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【Study_note】

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記事一覧

【NPO法人のこれからのあり方を考える】

【NPO法人のこれからのあり方を考える】


【私的に思うこと】

町内会•NPO•行政•議会 四者の関係

町内会と云う組織について。
行政との折衝と議会への政治的要求を可能にする市民協議の場として出来ないかだろうか?

その中間支援組織としてのNPO法人

【はじめに】

これまで、NPO法人と町内会について、関係する本を、いろいろと読んできました。
町内会と云う近代日本が生み出した独特な組織。
役員の高齢化や担い手不足。
また、人々の

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 【読了】『町内会』

【読了】『町内会』

住民組織としての町内会
戦後 幾度かの議論の的になり、現在も その存在が課題とされ、改革の余地があると思うが「どうしたものか!?」と、考えあぐねいている人も多いか思います。
今、あらためて考えてみたい。

【はじめに】

阪神淡路大震災以来、大きな災害があるたびに、絆や共助が強調される。
確かに、町内会のような組織は、あるに越したことはないだろ。
でも、もう少しどうにかならないか?と思っている人も

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【町内会の定義】

共同防衛を目的とした全戸加入を原則とする地域の住民組織 p.34

住民組織としての町内会
戦後 幾度かの議論の的になり、現在も その存在が課題とされ、改革の余地があると思うが「どうしたものか!?」と考えあぐねいている人も多い。
今、あらためて考えてみたい。

二極化は止まらない。「町内会-コミュニティからみる日本近代-」を読んで

二極化は止まらない。「町内会-コミュニティからみる日本近代-」を読んで

 仕事で自治会との関わりも多く、住んでいる集落での村役なども勤めたことで、考えさせられることが多かったので、読んでみた本。かなりマニアックな内容で、思っていたより社会運動の話が多いので読む人は選びそうですが、個人的には気付きや学びがしっかりあった1冊でした。

 中身は買って読んでくださいなので、以下雑感です。

自治会が存在する理由

 集落の伝統的な行事やお困り事をまとめる役、くらいの認識であ

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【町内会について考える】

【町内会について考える】

前回のNoteでは『町内会』について、これまでの沿革を見て来ました。
【Note】2023.10.09.

【はじめに】

この本は「町内会とは、こんな内容です。」と云う案内のような役割を果たす本です。
町内会の良い面 悪い面を記載し、判断は自分自身が行って下さい。
狭義には町内会の話ですが、広くは「コミュニティと自由」の問題です。
我々は、社会生活を快適にするために、組織やコミュニティの中で、自

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『町内会』中川剛著 を読む

『町内会』中川剛著 を読む

1947年(昭和22年) 訓令によって廃止された町内会は、三か月後にはその八割が復活した。
アメリカが自国の自治の理念を日本に移植しようとした試みは成功したといえるのだろうか。

内務省と占領軍民政局との間の交渉経過は、そのまま日米両国の社会構造と人間関係の規範の原理的差異を浮かび上がらせた。

戦後史を通じて日陰の位置にあった日本伝来の隣保組織のなかに、借り物ではない自治の可能性を虚心に探り始め

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【NPO書評】選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書

【NPO書評】選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書

山田も選ばれる人になりたい。。。
そう思って、読み始めました。
これが、NPOの広報・PRにも役立ちそうな本だということにきづいてしまいました。
一つには、団体を人に置き換えて考えて、団体のブランディングを考えていくこと。
もう一つは、団体の代表のブランディングを考えていくこと。

企業のブランディングに関する書籍など、他に出版されています。山田は読んだことがないので推測になってしまいますが、そう

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【読了】新版『ハマトンの知的生活』

【読了】新版『ハマトンの知的生活』

内容は、今から150年前の明治維新直後に書かれたものらしい。

【はじめに】

人を知的にするのは、知識や学問ではなく徳である。

そのためには労を惜しんではならず、地道な努力を続けよと、説かれています。

常に気高い思考ができるようになることで、そうした思考態度、心的態度を知的思考と呼ぶ。   
さらに知的な仕事はその過程を楽しむものだと記されています。

今日(7/16)から、全体8章(pp.

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How to 取材の受け方。(加筆)

How to 取材の受け方。(加筆)

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:マスコミ相手に取材を受けることは、誰にでもあり得ることだ。それをどう活かすか、を経験から考えてみたい。

石丸構文の批判じゃないよ最初にお断りしておきますが、このところ話題になっている、石丸伸二氏のインタビューへの独特の受け答え「石丸構文」の批判ではありません。

彼は政治家ゆえ、敵と味方を事前に把握して、対応を変えているだけ、そう理解しています。

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『学問のすゝめ』福沢諭吉【名著】

『学問のすゝめ』福沢諭吉【名著】

現代日本人がある意味もっとも好きと言っても過言ではない福沢諭吉。
そんな彼が日本一でいる間に著作を読んどくかなーなどという不純な動機で読み始めました。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という冒頭は誰でも知ってると思いますが、正直私はそこしか知りませんでした。
ところがこれはアメリカの独立宣言からの引用らしく、福沢自身の言葉ではないとのこと。
人は生まれながらに上下の区別はなく、自由

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44.見えない神様を感じる方法④〜神様の創造物を詳しく見ること〜

44.見えない神様を感じる方法④〜神様の創造物を詳しく見ること〜

こんにちは^^
私のノートをご覧になってくださる方、フォローしてくださった方、本当にありがとうございます。
皆さんのいいねやフォローが大きな励みとなっていますm(_ _)m!

今は「見えない神を感じる方法というテーマで、肉の目では直接見ることができない神様をどのように実感し、信じることができるのかについての記事を書いています。

今日は「神様の創造物を詳しく見ること」という内容で記事を書いてみま

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【学びなおし】労働法

【学びなおし】労働法


【はじめに】

入門書として2011年(平成25)に初版が出た『労働法入門 旧版』水町勇一郎 著 岩波新書から読むことにする。

労働法の歴史より
人間は、太古の昔から働いていました。
また、中世ヨーロッパでは、大工 • 鍛冶職人 • 荷役人夫 • 飛脚 • 髪結い • 大道芸人など、さまざまな人達が様々な形で働き、収入を得ていました。
その後、いろいろな働き方を包括的に捉える「労働」と云う概念

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SNS時代の人間関係

SNS時代の人間関係


【はじめに】

SNSの普及により、以前はリアルな集団の中に属して仲良くなっていた関係も、今はスマホなどでポチッと結びつく事が出来る。
こんな時代の人間関係は、どんなだろうか?と、思っていた。
そんな時に目に止まった『つながらない覚悟』

私達 団塊世代は、子どもの頃から「人間関係は大切に」と、教え込まれて来た。しかし、このことが組織への依存や従属関係(支配関係)を生んだ。

今の若い世代の人達

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【食べものから学ぶ】

【食べものから学ぶ】


【はじめに】

農産物や海産物などの食べものの世界について、考えてみたいと思いました。
自給自足の時代、人々は自然に育まれた食べものを食べていました。
それが、いつしか市場経済における利潤追求のために作られた「商品としての食品」になってしまったと思います。
世界の人口約81億人(世界人口白書2024)のうち、慢性的な栄養不足など、飢餓状態にある人は約1割の8億人と云われ、また、約20億人の人が中

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