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住吉界隈いま・むかし➉【墨江村大字澤の口】

『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。

★住吉地図★

住吉界隈いま・むかしの第10弾は、墨江村大字澤の口(現墨江4丁目5~7番付近)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.80・81からの転載です。

沢之町①a

沢之町①b

かってこの地より南側は沼沢の地で、その口に当たることから「澤の口」という地名がついたとか。

沢之町②

41年前の写真と比較すると、旧家が改築されたりガレージになったりしている所が多いようですが、

沢之町③

年と共に風味が出て、耐久性にも優れているという「銅板」の壁のある旧家が健在してます✨通風・採光・目隠しに優れた形状の「格子」もいい雰囲気を醸し出していますね!!

沢之町④

そうそう、現在「さわのちょう」という地名が残っていますが、町名では「沢之町」、南海高野線の駅は「沢ノ町」で、大阪シティバスのバス停は「沢の町」となるなど、3種類の"の"で表記されています😲ややこしい~(笑)

でも、何で「之」・「ノ」・「の」と3種類あるのでしょうね?この謎も調査して判明したら追記したいと思います。

次回も墨江村から、大字殿辻を紹介します~旧熊野街道も通っていますが...


#この街がすき #住吉界隈いま・むかし #澤の口 #沢之町 #タイムスリップ

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