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Vol79 全国自治体!ユニーク助成金 第8弾 住居・設備関連に手厚い町 

移住を実現するためには、ある程度の資金が必要です。
その時の強い見方が、国や地方自治体の助成金(補助金)と呼ばれるものです。
そこで、全国自治体を総チェック!お役に立てそうな助成金をご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ はじめに


移住に必要な資金を準備しなければ、移住を実行することができません。
その移住に必要な資金は、個人によって異なります。
「田舎に移り住んで何をしたいのか」「田舎に移り住んでどのような暮らしをしたいのか」
皆さんの移住に対する目的や夢によって、必要な移住資金は異なります。

こうした移住資金の準備で有効な手段のひとつが、国や自治体の助成金(補助金)です。

残念ながら、移住を希望していたが、途中であきらめる人の一番の理由が、移住資金の準備不足です。

そこで、全国の自治体が移住者等を対象に実施する助成金をテーマ別に紹介していきます。
なお、ここで紹介する助成金は2023年度におけるものです。
一般的には、助成金は年度毎に見直されますので、最新の情報は自治体にご確認ください。
もちろん、ここで紹介をする町以外にも、同様の助成金制度を実施する自治体もありますのでご理解をお願いします。

2⃣ 住宅・設備関連に手厚い町


① 北海道大空町

「住宅準備助成金」
 町内に定住を目的として転入し、賃貸住宅に居住した方に対し、家賃2か月分の助成が受けられる

② 北海道雄武町

「合弁処理浄化槽整備事業補助制度」
設置費用の95%で、5人槽は130万円を限度額、7人槽は160万円を限度額、10人槽は200万円を限度額

合弁処理浄化槽の保守点検及び水質検査に要する費用として、上限25,000円の補助が受けられる

③ 茨城県常陸大宮市

 「自立・分散型エネルギー設備導入促進事業費補助金」

住宅に蓄電システム設置する方および蓄電システム付き新築住宅を購入する方に、1設備あたり5万円の補助が受けられます。

④ 新潟県上越市

「克雪すまいづくり支援事業」

克雪住宅(融雪式、落雪式、高床落雪式、耐雪式)を整備する人に、費用の1/2~5/6(上限55万円)の補助が受けられます。

⑤ 鹿児島県肝付町

「地球にやさしい環境・エネルギー政策事業」

地球温暖化防止およびクリーンエネルギー導入の普及を図るため、住宅用太陽光発電システムをはじめ蓄電システムなどを設置した住民に対して、補助金を交付されます。

対象の設備
・住宅用太陽光発電システム(最大出力10kw未満)
・住宅用蓄電システム
・住宅用燃料電池システム
・ZEH

補助金の額
・太陽光発電 1kwあたり15,000円(補助上限額:70,000円)
・蓄電システム 80,000円
・燃料電池システム 80,000円
・ZEH 最大350,000円

3⃣ 住宅・設備関連に手厚い助成金の注意点


近年、住宅用太陽光発電のような、地球温暖化防止およびクリーンエネルギー導入の普及を目的とした助成金に取り組む自治体が増えています。

こうした助成金は、家の新築やリフォーム時に、ぜひとも利用したいものです。
但し、複数の助成金を併用できないなど、細かな対象要件がありますので、設置(工事)の前に必ず自治体に確認をすることをおススメします。

4⃣ TOPの画像


最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

静岡県焼津市

全国屈指の港町でもある焼津市は、3つの港から多種多様な魚が水揚げされます。
特に、全国でも駿河湾でしか獲れないサクラエビや、大井川港のシラスはおススメです。
過去には、その水揚げ量が全国の漁港の中で7年連続全国第1位にもなっています。
その焼津市の私のおススメは「温泉総選挙」で5年連続全国第1位に輝いた焼津温泉です。。
芳醇で独特な湯の香りが自慢ですね。
雄大な富士山を毎日眺めながら、そして3つの港で水揚げされた海の恵みを毎日の食卓に乗せた、そんな暮らしは最高ですよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。