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2023年1月の記事一覧

ジェフ・ベックとエレキギターと私

ジェフ・ベックとエレキギターと私

ジェフ・ベックが死んだ衝撃は結構大きい。日に日に、どっしりと響いてくる。

俺も末席ながらギター道を歩むものの一人だが、ジェフ・ベックはギター道の最先端、マラソンでいえば先頭集団にいる名人中の名人だ、
以前ヤマハの小型のギターアンプの取材でCharにインタビューした時、取材の合間にCharがジェフの家に遊びにいった話となったが

「ジェフは目の前で見ていても、どうやって弾いているのか分からない」と

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YouTuberとはThe Truman Showなのか

YouTuberとはThe Truman Showなのか

仕事でやたらとYouTubeを検索するタイプの仕事があり、YouTubeを有料のPremiumにしている。CMを見ている時間が膨大になってしまうからだ。

その仕事がそれがこちら。
ケージ・ハシモトとは俺のこと。(一部違う)

でYouTubeを見るようになったら、テレビもってないのもあって、なんとなくダラダラ見るようになる。そしてYouTuberというものを知る、見るようになる。とはいえたいして

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1日一編は詩を読む 「墓場に近き、老いらくの 恋は怖(おそ)るる何ものもなし」 川田順

1日一編は詩を読む 「墓場に近き、老いらくの 恋は怖(おそ)るる何ものもなし」 川田順

「老いらくの」の意味を調べていたらこの州を発見したのであった。この記事を読んでシッタ。

https://mediajuku.com/article/271

とは言え言葉は、コトバ自身の命を持っていてきもい実は読むものに様々なイメージを与えどれが正しいという事は無い。

老いらくになって初めて恐れる物をなくすことはない。
墓場とは誰もが毎日いっぽずつ近づいているものである。
誰もが、何についても

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1日一編は詩を読む 作ってみた 「濃厚接触者の孤独」

1日一編は詩を読む 作ってみた 「濃厚接触者の孤独」

我ながらいいコピーだ。「濃厚接触者」の孤独

なってみて初めて分かる孤独ってものがあるわけだが、
新型コロナウィルスの濃厚接触者がここまで孤独だとは思わなかった。

まずなんといっても、感染者ではない。
だから感染者同士ならいっしょにいられるわけだが、感染者といっしょにいるわけにはいかない。感染者からは隔離されていなければならない。

では普通の人とまとまっていられるか、というとそれはちがう。

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1日一編は詩を読む「たいした命じゃない、死ぬまでやれ」 読んでみたら落合信彦が落合陽一に言った言葉だったので訂正する

1日一編は詩を読む「たいした命じゃない、死ぬまでやれ」 読んでみたら落合信彦が落合陽一に言った言葉だったので訂正する

還暦にして初めて人間ドックをやってみたのはよかったと思う。
区切りだからやってみたが、結構悪いところもでて、
はっきりと、これから何をするべきで、何をするべきでないかなどを
考えるようになった。

いままでの人生は楽しかったし、
悔いなんて全然ないが、どうせなら
人の役に立つとか、自分が面白いことをやるとか、
そういうことに残りの時間をフォーカスしたいと思うようになった。

「たいした命じゃない、

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1日一編は詩を読む「春と修羅」わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です

1日一編は詩を読む「春と修羅」わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です

60歳、還暦にして初めて人間ドックをやってみた。
「はじめてやると、何か出るんだよね」と同い年の友人に言われたが、マジで出た。
腎臓がまぁまぁヤバイ。
それで内臓の働きなどをよく本で読むようになった。
腎臓はある程度悪くなると、もう回復は見込めない。進行を遅くする、抑えることが主眼となる。スマホのバッテリーがなくなってきたが、チャージはできない、という状況だ。

以前から宮沢賢治の春の修羅の冒頭の

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散歩しながらオーディブルで聴く読書してみた「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる 」成田 悠輔 (著)

散歩しながらオーディブルで聴く読書してみた「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる 」成田 悠輔 (著)

話題の成田氏の本を、散歩しながらオーディブルで読んでみた。

まずは民主主義がもうボロボロになっているという話。
トランプ大統領の扇動による米国議会襲撃などが象徴的だが、
本邦でもガーシー議員など、ネット時代になってさらに民主主義が愚民主義化しているというが、まさにそうだと思う。

そして民主主義を改造する、乗り越える?方法として、

1)選挙の改良

2)民主主義国からの脱出(公海上などに国を作

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2040年に来るはずのシンギュラリティは、再来年、2025年に来るのか。

2040年に来るはずのシンギュラリティは、再来年、2025年に来るのか。

2040年に来るはずのシンギュラリティは、再来年、2025年に来る、と落合陽一氏は言っている。
そして動画中リアルタイムでAIに曲を作らせているが、90秒の曲が瞬時にできている。まぁリピートすればいいのでできるのもわかるが。

とはいえ90秒の曲を10秒で無限に作るとか、イラストをあり得ないスピードで、様々なバリエーションで描く、とか。すでに人間の能力をアートの世界では超えているAI。
アートのよ

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1日一編は詩を読む「脱皮しない蛇は死ぬ」宮坂学氏

1日一編は詩を読む「脱皮しない蛇は死ぬ」宮坂学氏

1日一編は詩を読む「脱皮しない蛇は死ぬ」
宮坂学氏

なんか、詩と言うよりコピー、あるいは名言を集めている気がするが、まぁそれはそれでいいか。

いい言葉だと思う。
どんどん脱皮しよう、生きるために。
今年も。そして、明日も。

1日一編は詩を読む。「自分の感受性ぐらい自分で守ればかものよ」

1日一編は詩を読む。「自分の感受性ぐらい自分で守ればかものよ」

「初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった」
が大変染みる言葉。

ばかものよ、という
最後の怒りの言葉が心に深く響く。

HAPPY EVER AFTERというユニットの録音にベースで参加してきました

HAPPY EVER AFTERというユニットの録音にベースで参加してきました

HAPPY EVER AFTERというユニットでベース弾いています。

すでに先行して4曲レコーディングしていますが、今回はアナログ8インチのレコードを切るということで、A面用とB面用の2曲をレコーディングしてきました。

いくつになってもレコーディングは緊張するものです。
しかもベースとなると最も経験年数が少ないので緊張しますが、やりがいもあります。今回はHAPPY EVER AFTERでも最も

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還暦記念で初の人間ドックに行ってみたのだった。

還暦記念で初の人間ドックに行ってみたのだった。

案の定いろいろ出てきたのだった

先日、還暦を迎えるにあたり、人生初の人間ドックに行ってみたのだった。
前々から友人からも「いくと最初はいろいろ出るんだよね」と脅されていたが、案の定いろいろ出てきたのだった。

僕の場合は腎機能が非常に悪かった。
これは実は今までの検診結果でも出てきていたが、
今回はさらに悪くなっていたことと、健診ではなく有料の人間ドックにしたため
「医師からの健診結果説明」があ

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「いまはもう、人生を語ろう」#07 1979年当時の浜松湖東高校の吹奏楽部は野球で言えばPL学園ぐらい、スゴかったのだった。

「いまはもう、人生を語ろう」#07 1979年当時の浜松湖東高校の吹奏楽部は野球で言えばPL学園ぐらい、スゴかったのだった。

中学で吹奏楽部のトランペットを吹いていたので浜松湖東高校に入っても迷わず吹奏楽部に入った。中学のブラスの盟友、トロンボーンの花島、ホルンの松下もいっしょだった。中学のブラスの先輩も数人、湖東の吹奏楽部に入っていた。

中学の先生主導で、かつぬるめのブラスとは違って、湖東の吹奏楽は当時決してコンクールの成績は良くなかったが、すごく上手い先輩、すごく音楽的に突出した先輩たちがいた。ただしチームワークは

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