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【Study_note】

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#読書感想文

[読書感想文] 菊と刀 -国民性から考える日本人のメンタルとの向き合い方-

[読書感想文] 菊と刀 -国民性から考える日本人のメンタルとの向き合い方-

菊と刀読みました!!!

日本人特有の心理状態について書かれていて、今通じるところもあり非常に興味深かったです!!!

気になるところを何個か見ていきます。

タイトルについて菊と刀とは2つの意味があります。

1. 菊(趣を理解する心)と刀(武を押し通そうとする心)の一見矛盾していると思われる2つの心を持っている民族が日本人であるということ

2. 1のように、矛盾していると思われがちな感情は、

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(超長編)【本要約】菊と刀

(超長編)【本要約】菊と刀

2022/2/12

「 日本の文化に見られる行動するパターン 」について、論じられた著作である。

解説菊と刀の核心的部分についての解説である。

日本人の行動の核には、恩の賃借という概念があり、それが、日本人の倫理規範の要になっている。

そのトリガーは、夏目漱石の『 坊っちゃん 』からであった。

恩を受けておきながら、それをそのままにする者は、借金を返済しないのと同じことである。アメリカで

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菊と刀 日本文化の型

菊と刀 日本文化の型

おはようございます。
毎週日曜日に更新している書評ブログです。

本書はあまりにも有名ですが、
日本を知るという意味では
読む価値は大いにありですね。

実に考えさせられることが多かったです。

<菊と刀 日本文化の型>
https://ka162701.hatenablog.com/entry/2023/02/12/085614

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【読んだ】菊と刀

【読んだ】菊と刀

おすすめ度 ★★★★☆

齋藤孝さんの「読書力」の推薦図書100選からの一冊。
「忘れられた日本人」と同様、読むのにやっぱり頭を使う。でも読み応えがあった。

第二次大戦中にアメリカがしていた日本研究を元に執筆された、いわゆる日本人論。
「菊と刀」というタイトルは菊のように柔らかく美しい面と、刀のように厳しく頑なな面のある(外国人にとっては)複雑で理解し難い日本人の特徴を表している。
「忘れられた

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【Study_note】小泉八雲と妖怪

【Study_note】小泉八雲と妖怪

小泉八雲の超自然的世界への関心は、いつ頃からだったろうか。

両親と離れ大叔母に育てられた孤独な少年は、乳母キャサリンが語る 妖精や怪談の話に耳を傾ける事が好きでした。

この語り部 キャサリンを介した超自然の物語との出会いが、後の小泉八雲の関心を大きく左右する。

このことは、次の『東大講義録』などに見ることが出来ます。

『小泉八雲東大講義録』
ラフカディオ・ハーン 著
池田雅之 編訳
角川ソ

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