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昆布の本の予約が始まりました

昆布の本の予約が始まりました

暑いですねぇ。そんな日には冷たーい昆布水が効きますよ~。
しみいります。鍋の残りの昆布でやってみてほしいです。

さて、3年の制作時間を経て、ついに!とうとう!
たくさんのふしぎ9月号「おいしさつながる昆布の本」の予約が始まりました。なかなか好評とのことで、ドキドキと嬉しさが心の中で交差しています。

この本では、羅臼昆布の製法を紹介しています。わたしがとりわけ羅臼昆布に興味を持ったのは、富山県黒

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肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

といいながら、鍋なのか具沢山スープなのかって料理です。

アルゼンチンエビ(刺身用)をスーパーでよく見かけます。
きょうは大き目のを使います。
というのは、殻とミソを焼いて出汁にするので、大きいほうが、ミソの状態がいいようなんです(私調べ)。プルンとしていたら最高です。

エビは頭をとって殻をむきます。
背に切れめを入れて(わたしはハサミで切開します)背ワタをとります。
頭と殻と油をフライパンに入

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シェフと(勝手に)コラボの蝦夷あわびのパスタ

シェフと(勝手に)コラボの蝦夷あわびのパスタ

水から茹でたスパゲッティ。
わたくしの心配をよそに、無事においしいナポリタンになりました。

ならば、きょうもやってみましょう。
ショートパスタはアルデンテを考えなくていいので、気楽です。
指輪を長くしたような筒形の、リガトーニがあったはず。

軽くモチモチとした食感。みんな好きでしょう?モチモチしたの。
茹で時間12分だけどこのメーカーのパスタは、もう少し長く茹でるのが好きです。
沸騰してから1

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「昆布のほん」出版のお知らせ

「昆布のほん」出版のお知らせ

「たくさんのふしぎ」にデビューします。

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を知っていますか。
自分のテーマに取り組んできた大人がガチで読者のこどもたちに、それを紐解いていく本です。おとなが読んでも面白い。時間をかけて生まれる毎月の本たちです。

わたしの最初の著書は、この、「たくさんのふしぎ」の9月号、「昆布のほん」です。文章を担当しました。
羅臼昆布と出会い、自然や歴史を知り、ひとびととの

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「手間ヒマかけてます。」羅臼昆布のポスターを作ってしまった人のこと。

「手間ヒマかけてます。」羅臼昆布のポスターを作ってしまった人のこと。

11月12日は昆布の日です。
日本の食を底から支えてきて、じわじわと世界にはばたいている昆布ですが、その中の、羅臼昆布のポスターを作っちゃったのが、
キッチンミノル@kitchenminoru さん。
「たいせつなぎゅうにゅう」で羅臼の隣町、別海町のたんぽぽ牧場で取材し、「釣って食べて調べる深海魚」では東京湾から沖縄の海へ。「あさがおとはるくん」では、シーズン毎日ガチであさがおを取材した、しゃしん

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北海道神宮祭には鮭の焼き漬け

北海道神宮祭には鮭の焼き漬け

6月16日は北海道神宮祭。さっぽろ祭りです。

さっぽろではその昔から、この日には鮭の焼き漬けと、お煮しめと、
ラディッシュ(赤かぶ)を食べます。
ラディッシュはどうしてか、きのう知ったのですが、
赤い色でお祝いの意味ですって。
昔、野菜が今のようにとれなかった今頃に、やっととれた初夏の野菜という話もあるそうです。

ふむふむ。
お煮しめや焼き漬けだったり、ラディッシュは酢の物にしたり、食中毒が出

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わたしの出汁はこんなんで絶品です

わたしの出汁はこんなんで絶品です

昆布の出汁を取るとき、沸騰させてはいけないといいますが、ホントにそうでしょうか。
日本料理の花形としての椀物の出汁ならホントにそうです。
家庭での出汁ならばどうでしょうか?
きっちりいえば、組み合わせるものにもよりますし、昆布にもよります。
ざっくりいえば、ちょっとくらい沸かしたって大丈夫です。

それもふまえて、いろいろやってみて、たどり着いた、わたしのおいしい出汁はこれです!

使っているのは

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料理のさくいん

料理のさくいん

わたしのnoteレシピを作ってくださっている方から、目次をリクエストいただきました。
たしかにマガジンでは、さがすのが大変ですね。ありがとうございます💛。
料理タイトルをクリックすると記事に飛べる方法がわからなくて
今、できる形でやってみることにしました。今後カイゼンしていきたいと思っています。

魚のレシピ

野菜・果物・豆腐のレシピ

肉のレシピ

ごはん・米

ごはんにのっけるイタリアン

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雪が来ましたよ~。一味違うじゃがいもグラタン食べませんか?

雪が来ましたよ~。一味違うじゃがいもグラタン食べませんか?

さっぽろの町に雪が降りました。
🎵ゆーきの降る町を~。ゆーきの降る町を~。思い出だーけがとおりすぎていーく。ゆーきの降る町を~。🎵 さっぽろの雪の様子を歌ったらしい昭和の歌です。

そんな日は、寒い台所には長い時間いたくない、あったかいものが食べたい。
グラタンでどうでしょう??焼いている間は台所にいなくてもいいですしね。

中身は、きのことじゃがいもでどうでしょう??
安心のおいしさになりま

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大型の殻付き貝は水から茹でるのが楽でおいしい。

大型の殻付き貝は水から茹でるのが楽でおいしい。

そんなバナナ〜!(昭和ですみません)と思うかもですが、本当です。
殻付きのホタテ、牡蠣、ホッキが思いがけず手にはいるのはどーみんだからかもですが。それでもその「万が一」がある時のためにシェアします。

殻開け用ナイフは持っている人は多くはなく、テーブルナイフ(ステーキナイフ)で代用するのではないでしょうか。

↓こんな風に。貝柱切り離しを狙ってナイフを入れます。

わたしはこの仕事、結構好きです。

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写真の中の人に、会いに行きました。

写真の中の人に、会いに行きました。

それは、波打ち際に腰を落とし片膝をついて、モリのような道具を今にも放り投げて何かをとろうとしている人の写真。うひゃあ。かっこいい、

いったい何をしているのでしょう?

なんと、昆布漁なんです。
拾い昆布といって、海の中の岩盤から強い波のチカラでひっぱがされ、岸に打ちあがった昆布を拾う漁です。
この写真は拾う、って感じじゃないですよね。獲る。
えりも岬の東、十勝の広尾町にお住まいの漁師、☆君@昆布

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食べ始めると止まらない。かぼちゃの蒲焼(風)

食べ始めると止まらない。かぼちゃの蒲焼(風)

食べ終わりたくないかぼちゃの蒲焼風をご紹介します!
カリっとした衣に蒲焼のたれが絡まって、そう、大学いもみたいな感じなんです。しかも、もっと簡単。

カリっとした衣は片栗粉+米粉+水です。

このレシピ、作るときにアタマを悩ませたんです~。
最初思いついて作ったときは、粉1:水分1でとっても上手に出来て、
そのままでいいって思ったんだけど、
繰り返すうちに、あれれれれ??
米粉のツブが小さいと、水

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ほかいどーに鮭の季節がやってきた!!一挙3つのレシピをご紹介します。

ほかいどーに鮭の季節がやってきた!!一挙3つのレシピをご紹介します。

こんにちは。
なんと9月が終わります。早いですねぇ。
そしてほかいどーには、秋鮭のシーズンがやってまいりました。
今年は昨年と違って豊漁といういいニュースも見られますが、
でもでも、いくらはまだまだ高いのです。
100g900円を切ったら買うと決めていたら、
まだ1回しかできません。。
ウニよりずっと安いんですけどね。(笑)

今シーズン、みんなに知らせたくてしかたないレシピをご紹介します。
味を

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