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住吉界隈いま・むかし⑤【大正末期の蹄鐵工場】

『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。

★住吉地図★

住吉界隈いま・むかしの第5弾は、【大正末期の蹄鐵工場】{万代6丁目9番(ガソリンスタンド横)}です。『住吉いま・むかし』P.132・133からの転載です。

タイトル画

せつめい

1980年

大正時代(1912~1926年)の末期に、ガソリンスタンドの横にあったらしいですが、蹄鐵工場の面影は全くありません🐴

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でも、41年前の写真にあるガソリンスタンドもタバコ屋さんも現存しています。前の道は古代シルクロード「住吉街道(磯齒津路)」で住吉っさん(住吉大社)に向ってまだ古い町並みも結構残っています。

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江戸時代末期(1853~1868年)の日本家屋「木下家住宅」(上住吉1丁目8番28号)です。住吉区の都市景観資源(わがまちナイススポット)にも登録されています。

大壁造りの漆喰壁の町家建築で、二階部分に「虫籠窓」があります。この窓は、防火目的と心理的な効果が狙いとか、二階造りの表を美しくみせる為に生み出されたとも言われています。

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住吉街道(磯齒津路)と熊野街道が交差する角地に建つ店舗兼住宅「池田家住宅」(住吉1丁目9番22号)です。こちらも住吉区の都市景観資源(わがまちナイススポット)にも登録されている他、国の登録有形文化財(建造物)にも登録されています。

江戸時代の元禄年間(1700年前後)に酒造業をはじめ後に味噌醸造を行ったと伝える、標準的な平入の町家です。熊野街道に面した土蔵造の2階建で、こちらも2階に虫籠窓があります。「住之江味噌」の製造元としても有名です。

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そうそう、住吉街道(磯齒津路)沿いに最近、焼き菓子専門店「UNIQUE SPOON」(万代6丁目20番14号)がオープンしました!!

焼き菓子やアイスクリームなど様々なスイーツがあり、ギフトで贈れる焼き菓子セットなどもあるとか。今週末に行ってみたいと思います😋

あっ、思い出しました~余談ですが6年前の2015(平成27)年4月24日(日)にGoogleマップのストリートビューの車と遭遇したことがありました😲今でも見ることが出来ます⇒「ストリートビュー - 4月 2015

ということで、次回はここから南へ行った所を流れている【細江川】を紹介します。


#この街がすき #住吉界隈いま・むかし #蹄鐵工場 #タイムスリップ









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