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中国の経済動向と労働節(GW)について:日本経済新聞 No.22

最適な行動を選択できるように
楽しく経済学を学び、社会を理解する💖

はじめに


この投稿は

私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀


コロナの打撃が大きい中国の大型連休


中国も日本と同様に、労働節によって
大型連休を迎えているようだ

これは中国版GWともいえるだろう

日本から見ると
中国は、アジア1の経済成長大国であり
日本との関係が良いのかどうかは触れないが

経済的なつながりは親密であるということに
間違いはないだろう

依然として、新型コロナウイルスと闘っている
中国は「ゼロコロナ政策」を展開しているようだ

日本は、すでに Withコロナの考え方へと
シフトチェンジしているようにうかがえるが
吉と出るか、凶と出るかはわからない

また、GW明けに緊急事態宣言発令のレベルまで
感染が拡大することは、明らかなので
もう話に取り上げないことにしよう

今回の投稿では、中国経済の現状について
理解しておきたいと思っていたので
それについての関連記事を取り上げていく!

参考にする記事は、以下である📰

中国は4月30日から労働節(メーデー)に伴う大型連休に入る。2021年の連休中の旅行者数は2億人を超えたが今年は新型コロナウイルスによる都市封鎖(ロックダウン)が上海市などで続く。各地の地方政府も旅行を控えるよう呼びかける。労働節連休の旅客数は前年同期比で8割減る見通しで、消費を下押ししそうだ。
 「21年と比べて大幅に減少するだろう」。中国交通省の担当者は26日、今年の労働節の大型連休の旅行者数が急減すると指摘した。今年の労働節の休暇は5月4日までの5日間。例年なら小売りやサービス業にとってかき入れ時だが、今年は風景が一変しそうだ。
 大型連休で1、2を争う国内の人気観光地が上海市と北京市だ。だが上海ディズニーランドは3月下旬から休園したままだ。上海市は連休中も厳しい外出制限が続く見通しで、市外から上海には原則入れない。
 北京市は旅行者に48時間以内のPCR検査の陰性証明書を求める。ユニバーサル・スタジオ北京(USB)は当局の要請で29日から入場を制限した。
 空港検疫などを除き上海市で28日に確認された新規感染者は1万5032人。6日ぶりに増加に転じ、都市封鎖が解除される見通しが立たない。28日の北京市の新規感染者は49人だったが、コロナへの警戒からすべての小中高校や幼稚園の休校を続けている。
 江蘇省などでも外出制限を強化している。各地の地方政府は連休中に不要不急の外出を避けるよう呼びかけている。
 航空当局は28日、労働節連休の旅客数はのべ200万人と前年同期比で77%減少するとの予測を明らかにした。1~3月の減少幅は25%で、航空旅客市場は急激に悪化している。
 住宅販売にも影響が出そうだ。中国では連休を利用してモデルルームや物件を見学する人が多い。帰省時に実家近くの物件を見て回る人もおり、移動制限は不動産販売にとって逆風だ。
 国家統計局によると1~3月の住宅販売総額は前年同期比で26%減った。業界への規制強化を発端とした事業環境の悪化に苦しむ不動産企業には新たな頭痛のタネだ。
 復調傾向だった映画産業もダメージを受ける。調査会社の拓普研究院によると全国の5割弱の映画館が休館に追い込まれた。労働節を見据え公開を予定していた複数の作品も延期が決定した。
 4月初めの清明節の3連休の旅行者数は前年同期比で26%減、観光収入も31%減っており労働節の需要がさらに落ち込むのは確実だ。中国では2月の春節休暇の観光収入も新型コロナの影響で3.9%減と低迷した。
 大型連休の需要を立て続けに失い、国内総生産(GDP)の6割を占める消費の減速がさらに鮮明となりそうだ。米バンク・オブ・アメリカは22年通年の中国の消費支出を従来の前年比5.3%増から4.7%増に下方修正した。厳しい都市封鎖の影響が、4~6月の消費需要に大きな打撃を与えるとしている。

2022/04/30 日本経済新聞 朝刊 4ページより引用

引用した記事を読んで
いかがだっただろうか?

中国では、外出制限や経済規制が
いまだに存在しており

国家が全力をあげて、コロナウイルスの
撲滅および感染の収束を図っている

上海市など主要都市でロックダウンが
継続されているという状況である

各地の地方政府も旅行を控えるように
警笛を鳴らしているようであり

日本では、すっかりお馴染みのまん延防止が
ずっと発令されていることと同じだろう

労働節連休の旅客数は
前年同期比で8割減る見通しであり

これは、消費を下押しするだろう
そして、経済全体に消費の減少から
派生した総需要の減少が影響するはずだ

大型連休で、国内の人気観光地である上海市と北京市だそうだ

日本に当てはめると、前者が東京、後者が大阪である

上海ディズニーランドは3月下旬から休園したままで
連休中も厳しい外出制限が続く見通しである

市外から上海には原則入れないという
厳しい規制がかかってるようだ

ユニバーサル・スタジオ北京(USB)は
当局の要請で29日から入場を制限したと
記事で言及されている

また、この記事で非常に気になった点は
教育機関が休校しているということである

もちろん、オンライン授業やICT教育によって
ある程度は、カバーされていると思いたいが

学校で学ぶという社会経験ができないという
生徒の気持ちにも同情の意が絶えない

経済学の基礎のお話にはなるが
新型コロナウイルス感染拡大による
経済への負のショックは
総需要(AD)に大きく影響する

短期的に右上がりのAS曲線との
AD-ASモデルから分析すると

消費の減少(ΔC<0)は
総需要(AD)曲線の左シフト要因であり
経済全体で、需要不足となることによって

AS曲線との均衡がシフトするだろう
その新しい均衡では、縦軸に物価
横軸に国民所得を取ったグラフにおいて

当初に均衡から比べて、左下にある
すなわち、物価、国民所得ともに
減少してしまうのである

この分析によって、経済成長が滞る可能性が
高くなってしまうということを
ご理解いただけるだろう💖

中国政府の選択している
真っ向からコロナと勝負するという政策が

大国経済にどのような影響を与え
そして、世界経済にどのようなインパクトを
もたらすのだろうか?ということに

これからも着目していきたい次第である


最後までご愛読ありがとうございます💖



あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

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考え方の引き出しが増えた!
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