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読書感想 『読書について 他二篇 岩波文庫改版』 #2
はじめに 多読脱却のための読書感想第一弾の二回目です。 前回の記事はこちらから。 #1で書いたように 、今回からは三篇の内の一つ目、『思索について』を精読していきた…
『リバース:1999』の作中の史実や美術用語などの元ネタを素人が解説を試みる 今後追記予定(ネタバレ注意!)
はじめにこの記事は既にリバース1999をある程度遊んでゲーム中の用語(ストーム、パブロフ財団など)を知っている方向けに書かれています。
序章『ディス・イズ・トゥモロー』章タイトルの由来
1956年ロンドンのホワイトチャペル・ギャラリーで開催された展覧会「これが明日だ(This is Tomorrrow)」から。 1960年代のアートシーンのメインであるポップ・アートのイギリスにおいての普及の大
『リバース:1999』の作中の史実や美術用語などの元ネタを素人が解説を試みる キャラクター編 今後追記予定(ネタバレ注意!)
はじめにリバース1999の元ネタ解説、キャラクター編です。一丁前に解説と題していますが、X上のちょっとしたつぶやきからYoutubeでの30分超の大作までの他の方の考察や海外掲示板サイトの考察スレッドでの書き込みを寄せ集めた程度のものですので、考察される際の手がかりやタイムキーパー(プレイヤー)同士の会話のネタに使えるかも、という軽い気持ちでお読みください。
またこの場を借りて考察の情報源・引
普段ソーシャルゲームを遊ばない人、遊ぶ時間がない人にこそ遊んでほしい『リバース:1999』(ネタバレなし)
こんにちは、木霊トコです。この記事は筆者が今プレイ中の『リバース:1999』のいわゆる布教記事となります。ゲームがさほど好きでない人に是非おすすめしたいのです。私も普段ゲームはしないのですがこのゲームは本当におすすめします。
『リバース:1999』とはなんぞや?具体的なストーリーだとかは早速お手持ちの端末でプレイするか、公式HPや以下の方々のnote記事をご覧になる方が良いと思います。
1.ス
読書感想『羅生門』#1
多読脱却のための読書感想第二弾。
今回は『羅生門』について。最近買ったのですが、読み込むと想像より面白いことがわかりました。
本の概要
大正時代を代表する短編作家であり、近代文学を語る上で欠かせない芥川龍之介が『今昔物語集』の説話からインスピレーションをうけた“王朝物”の内の一つです。まだ無名作家だった頃に文学雑誌『帝國文学』に寄稿しました。しかし、この作品で有名なれたわけではなく、後に書かれ
読書感想 『読書について 他二篇 岩波文庫改版』 #2
はじめに
多読脱却のための読書感想第一弾の二回目です。
前回の記事はこちらから。
#1で書いたように 、今回からは三篇の内の一つ目、『思索について』を精読していきたいと思います。
読む前の印象
短編集(これは思想書だから、その呼称が適するかわからないけども)って表題作が何番目に置かれているかでかなり印象が変わるじゃないですか。外山磁比古さんが『思考の整理学』の中で言っていたように。
読書は思索
読書感想 『読書について 他二篇 岩波文庫改版』 #1
多読脱却のための読書感想第一弾。
今回は岩波文庫『読書について 他ニ篇』について精読してみたいと思います。
本の概要
本書は、『意思と表象としての世界』が主な著作のドイツの哲学者、ショウペンハウエルさんの『余録と補遺』のうちの3篇が書かれています。ショウペンハウエルさんといえばヘーゲルさん達が主張し、当時主流な考えだった理性主義とは正反対の意識を主軸に置いた考えを貫いた人で名が知られています。