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マンゴーにまつわるエトセトラ

島から、マンゴーやバナナが大量に送られてきた。

もう、
めちゃくちゃ嬉しい。
めちゃくちゃ美味しい!!!


売り物ではないので見た目はそんなに整ってないし、マンゴーも小さい(島バナナはもともとみんなこの小ささ)んだけど、そんなのは文字通りちっぽけなこと。

味がなんともエネルギッシュ!!!
南の島の太陽や空気が含むパワーが、果実の中にぎっっしり詰まっているとしか思えない。


こんなエネルギーが降り注ぐところに住んでいたのか…と、改めて自分が居た場所のことを思う。

ありがとう!!!✨



これら、特にマンゴーを食するにあたって、
ちっちゃなことだけど色々気付きがあったので、それを今日は書いていきたいと思う。



マンゴーのカット方法を調べてみた


マンゴーを切って食べるのは、初めてではない。

知ってる知ってる、真ん中に大きな種があって、その周りを切るんでしょ。それに賽の目状に切り目を入れて、皮ごと開けばさ。
写真とかでよく見る、美しいマンゴーの食べ方だよ!(これを「花切り」と呼ぶとは後に知る)


…と、言うは簡単。

本物を前にして実際にやってみると、どうしたらいいのか全然わからない。
もちろん、情報収集はした。だけどこの時には、人に聞いても検索してもこれ以上の有益な情報は手に入らず、写真を見ても理解は深まらなかった。

だけど、もう乗りかかった船。
この先は力技。なんとしてでもこれを食すんだ!!というので結局どうしたのか覚えてないが、なんとかして食べたんだと思う。そのマンゴーは実ぶりもよくものすごい上等なやつで、もう本当に美味しかった。最高だった。こんなに味わえている時点でオールオッケー。


しかし、今回のマンゴーはとても小ぶり。

前回みたいな力技では、本当にぐちゃぐちゃになって、あーあ全然食べられなかった…となるのは目に見えている。


ここで改めてもう一回情報収集をしたときに、見つけたのがこちらのnoteだった。


すごくわかりやすかった!!
「三枚おろし」という言葉と、写真が、具体的な体験としてすっと理解できた。
本当に参考になりました。ありがとうございます!


しかし前回のときには、どうしてこういう有益な情報にたどり着けなかったんだろう。同じように熱心に調べたはずなのに。


しかるべきタイミングに、しかるべき情報や知識にたどり着けるようにしか、世界はできていないのだろう。

今、扉は開いた! みたいな。



試行錯誤して気づくマンゴーの特性と、
この切り方が選択される理由について


実は先ほどのnoteに出会って腑に落ちるまでに、すでにマンゴー2〜3個は試行錯誤しながら食していた。

まず考えたのは、
「これだけ小さいなら、皮をむいて種だけ残してかじっちゃえばいいんじゃない?」


結果。
食べられるは食べられるが、微妙。何が微妙かというと、マンゴーって繊維質なのだ。
普段ダイス状で食べてる時にはまったく感じないけど、かぶりつくと、もう縦に長い繊維がシュッシュと。すごい気になるし、食べづらい…


これは興味深い、大きな発見だった。


さらに三枚おろし技を身につけた後も
「小さいから賽の目状に切りこみ入れるまでもないかな…」と横着をして、お椀状の実をスプーンですくって食べようと試みた。

結果。
やっぱり繊維質なのだ。勝手なイメージで、プリンとかみたいにぷるっとしててスプーンですくった跡ができる、みたいに思っていた。ところがそうはならない。スプーンですくうと、そのまま繊維に沿ってチューーと長く剥がれてしまう(言葉で説明しづらい)。

今回みたいな小さいマンゴーならたいした支障はないけど、大きいマンゴーだったらそうはいかないだろう。


花切り、すなわちダイス状に切ることで繊維を断ち切り、ぷるっとした食感に集中することができるのだと初めて知った。

ただ「見た目が美しいから」だけではない、あえてこの果物でその切り方が選択される機能的な理由がある!


先人の知恵に感動し、こうして広く引き継がれているものには然るべき理由があるものだと恐れ入ったのだった。

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