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かどや式『身口意』の使い方?

こんにちは。かどやです。


今日は仏教で言うところの『三業』や、密教でいうところの『三密』で使われる非常に重要とされる3つの教え、『身(しん)』『口(く)』『意(い)』の私オススメの使い方を書きたいと思います。


まず、この3つの語、これはそれぞれの漢字から連想される事柄を表します。


例:

『身』→体、環境、枠組み、行動、動きなど

『口』→言葉、食事、呼吸など

『意』→思考、哲学、目標、イメージなど


そして、次に仏教と密教の違いですが、仏教の『三業』とは、人生で乱れやすいところだから常に気を付けるようにすると生きやすいとされている考え方です。


そして、密教の『三密』とは、徹底的にこれらを磨けば、自分の中のまだ見ない幸福(可能性)に気づけるよという考え方です。


いずれの教えも私の解釈なので、少々間違っていたらすみません(^^;


でも遠く間違えていることは無いかと思います。


さて、これらの使い方ですが、私の場合は健康回復や持続、そして太極拳、またはお店の経営や人間関係全般などに使っています。


まず健康回復ですが、私は整体師なので、基本的にこの『身口意』に患者さんを当てはめて、患者さんの健康回復をお手伝いしています。


整体での『身口意』

『身』→骨格を整え、身体の動き方を整える

『口』→食事指導と胸部を緩めて呼吸を改善する

『意』→治ったら何がしたいかなどの目標設定と健康知識の補充


太極拳での『身口意』

『身』→丹田が動いてから手が動く動作法。

『口』→腹式呼吸や逆腹式呼吸での演舞

『意』→目的に合わせて動く。


お店の経営での『身口意』

『身』→店構え、経営スタイル、営業体系

『口』→伝え方、営業、広告

『意』→理念、優先順位


人間関係での『身口意』

『身』→身のこなし、物腰の柔らかさ、行動力

『口』→意味のある言葉を話す。息を合わす。

『意』→誰に接しても変わらない一貫した自分の信念を持つ。


でもまぁ、最も私のオススメの『身口意』は、普段から食事と運動に気を使い、言葉遣いを丁寧にし、たまに本を読むことで思考を整えるというひどくフツーなありふれた『身口意』だったりします(笑)


そしてこの『身口意』の最も大切なところは、どれが欠けてもいけないというところです。


どれかが強いというのは良いですが、一つでも全然ダメなところがあると、全体的に良くないです。


全体に満遍なく気をつけていたほうが、結果が良くなります。


どうぞお試しあれ\(^^)/

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