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七夕を祝う。行事ごとはこどもの成長の定点観測。

今日は七夕でしたね。今年の我が家は七夕のそうめんの飾りつけを楽しみました。そういえば昨年の七夕って何をしたっけ?当時は職場復帰後で何にもしなかったんじゃ・・・と思って、ふと子どもが生まれてからの7月7日の写真を振り返ってみたら、七夕やこどもの日など、行事ごとはこどもの成長を定点観測するのにぴったりだなぁと感じたお話です。

まだズリバイの頃の0歳長男

行事ごとで、こどもの1年ごとの成長を実感する

子どもの成長の定点観測という面では、子どもの誕生日や入学入園の際に最も行なっているかもしれませんね。

今回、行事ごとの成長の定点観測で面白いなと思ったのが、日本の伝統の行事ごとはお祝いでいただく行事食がその行事ごとに定番のメニューがあり(例えばお正月のおせちとか、七夕だったらそうめんとか)食べているものからも定点観測ができるんですよね。

七夕だったら、赤ちゃんの頃は手づかみ食べだったそうめんを、今ではフォークで上手に食べてるとか、今年は七夕そうめんの飾りつけに弟も参戦しているとか。

そう言えば誕生日は割と子どもの成長に合わせてメニューを変えているなぁと思って、食と子どもの定点観測という意味では、行事食がわかりやすいんだなぁと感じたのでした。

そうめん手づかみ食べの1歳長男
まだ離乳食の0歳次男と、星を飾る2歳長男

定点観測と言えば、小説もまた。

話は少し変わって、個人的な定点観測といえば、読書。

私は、同じ小説を繰り返し読む傾向があって、さらには20代・30代・40代と年代を超えて繰り返し読む小説もあります。

例えば村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」だったり、江國香織と辻仁成の「冷静と情熱のあいだ」は、20代・30代・40代の時にそれぞれ読んでいて、同じ作品なのに感じることが結構違うことに、自分の価値観の変化や成長を感じることがあります。

江國香織と辻仁成の「冷静と情熱の間あいだ」は、月刊誌にまず江國香織がストーリーを書き、次の刊行時に辻仁成が続きのストーリーを掲載するという、交互連載の形をとりながら書き上げられていった作品なのですが、初めて読んだのは20代の学生時代。

男まさりだった当時は、80%ぐらい辻仁成が書く、繊細で青くささを残す男性の側のストーリーの方に共感していて、達観していた女性側の主人公の感情や行動に共感ができなかった。

しかし35歳くらいに読んだ時には女性の主人公の年齢を超えていて、当時理解できなかった主人公の気持ちが痛いくらいにわかるように心境が変化。

そして40歳ごろは、自身が20年近く働いていることもあり、男性側の修復士としての職業に対する誇りのようなものを繊細に描写しているところが心に残るように変化。

あ、なんだか食べ物がテーマの話のはずなのに、小説の話をしだすと止まらないのでこの辺で・・・

つまり何が言いたいかというと、定点観測を通して、自分の成長と心の変化を感じることもできるということです。

行事ごとの定点観測を通し
母としての成長も実感する

それで、今回、もうすぐ5歳の息子が生まれてからの七夕の行事を定点観測して、こども成長を実感するとともに、あの頃は母親としてこんなことに悩んでたなとか(今となっては本当にたわいもないことだったり)、あの時あの試練を乗り越えたんだなとか(もう1回やれと言われてもできない気がする)、母としての成長を実感することができて、なんだか自分を肯定してあげるためにも、行事の定点観測って良いなと思ったお話でした。

家族でずっと仲良く過ごせますように


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