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ポテチも、マックも、コーラも食育。賛否分かれるところに本質がある。

マックをこどもに与えるかどうかって、結構賛否両論で、子育ての初期の頃に我が家はどうしようかなぁと方向性を決めていく事柄かと思います。

同じく、ジャンクなおやつや、ジュースなども、家庭によって様々ですよね。

食べ物に限らず、賛否が分かれるところに、物事の本質があると思っていて、今日はそんなことをテーマに書きたいと思います。

食体験において「楽しい」が最も大切

これも意見が割れる話かと思いますが、例えば嫌いな野菜を、食べさせるか否か。

以前、保育園でお野菜授業を行ったことがあって、その際に登壇くださった八百屋のベジ八さんがおっしゃった、以下の言葉が印象的。

「無理に嫌いな野菜を食べなくて良い。好きなものをおいしく食べる方がすごくよい。みんながおいしく食べてくれたら、八百屋さんも農家さんも嬉しい。」

八百屋さんがこの意見をおっしゃったと言うのが、非常に考えさせられますよね。

「楽しい食体験」と言う意味で、ポテチもマックもコーラも食育。

私自身はどうゆう家庭で育ったかと言うと、日常的にポテチも食べてたし、歯医者さんに行くために街に出かけた時は、帰りにマックに行くと言うことが定番でした。

4人兄弟なので、ポテチがおやつの日は争奪戦!「ここ、私の陣地!」とか言って、ギャーギャー騒ぎながら食べたなぁ。

マックも歯医者さんに行く時だけ食べられるスペシャルなイベントで、あのメニュー表を兄弟で食い入るようにして見ては、幸せな気持ちになっていました。

私にとってはジャンクフードは家族との思い出だったり、高校時代の部活帰りのくだらなくて真剣なおしゃべりの思い出だったりします。

ベジ八さんのお話しと一緒でジャンクフードも「楽しい食体験」と言う意味で、立派に食育だと捉えています。

もちろん、毎日食べ続けて良いわけではない

もちろん毎日マックを食べる、とか、おやつは絶対ポテチ、と言うのは単純に栄養が偏ってしまうので、老若男女、おすすめはできません。

当たり前ですが、何ごともバランスですね!

重要なのは、「食」に対して
我が家の「基準」を明確にすること

結局のところ重要なのは、「食」に対して、我が家の「基準」を明確にしていく事なのだと考えます。

ある家族は
⚫︎毎日の食事→栄養バランスを考える
⚫︎楽しい食体験→ジャンクだってOK
⚫︎経験を積む食体験→いろんなジャンルの外食をしてみよう!

かもしれないし

またある家族は
⚫︎毎日の食事→体と心をつくるもの、無添加にこだわる
⚫︎楽しい食体験→ママと一緒に手作りのおやつを作る
⚫︎経験を積む食体験→ 無農薬の野菜を家族で育てる

などなど、ざまざまかと思います。

大切なのは、基準を決めたら、それに自信を持つこと。

冒頭に賛否が分かれることに本質があると記しましたが、そこで決めたことこそが、自分の大切にしている価値観だったりするんじゃないかなと言うお話しでした。


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