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共に成長する会社づくり③

外国人就労者が母国から
日本へ入国するための
在留資格の申請を
認定申請と呼びます。

申請審査の遅れの影響で、
目立っている問題点は
日本語能力の低下です。

日本への入国への見込みが
2ヶ月、3ヶ月と遅れて
外国人就労希望者は、
母国の日本語センターから
実家に戻って、家族と一緒に
過ごして、
在留資格認定許可証を
ただただ
待っている状態が
続いていくからです。

特に会話能力の聴き取りと
反応と返しの日本語です。

日本に入国した直後から
札幌市のあいの里
アイアジア国際研修センター
での日本語教育のやり方も
職場の仲間たちは
変革してくれています。


外国人就労者たちが
いつも冗談を言い合って
笑い合い励みまし合う姿は
心を打たれる
ときが多いです。


外国人就労者たちを
受け入れてくれる企業、
会社ごとに見ていくと

社員教育を見直し
長く勤めてもらえるように
考えて社員教育に張り合いを持つ
支援先企業がここ5年間で
本当に増えてきました。


外国人就労者の受け入れで
いかに自社の社員教育が
不十分だったかに気づいたと
話してくれる経営者が
本当に増えました。

言葉使いやその個々の社員さんに
やって、怒っているような
印象を与える語気の強さだったり
考えさせられることが
細かく出てきます。

心からの叫びだった。

そもそも、教えていないこと
伝え方が、明確でないこと
など
いくつもの反省点がありました。


また、日本人から、
外国人就労者たちに
不満や注意を抱えているときに

おおよそ
私が分析している事例は
ほとんど、その不満や注意を
すぐその場で言わないことが
あまりにも多くあり、
このことは、
日本人の特性にある
のではないかと
考えています。

不満や注意を溜めておいて
後からまとめて、伝えようとする。

その場、その場で言うこと自体が
面倒だと感じるそうです。

しかし、
場をあらためて、しかも
時間も経ってからだと
外国人就労者たちにとっては
どの場面だったかを思い出すのが
これも大変になります。

「その場で、すぐに言って欲しい」

これが10年間の私の体験からの
変わらぬ外国人就労者からの
願いです。

まとめて言われる時まで
日本人の社員さんたちに
ずっと、自分が悪く思われて
いたことに傷つくのです。

何か、子育ての大事なことに
似ていますね。

私がしっかり自覚して
肌感じなければ
ならなかったのは、

どんなに日本人が単純で
当たり前に思っていることも
外国人にとっては
非常識であるということを
意識しなくてならない、
何が非常識なのかも
見つめていく、

という学びでした。



職人の多い会社では
「技術は盗んで覚えるもの」
という社風がありました。


私の若い時代は
本当にそういうのが
当たり前に
「わかれよ、そのくらいのこと」
という時代でした。


外国人採用をした会社では
管理職も少しずつ意識が変わり
動作や指示の言葉を一覧表にする
など教え方を工夫し始めた会社が
とても増えてきました。


例をあげると
管理職の方から
「勉強会をやりたい」
という要望があり

外国人就労者たちに
日本語勉強会をやろうと

日曜日に会社に出て
勉強会を日本人管理職の方々が
自ら主催したりしてくれています。


家族に協力を求めて
時間をとる日曜日と
するようになった会社さえ
あるようになりました。


文化の違いで
小さなトラブルも
たくさんあります。

日常的に、業務や休憩中など
理性を働かせて
感情的にならないように
理解してもらうことを
粘り強く、浸透させることが
大切になります。


差別意識をなくし
よりよい環境で
働いてもらえるよう
共に成長する会社づくりを
社内にさらに深めていきたいと
毎日、がんばっている
会社経営者が北海道には
たくさんいらっしゃる。

そして、もっともっと
共に成長する会社づくりを
がんばっている
会社経営者は
日本全国に
たくさんいらっしゃると
信じています。



北海道全体の産業自体の
外国人求人について

本当に応援してくれているのは
現在、北海道でがんばって
就労してくれている
実は、外国人たちのみなさんだと
感じています。


共に成長する会社づくりを
失敗を重ねながら続けて
願い続けている北海道、
そして日本の会社を
母国の外国人就労者のご家族や
近所やご親戚の人たちにも
少しずつ
広く知ってくれるように
これからもがんばっていきたい。

私たちも昨年から
弊社内の外国人支援担当
社員全員で、
口コミで
求人に応募してくれる人
外国人就労希望者を
1人1人探そうと活動を
開始しています。


今、現在、北海道で
がんばって就労してくれている
外国人のみなさんに感謝しながら
共に成長する会社づくりを
がんばっている
北海道や日本の企業を
1人でも多く、短期間で
母国で暮らしている
ひとりずつの人に
知ってもらいたいです。



日本は、
将来の日本の社会のために
より良いしくみを
構築できるはずです。

お読みいただきみなさま本当にありがとうございます。


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