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「野菜」を「教材」と捉えると世界がぐんと広がる
2月に神奈川県平塚市のビーツ農家「ちえんのうえんさん」(http://tien.jp/index.html)を取材した時に頂いたとても印象的な言葉。 「こどもたちに、野菜を教材とししてと…
料理で磨こう、こどもの「失敗力」。
料理は小さな失敗がつきもの。どんなに料理が好きでも、どんなに繰り返し作っているメニューでも「あれ、なんか味が違った」というのは日常茶飯事。
ましてお料理を始めたばかりの子にとって、材料を計量する、卵を割る、混ぜる、焼くなど、料理の工程全てが初めて体験することだらけで失敗だらけ。
だけど、料理で得られるこの「小さな失敗」こそ、子どもが「失敗しても立ち直れる力」を身につけるのに打ってつけ、というお
バケツ稲に挑戦中!子どもたちが稲に育まれる日々の日記。
我が家は今年バケツ稲に挑戦中です。
稲の種から発芽させて、苗植えし、現在スクスクと成長中!
稲を育てることを通して、こどもたちも稲にたくさん育ててもらっているなぁと日々実感。今日はそんなお話しです。
一瞬で虫に実った稲を食べられた昨年の衝撃昨年も保育園で余った稲をいただいて、小さなバケツで育てていたのですが、順調に育ち実をつけはじめたその矢先・・・
ある朝、稲を見たら全部食べられていました。
食べたくて食べたくてしょうがない!を育みたい。
昨日の夕食は餃子だったのですが、おかわりの餃子がないとわかって次男がかなり長いこと大号泣。
あまりにもホイッスル的な叫び声に、母は白目をむきながら、、、一方で喜びを噛み締めていました。
私がこどもたちにのぞむことは、勉強ができるとかよりなにより、食べることが大好きになってほしいと言うこと。
毎日のごはんがおいしければ、それだけで結構ハッピーだと思うんですよね。
とは言え、現実は甘くない。長
子どもの頃「遊び」だった料理が、大人になると「義務」になる理由は?
こどもにとって料理は「遊び」の延長でものすごくクリエイティブなもの。これはたくさんのこども達と料理を一緒に楽しんできて実感している事実。
しかし大人になったら多くの方が料理が「義務」や「仕方なくやるもの」になってしまうのは何でだろう?を考えました。
料理が「遊び」から「義務」になる原因
「時間の無さ」と「他者からの評価」こどもの頃に料理が好きか否かが、大人になってからの料理への意識にどう影響す
世界一周で学んだこと。食べることにもっと情熱的になる。
今日久しぶりにfacebookを開いてみたら、「11年前の今日」という自動表示が出て、それはカンボジアで旅の相方と合流して、いよいよ世界一周がはじまるという瞬間でした。
あぁ、あれからもう11年もたったのか。
世界一周での食体験は、間違いなく私が食を仕事にしようと決めた原動力。今日はそんな世界一周の食体験のお話しをします。
旅に出る前の食事は、「食べる」ではなく「摂取」だった以前の自己紹介で
子どもはお絵かきみたいに料理する。
こどもの飾りつけの発想力は
大人の想像の斜め上を行くこどもたちとお料理をしていると、そのクリエイティビティにおどかされっぱなしなのですが、特に飾りつけについては感動の域に達します。
こどもとのお料理で、出来たらやらせてあげたいのが、仕上がりに個性が出るお料理。例えばピザの飾りつけだったり、デコポテサラだったり、こども自身でデザインができるものがおすすめ。
こどもの個性が豊かに出るので、親の方が
ポテチも、マックも、コーラも食育。賛否分かれるところに本質がある。
マックをこどもに与えるかどうかって、結構賛否両論で、子育ての初期の頃に我が家はどうしようかなぁと方向性を決めていく事柄かと思います。
同じく、ジャンクなおやつや、ジュースなども、家庭によって様々ですよね。
食べ物に限らず、賛否が分かれるところに、物事の本質があると思っていて、今日はそんなことをテーマに書きたいと思います。
食体験において「楽しい」が最も大切これも意見が割れる話かと思いますが、
「野菜」を「教材」と捉えると世界がぐんと広がる
2月に神奈川県平塚市のビーツ農家「ちえんのうえんさん」(http://tien.jp/index.html)を取材した時に頂いたとても印象的な言葉。
「こどもたちに、野菜を教材とししてとらえてほしい。興味の幅がぐっと広がる。」
もともと中学校の教師だった「ちえんのうえん」の代表瀬下さん。
教育者の視点から「野菜」を「教材」としてとらえるという発想がとても素敵だなと感銘を受けたことを覚えています
料理に1つの答えはない。だから、料理で「自分だけの答え」を導く練習を
今日、友人とランチをしている時に、その子がふともらした言葉がとても印象的だったので、今日はその話をテーマにしたいなと思います。
友人がふともらした言葉
「今まで答えがあることを求めていた」今日一緒にランチをしていたのは、妊娠時代からのママ友でもあり、こどもおりょうりラボを一緒に盛り上げてくれている同志でもある友達。
彼女の発案で今、新しいプロジェクトを企画していて、その打ち合わせをしていた中で
「料理」って「科学」だ。なぜ?から広がる世界。
お料理は「なんで?」「どうして?」という驚きがいっぱい。
例えばケーキが膨らむのはなんでだろう?卵をフライパンで焼くと固まるのはなんでだろう?大人からすると当たり前のことも、子どもの視点を通して料理を見ると、科学的な新たな発見にあふれています。
「料理」と「科学」の関係ふくらんだり、固まったり、色が変わったり、食べものは料理をするとさまざまに変化を起こします。食べものはさまざまな物質からなり
「遊び」と「料理」。リンクするこどもの成長への影響
こどもにとってお料理は遊びの延長でものすごくクリエイティブなもの。
子どもは遊びを通して自らを成長させますが、「遊び」と「お料理」は非常にリンクするものがあるんですね。今日の記事はそんなお話です。
触る、こねる、混ぜる…「料理」の工程全てがこどもにとっては「遊び」の延長大人になってからはじめてこどもとお料理をした時に、衝撃を受けたこと。それは、小麦粉を触るだけ、玉ねぎの皮をむくだけ、大人にとっ
今しかかけない絵の尊さ〜顔から手足が出るこどもの絵「頭足人」
「頭足人」またの名を「おたまじゃくし人間」顔から直接手足が出る、こどもの成長段階で現れる、特有の絵。「頭足人」または「おたまじゃくし人間」とも言われます。
この絵は4歳のおともだちが、こどもおりょうりラボが主催するお料理教室「おえかきレシピ」に挑戦してくれた時に描いた絵。
3歳〜4歳ぐらいにおとずれる絵画の発達期は「象徴期」と呼ばれ、偶然描いた丸の形を「りんごだよ」と伝えてくれたりと描いたもの