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カーリダーサ、メーガドゥータ(雲の使者)1.36
エロいらしいです。乱交?
足を下すとその帯が鳴り、握りの宝石が美しく輝くヤクの尾の払子を戯れに振って手が疲れたそこの娼婦達は、お前(雲)から初めの雨滴を得て傷付いた指の爪が快くなったら、蜂の列のように長い秋波をお前に送るだろう。
逐語訳
[足 下す事達により] [鳴る事 帯達は] そこで [戯れ 振られた達により]
[宝石 影(美) 輝き 払子の握り達により] ヤクの尾達により [疲れた 手達
プリキュア短歌、夢原のぞみに 晴れ晴れと遥か開ける夢の原少女ののぞみ良き師にならむ、付ドイツ語、サンスクリット訳
夢原のぞみに
晴れ晴れと遥か開ける夢の原少女ののぞみ良き師にならむ
ゆめはらのぞみに
はれはれとはるかひらけるゆめのはらをとめののぞみよきしにならむ
口語訳
晴れ晴れと※晴れた日の光に包まれて、遥か開けた夢の原で、少女が望む、良い先生になろう。
※晴れ、遥か、原は語源的な繋がりがある。
Distichon
An Nozomi Yumehara
Von dem heiteren Himmel
サーヴィトリーのdhImahiは√dhIか√dhAか?dhAらしいが、なぜなのか、いつかしっかり理解したい。
中村元すらサーヴィトリーの√dhAを√dhIととってた。昔からインドでもよくあった間違いらしい。
Böhtlingk and Roth Grosses Petersburger Wörterbuch
dhī [Printed book page 3-0963]
11. dhī (dīdhī Dhātup. 24, 68. P. 6, 1, 6. 7, 4, 53. Pat. zu P. 7, 2,
リルケ、フランス語の詩、雪の記憶は
雪の記憶は
日々消え行く。
ブロンドとベージュの地は
雪の代わりに再び現れる。
活発な鋤は
もう(聞け!)仕事をしている。
人は思い出す、緑は
好きな色。
人はやがて柔らかい格子細工を
小丘の上に一列に並べる。
葡萄の木に手を差し出せ、
木はお前達を知り、身を捧げる。
noteを始めて5年。外国語も母語も育ちました。久しぶりにリルケの仏詩を読んだら感動しました。
言語学等も楽しいですが、やは
語学はまだまだですが、人生で大体やりたいことやっちゃいましたね。「強い」いきがいがなくなりました。サンスクリット語が出来るかどうかイキイキ挑戦者だった頃が、一つ前の歴史。さて。良い終わり方を模索中です。やはり宗教かな~。
自作短歌 真澄みたる鏡の心を汝知るや身が麗しさ流れて戻る 付ドイツ語訳、サンスクリット語訳
真澄みたる鏡の心を汝知るや身が麗しさ流れて戻る
リルケのドゥイノの悲歌2.16-17の本歌取り
ますみたるかがみのこころをなれしるやみがうるはしさながれてもどる
口語訳
全く澄んだ鏡の心をお前は知ってるか?我が身の美が流れて戻る。
ドイツ語訳
Distichon
Kennst du, siehe, das Herz des Spiegels, des vollkommen klaren?
S
サーヴィトリーの誤訳を鵜呑みにしてツイッターに載せた人(最高学府博士課程出身者)の真似をしたくない。サンスクリットもヴェーダ語も初心者だし、Vedawebの力を借りてただけだし、もうリグヴェーダの翻訳を載せない。いつか良く読めるようになりたい。
残念なことに、ツイッターでセミプロによるサーヴィトリーの日本語訳の誤訳を見た。数百年前に必ず参照されるGeldnerドイツ語訳がでて、数十年前に良い定訳の辻直四郎訳が出てるのに、不思議な出来事だった。
リグヴェーダ以外にもこういうことがあるかもしれない。やはり英語、ドイツ語圏か。
リグヴェーダの翻訳、恐れ多い。もうしないと思う。学べば学ぶほど、難しい分野だとわかる。
ドイツ語は学びやすいので、みなさん、Geldner訳を読んで下さい。その方が間違いが少ない。少ないというのは、彼でさえ間違いがあるということです。
ゲーテ、旅人(たびと)の夜歌(ようた)、長歌訳
ゲーテ、旅人(たびと)の夜歌(ようた)、長歌訳
峰に凪ぎ 梢さやがず 息もせず 小鳥は杜に 潜まりぬ 待て暫し汝も 軈て憩はむ
みねになぎ こずゑさやがず いきもせず ことりはもりに ひそまりぬ まてしばしなも やがていこはむ
Johann Wolfgang von Goethe, Wandrers Nachtlied 2
Über allen Gipfeln
Ist Ruh,
In al
プリキュア短歌 来海えりかに 阿良多麻能年が来経れば阿良多麻能月は来経行く海望むえりか 付ドイツ語訳、サンスクリット訳
来海えりかに
阿良多麻能年が来経れば阿良多麻能月は来経行く海望むえりか
あらたまのとしがきふればあらたまのつきはきへゆくうみのぞむえりか
口語訳
新たな年が来て過ぎて行くと、新たな月は来て去って行く。海を臨むえりか。
ドイツ語訳
Distichon
An Erika Kurumi
Wie Rohstein verschleifen, so kommt und geht Neues Jahr;
プリキュア短歌 九条ひかりに 木漏れ日の九条のひかり喜ぼしその身に入り命輝く 付ドイツ語訳、サンスクリット訳
1
九条ひかりに
木漏れ日の九条のひかり喜ぼしその身に入り命輝く
こもれびのくじやうのひかりよろこぼしそのみにはひりいのちかがやく
口語訳
木漏れ日の九条の光は喜ばしい(形で光を溢す)。その(ひかりの)体に入り、命が輝く。
ドイツ語訳
Distichon
Neunfache Lichte fallen durch Baumkronen auf dich, die froh bist;
Und