バケツ稲に挑戦中!子どもたちが稲に育まれる日々の日記。
我が家は今年バケツ稲に挑戦中です。
稲の種から発芽させて、苗植えし、現在スクスクと成長中!
稲を育てることを通して、こどもたちも稲にたくさん育ててもらっているなぁと日々実感。今日はそんなお話しです。
一瞬で虫に実った稲を食べられた昨年の衝撃
昨年も保育園で余った稲をいただいて、小さなバケツで育てていたのですが、順調に育ち実をつけはじめたその矢先・・・
ある朝、稲を見たら全部食べられていました。
この体験は本当に衝撃で、農家の方々の努力を実感することに。
(農家の方々の苦労を我が家のバケツ稲体験で語るなという話ですが、本当に肌で実感して、毎日食べているお米のありがたみが増しました。)
今年はJAさんが無償で提供下さった
バケツ稲づくりキットで稲もみから挑戦!
昨年の反省を踏まえて、今年こそ収穫するぞ!という意気込みでJAさんが無償で提供くださるバケツ稲づくりに挑戦中!
種もみから発芽するところからはじめて、順調に冒頭の写真の稲までスクスクと育っています。
稲を育てて
子どもたちが稲に
育んでもらっている。
今回の稲づくりで、本当によかったなと思うのが、稲づくりを通して、土に触れたり水で遊んだり、本当に弾けるような笑顔を見せてくれること。
我が家は他にもトマトなどの育てやすい野菜をいくつか育てていますが、稲づくり特有の良さがあるなと実感していて、そんなポイントをご紹介します。
❶どろんこに、とことん触らせてあげられる
稲づくりで大切なのは土と水。
その二つが揃えば、そりゃあもう、どろんこ遊びが盛大にはじまるのです。
いつもだったら、テラスに土をまかれたりすると、やめようねって止めているところなんですが、このふたつが揃ってしまうと、「こっちが泥遊びしようねって仕向けてるよね。うん。そりゃそうだ。」
と、諦めの境地に。
バケツ稲やろうとこどもたちを誘ったのは自分だった。
もう、とことん好きにやってくれ、となって、土に触れさせてあげる時間が圧倒的に多くなりました。
土の手触り、匂い、だんだん水が混ざってドロドロになるあの感覚。子どもにとってはたまらないことだらけ。
泥んこのおかげで、あの笑顔が出てくるんだなぁと実感。
❷育てる時間が長いぶん。どんどん愛着が湧く。
稲づくりは芽出しからはじまって、植え付けをして育ったら水を張り、苗の移し替えをして、また水を抜いて乾燥させて・・・などなど、育てる時間も長ければお世話する項目が結構多いんですね。
おそらく次男は、今育てているのが、自分が大好きな白飯なんだってことを知らずに「なんかいつも庭にいるやつ。」ぐらいに思っているんだと思います。しかし日々訳もわからずせっせとお世話にいそしんでいるうちに、ちょっとずつ愛着が湧いているのを感じています。
この稲たちが白飯だったんだ!と、次男の中で紐づけされていく体験になると良いな。
❸大人も純粋に感動する
もちろんどの野菜や果物を育てていても、日々の変化や、植物の持つ力強さに感動するのですが、稲を育てるというのはまた別の新しい発見があります。
元来日本人にとって身近なはずでいて、現在は多くの人にとって結構遠い存在。ゆえに、その一つ一つの成長と、こんなに手間をかけてお米は作られているんだという感動がとても大きいです。
そして、日本人に植え付けられたDNAなのか、光に照らされる稲穂の美しさを見るたびに惚れ惚れ。
実りの日を心待ちに
収穫まで稲を愛でて、稲に愛でられます!
稲をそだてはじめてから早4ヶ月。こんな風に日々こどもだけでなく大人も稲に育てられている毎日です。
一生懸命育てている3つのバケツの稲たち。
実は出来上がりは、この3つのバケツの稲を全部合わせてもご飯茶碗1杯分。
日々いただくご飯に感謝しかありません。
とびきりの一杯を食べる日を心待ちに、収穫まで親子で稲を愛で続け、稲に育てられたいと思います!
バケツ稲作りについても
インスタグラムで詳しく紹介中♪
https://www.instagram.com/kids.cook.lab/
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