#短編小説
川越さんぽ!あの時の鳩くん
(2022.04.09 土曜日) 今日はここからSTART
川越さんぽ!
中院の鐘楼門!まだ
ちっと なごり桜はソメイヨシノか?八重桜か?
一旦 道路に戻り 中院 山門前から改めて
中院も初夏の装いに移行中!
仙波東照宮へ向かいます
右手前方に【南院跡】
仙波東照宮!緑が濃くなりましたね
堀田正盛 寄贈の石鳥居からの桜も
めっきり減って 緑色 激増!
喜多院へ向かいます!
か
【短編小説】 アルミの懐中電灯
昭和十年 秋。
「おい、和子っ。ちょっと来てくれっ」
「どうしたんですか、急に大きな声を出して」
縁側に向かう襖を全て開け放して風通りをよくした農家の畳の上で、若い男が大声を上げた。
奥の部屋から小走りに出てきたのは白い割烹着を来た女で、何か大変なことが起きたのではないかと慌てている。彼女は夕飯の用意をするために、昼の農作業から戻ってきた夫の直也に赤子の世話を頼んでいたのだ。まさか赤子に何か
幸福日和 #091「他人の成功を集める」
身近な人が何かに成功したとき。
例えば、受験で合格したり、
仕事で実績を残したり、
事業がうまくいったり、
好きなことを好きなようにしていたり、
そうしたことに触れた時に、
自分はどう思うだろうか。
「他人の成功を素直に喜べるかどうか」
そこに、その人がこれから
豊かな日々を歩んでいけるかどうかの
ヒントが隠されているのだと、最近は感じています。
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多くの人は、
他人の
オレンジ色のひまわり(短編小説)
これはわたしのママの話です。
私のママはいつもちょっとだけ狂っている。
* * *
ピアノのお稽古からの帰り道、手をつないでのんびり歩いていると母が突然立ち止まった。
「大変!」
「ママどした?」
「ルリもう八歳だよ?」
「それがどうした」
ルリアは母の子供っぽい仕草に対してたまに大人みたいな口をきいた。
さっきまでご機嫌で鼻歌を歌っていたのに、母はルリアの手を離すと頬を両手で押さえた