな時代もあったのですね\(◎o◎)/!

1980年
2022-07-17

42年前と今の写真見比べてみると、阪神高速は既にありましたが、マンションが多く建ちました。又、住吉川は氾濫しないように護岸工事がされました。

2022-07-17

きっと42年前と比べると川の水質も良くなっていると思いますが、ゴミが浮かんでいたのは悲しくなりました。

2022-07-17
2022-07-17

「姫松橋」は他の橋と違い立派です!! 今の橋は1985(昭和60)年に架け替えられたもので、常夜灯をイメージした親柱や簡素で清潔感のある高欄など、この橋が当地のシンボルとなるよう工夫をこらしているそうです。

大阪市「姫松橋(ひめまつばし)」より


こちらに詳細が記されていました。


#この街がすき #住吉界隈いま・むかし #出見浜 #タイムスリップ

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