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仕事のこと

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露呈。

露呈。

できないとわかっていて、先延ばし先延ばし、先延ばしにしてきた事がついに露呈した。明らかにトレーニング不足だ。現在の仕事は介護が必要な高齢者が対象だ。これがそれ以外の方々の施術となると勝手が違う。

その場面で変に緊張して、ますます自分で自分を苦しめる。露呈してよかったと思わなければならない。

ロゴ

ロゴ

八咫烏と手をモチーフにロゴマークを作成してもらった。気に入っている。なぜ八咫烏なのか?サッカー好きというのとワールドカップの盛り上がりとその他、色々な思いが入り混じり八咫烏と手が組み合わさった。そして、なぜロゴマークを作ったかというと小さな施術スペースを確保したからだ。現在、顧客患者はゼロ。恐ろしい。ゼロなのだ。ゼロはゼロ。0だ。しかし、マイナスではない。あくまでもゼロ。普通は事前に手を打ってから

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【(満席)図解イベント】第18回「図解お茶会」のお誘い

【(満席)図解イベント】第18回「図解お茶会」のお誘い

こんにちは、山田太郎です。

来る12/17(土)に、「図解お茶会」(図解についての雑談を楽しむ会)を開催します。今回はそのお誘いnoteです。

1.「図解お茶会」ってどんな会?「図解について語り合う」をコンセプトとした、図解についての雑談を楽しむ会です。

イメージとしてはセミナーや勉強会などの「懇親会だけを切り取ったもの」が近いです。

2019年11月に第1回を開催後、第3回にオンライン(

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淡々と

淡々と

いつも何気ない会話で涙する。突然に。脳にダメージを受けたことによる後遺症だ、脳血管障害。感情失禁。感情をコントロールできなくなっている。

思ったとおりに言葉を発することができず、体調の悪さを上手く伝達することことができない。歯痒さが表情から伝わってくる。

病いを患い長い年月が経ち、病いを抱えながらも体調は安定してはいるが、ご本人はずっと体調の悪さをわたしに訴えてくる。「何かおかしいと」。

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痛みとともに

痛みとともに

正座ができる時間が短くなってきている。

便通が悪くてお腹のマッサージを自分でしたら肋骨のあたりが痛くなった。

昨日は腰が痛かった。足の親指の裏が痛かった。などなど様々な部位の不具合をその時々で訴える。

いつも痛みとともに生活している。

日常の困りごとを丁寧に聞く。
聞くことで、話してもらうことで楽になってもらえばと思うがそれだけでは力にはなれないのである。

手足を動かしてもらう。そして、

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聞け!

聞け!

ようやく聞くことができるようになった気がする。気がするだけかもしれないが。歳をとったせいなのか許容できる範囲が広がったのか定かではない。

施術前から話しが止まらない患者さん。施術中、思い出したように話し出す患者さん。何せ止まらないのだ。

止まらないならば、止まるまで待つしかないのだ。次の患者さんへの時間的な影響を気にしつつ、手を止めるべきなのだ。聞くを徹底する。それでいいのだ。

いつかは話は

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観察

観察

わずかな変化だ。高齢者と毎日関わっている。時間とともに衰えていくのは老若男女間違いない。最初はだれしも小さく、気が付かないペースで始まり、いずれ激しく自覚するようになるのだろう。

訪問時、バイタルチェック、声かけによる反応、拒否することもその日の元気のバロメーターだ。
いつもの反応を確認し小さく安堵する。体位変換、除圧をしながら膝の曲がり具合、腕の動きを確認する。

全身的に力みっぱなしの身体に

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覚悟はあるのかないのか

覚悟はあるのかないのか

仕事を終えたあなたに向けて仕事を始める。こんな感じだ。現実、そうなのだ。仕事終わりに私は新たに仕事を始める。

長年ぼんやりと考えていたというか、面倒だけどいつからやらないといけないということが現実になってきている。

勤務しながら、自分の施術スペースを確保に向けて、何をしていいかわからないと思いながら準備をすすめている。怖さと不安をしっかりと力強く抱え、腰が引けてる状態ながらもすすむのだ。ただ、

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年齢

年齢

齢九十。15年ほど診させて頂いているご利用者だ。持病によるふらつき、震え、ダブって物が見えたりとベーシックな症状があり、その現れ方が毎日グラデーション的だ。常に転倒の可能性が高い。

動き出すと危なっかしいなぁと思ってしまうが、座っていると全く持病があるなどわからず、むしろ若々しく見え70代くらいの容姿だ。ご家族の支えもあり、家事や庭の手入れなど時に転倒しながらも自力で生活している。

とある日の

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わたしとあなた

わたしとあなた

いつも通りに手足を動かすように促す。その日のカラダを少しでも把握したいからだ。変わらない身体状況と心の状態がかき混ぜられ、そして、私に向けられたため息と少しの苛立ちが醸し出されてそれが身体の動きに反映される。身体の動かし方が雑になる。ほんのわずかな沈黙に相手の心境がぎゅうぎゅうに押し込められて言葉は発せられてはいないが、こちらをめがけて鋭く射抜いてくる。

コミュニケーション力。その場を円滑にする

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はっきりさせる。

はっきりさせる。

始めてしまえば楽しいのである。いや、そうでもない。楽しいと思う瞬間があるだけだ。それを楽しいというのだろう。しかし、常に逡巡していると言っていいのかもしれない。というか逡巡している。

ボンヤリしていたら不動産屋さんからメールが届く。不動産屋さんとのやりとりの中で物件をピックアップしている最中だ。条件を絞り込み、こだわりたい所、そうでない所を絞り込んでいるようで絞り込んでいない。

いかにボンヤリ

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傾き

傾き

座っていると右に傾いてしまうお婆ちゃんがいる。コミュケーションは困難。会話になるけどならない。過去を生きている。車椅子だけれど力は強い。強いというかずっと力を入れている。そのせいか、関節周りの腱が逞しくなっている。

強い拒否や精神的な不安定さは日常的にあり、介護の大変さが推測される。

右手を挙げるように誘導する。頭部を左側へ傾けるように誘導する。たまに拒否される。傾きが補正される。力んでいる左

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うまくいかなかったと思っていたことがそうではなかった話し

うまくいかなかったと思っていたことがそうではなかった話し

先日、知り合いの腰痛の治療をしたがビミョーな感じでその場は終了した。ビミョーというのはどんな感じかというととにかくビミョーなのである。このビミョーな感じは寒々とした空気感に包まれているような気持ちになる。

どちらかというと勝手にそういう判断を下してしまっているのかもしれない。

狙ったところへの効果をその都度確認してお互いの認識を合わせていく作業をする。そこが知り合いということもあり、変な遠慮が

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イレギュラー

イレギュラー

出先での車のアクシデントによる徒労感を引きずりながらモスバーガーで一服。

JAFのレッカー対応してくれたスタッフさんの胆力というか、なりふり構わず仕事をしている感に圧倒された。

予定調和な仕事に染まりきっている自分を自覚しながら予定調和を好んだらいけないと脳内で思惑を外すんだとと唱える。

予定調和が大好きなわたしは、17時ま30分からの施術予定の患者宅に予定通り向かう。

予定通りと予定通り

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