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堀井隆秀
2020年5月27日 18:15
僕は会社をやめて、29年生きてきてはじめて、自分で人生を歩みだした気がしています。会社をやめたとき、自分の中の「自分」をできるだけ深く見つめようとしました。その時のことを、できるだけ赤裸々に書いた文章です。正しいことは書いていないと思います。一人でも、読んでくださる方がいれば、うれしいです。(これは3/29に投稿済みの記事を、キナリ杯にあわせ、再投稿したものです。多くの方に届くかも
2021年12月10日 06:45
20210820先日、事故った。妻が運転する車に、娘と僕と、乗っていた。このところの雨やらで、主要道路が通りづらくなっていて、迂回路になっている山道を走っていた。ケータイで将棋をさす。ふと何かヤバそうな気配がする。顔をあげると、左側の山が迫っていた。そのままガタンガタンとゆれる。道路脇の溝にタイヤが取られたらしい。どうにかしようと妻はハンドルをきる。そして加速する。道
2020年10月8日 07:34
20200728ぼくの言葉はかたいだろう。たぶん詰まってるもの出すだけ出せば、力がぬけてくる。もしくは生のままの言葉なのかもしれない。生野菜。生肉。生言葉。もうすこしちゃっちゃと、いつもの晩ごはんみたいに、調理した言葉をお皿にもろうか。それかカレーみたいに手のこんだ言葉もあり。生の食材をさばいた言葉しかり、手早かったり/手のこんだ言葉しかり、言葉の調
2020年10月3日 06:28
20200718↓↓↓妻のツイートへの僕の返事↓↓↓誰かの自殺、を耳にしても、正直驚かない自分がいる。どこかで納得してしまう。それくらい、死はすぐ隣というか、自分の影くらいピタッと一緒にいる感覚がずっとあった。その感覚に気づいたのは、ここ1年くらい。自分と誰かの、そういう感覚とどうむきあうか。が、自分の大きなテーマになった。ダッセェからまわってる姿を、
2020年10月2日 07:11
20200718今日車を運転しながら、歌ってた。すると言葉の運びに、今朝筆で書いた文字がイメージとして出てくることにきづいた。発する声のイメージと、墨でぬらした筆の動きがオーバーラップするというか。書の動きが、発声、体から出る言葉に関係してるっていう実感。発する言葉の質感みたいなものに、明確に影響力があった。日頃の会話に書の動きが出てくるってことは今のとこほどないけど、音楽
2020年10月1日 07:46
20200717妻とちっちゃいケンカをした。ケンカというか、僕自身のわだかまり。妻がやりたいことをやってるときに、僕が娘の相手をしていた。そのタイミング、僕は休みたかったし、別のことをしたかった。ただ、娘は僕といたい時間だったらしく、それにあわせた。娘との時間の最中に、妻に「◯◯どうする?」とたずねると、「いま◯◯やってるんだから待ってよ」と面倒くさそうなテン
2020年9月30日 10:26
20200715【自己責任】について考える。自己責任ってことが、骨身にしみてる人は、相手に自己責任なんて言わない。というか言えない。んだと思う。どこかのだれかに悲しいできごとがおこった時、「あれは自業自得だ、自己責任だ」って言う人は、「自分自身の問題は個人の中で解決するものだ!」という信念を持っているってことかなと思う。自己責任が骨身にしみてる人は、「あれは
2020年9月29日 06:52
20200709書。結果としてできた物質に満足いかないのは、まあ下手なんだろうな。意味の側でとどまってしまっているというか。意味から離陸できるようなストロークができていない。うまくなればいいだけ。欲してるのは、たぶん、技巧的にうまいってことじゃない。体と筆をはじめとした道具がむきあった動きの軌跡が、なぜか人がみるに値する奇跡。その入り口は
2020年9月26日 06:57
20200630前職やめるとき、腹立たしくて許すことができなかったのが、辞めますと伝えて社長が認めた後、社長からしょーもない嫌がらせをうけたことだった。その社長自身も、まわりのスタッフに、「イジワルしちゃってさ」とわざわざ言い訳がましく言っていたのも聴いていた。辞めるに至った経緯は、しょうがないというか、誰が悪いとかではなく、そうなっちゃったと受け入れていた。
2020年9月25日 07:38
20200629今日、世に放つこと(今であればSNS)、特に言葉について、何がしたかったんだっけ、とわからなくなって、すこし立ち止まっていた。何かあったはずのものもすぐに忘れてしまう。もしくは別の、頭の欲望にすりかわる。生きることについての歓び、それにまつわるチャレンジや葛藤、もがき、空回り。それらを放ちつづける。わからなくなったことを冷静にみられている実感
2020年9月24日 07:39
20200630娘のういは、ついさっき、やりたい!って言ったことと、今からこれやりたい!ってことが、一瞬で変わる。それは遊びたい内容だったり、「もうこれで食べるのおしまいよ?」「わかった!」で次の瞬間には「もう一個!」となる。それの対処として、「約束は守ろう!」とか言いたくなるし、最初の内容でおしきる時もある。ただ、毎度それに違和感がある。「ういは、求めるも
2020年9月23日 06:58
20200628飴屋法水『ブルーシート』。瞑想の技術を伝えるにあたって、瞑想の一側面である、目の前の現実からどう脱出するか。離れるか。顕教。それをどう名付けようかと考えていて、飴屋法水さんの演劇『ブルーシート』のワンシーンがふっと浮かんだ。 「逃げて!逃げて!」と、ランニング・マンのダンスをしながら、叫ぶ(三代目ではない)。 名づけるうえで指し示したいこと
2020年9月22日 07:41
20200627今日昔のメモを思い返していたら、今考えてることと、おもしろいほどに変わっていなかった。僕は毎日、日記まがいなメモを書いてる。たしか二十歳、2010年頃からつづけている。いまはiPhoneのメモに書くようになった。アプリに残っているのは2015年ごろのもの。興味のある対象というかメディア自体は変わった。大きく変わったことがあるとしたら、無意識に望んて
2020年9月21日 09:10
20200627妻があるサービスをうけて、すごくガッカリしたようだった。お相手はベテランの方。きっとこれまで、そのやり方で、うまくやってこられたのだと思う。ただ、あすかにはあわなかった。提供する側、される側どちらにも非はない。ただ相性ってものがある。それで、ふと、サービスの提供の直前に、 「本当にサービス受けられますか?もしこのタイミングまでて