ベトナム人の海外労働の動向について-84-2023年の見込み⑧第一四半期の動向

・海外で働くベトナム人海外労働者の出国
　総数は、2023年の最初の3か月で
　37,923人で、前年同期の15倍以上に
　増加した。
・日本市場はベトナム人労働者を最も多く
　受け入れる市場であり、3月では、
　新たに5,223人の労働者が日本へ出国
　している。
・労働者は、ベトナム国内で同じ仕事を
　するよりも収入が高く、国の外貨の
　獲得にも大きく貢献している。
・現在、ベトナムはCOVID-19の流行に
　対処するために政策を変更しており
　労働力の需要は増加している。
・労働傷病兵社会問題省は、海外で働く
　労働者の数を徐々に増やすために
　海外の国で新しく働くベトナム人
　労働者の数を拡大することを目標
　としている。

海外労働局（労働傷病兵社会問題省）
が発表したデータによると、
2023年の第1四半期には、海外で働くベトナム人労働者の総数が37,923人（女性従業員12,872人）となり、年間計画の34.48％に達し、前年同期の15倍以上になりました。

3月単月の海外勤務者総数は9,494人で、昨年同期の8倍以上となっています。

日本の労働市場は、ベトナム人労働者を最も多く受け入れる市場であり、3月単月で5,223人の新規海外労働者がいます。

台湾（中国）は3,435人
中国415人
ハンガリー124人
韓国48人
ルーマニア25人などが続きます。

労働傷病兵社会問題省によると、海外で働く労働者は、国内で同じ仕事をしているよりも収入が高く、国の外貨に大きく貢献し、蓄積を増やし、労働者と家族の生活を改善することができます。

現在、海外ベトナム人の労働力輸出額は、
毎年約30億から35億米ドルに達しています。

ベトナムは、Covid-19の流行に適応するための政策を変更し、生産と事業活動の促進を通じて経済を回復するために努力しています。

このため、労働力の需要は増加すると予測されており、外国市場で働く労働者の派遣を増やす絶好の機会となっています。

労働傷病兵社会問題省は、2023年末までの目標として、伝統的な海外労働者受け入れ市場を維持し、新しい受入れ諸国で働くベトナム人海外労働者の数を徐々に増やし、安定した仕事や高収入の職業を提供することを目指しています。

〜 次回に続きます　〜

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