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fast and slow steps
桜がもうかなり散っている。
今年はいつもより長い期間を楽しませてもらったな、という気がする。開花が早かったし、何回も雨が降ったけど負けずに持ちこたえてくれた。
わざわざ花見に行ってはいないけど「あ、桜が咲いてるな」と、ふとしたタイミングで目に飛びこんできてほんのり幸せを味わう機会も多かった。
そして新緑の季節がやって来る。
天気の良い日の昼間は、もう初夏を思わせるような緑があふれていて、気
まっさらな世界の地図
雑誌をめくりながら、路線図が描かれた日本地図のページで手を止める。何を考えるでもなく、しばらくそのまま眺めている。
平野に、河に、海岸線に、まだら色の山脈に、島に、あちこち脈絡なく視線を飛ばす。とくに何が知りたいわけでもない。ただ、目にするひとつひとつから、ベルが鳴るようにささやかな喜びがわいてくる。
新幹線の車内放送が、途中の駅に着いたことを告げる。外はすっかり暗い。黒い車窓に写る自分の横顔
周りを幸せにする人だから
大人になってからも、私は好奇心のおもむくままに、ゼロから新しい環境に飛び込む人生を送ってきた。
うまくいくことも、失敗することもあった。そういう経験をする中で、少なくとも心と体の健康を損なわないぐらいのペース配分が守れていれば、その先は「何をするか」よりも「どこにいるか」「誰といるか」のほうが重要だと思うようになってきた。
どういうときにうまくいくのか、自分が心地よくいられて幸せを感じられて、
私が再び言葉と向き合う決意をした理由
はじめまして。
クリエイター・表現者として生きていましたが、
思うところあって活動をすべてストップし、
数年の月日がたちました。
「自己表現が苦手」
「言えば言うほど、違う気がしてくる」
表現、特に言葉での表現に苦手意識があった私が、
再び数ある表現のひとつとして「書く」ことに
取り組もうと決めた理由を、書いてみます。
1) 苦手意識は、実際のところ苦手意識ではなかった
苦手意識っていうの