あなたのRowingがより短期間で、より向上、より良いものにするために! 「知っていれば、もっと有意義に過ごせたかも、もっと上を目指せたかもしれない」 そんな後悔ができるだけなくなるように書いた記事集です。 また、中野のプライベートな話だけなく日本のRowing界のさらなる向上のためにも、 ローイングマニュアルを作っています。 応援してくださる方、ぜひご入会をお願いします。 (ご入会頂けると、メンバー限定記事を全て読むことができます。「エントリー」「リリース」「ドライブ」など各項目ごとにマガジンも作っていきますので、各項目毎の悩みを解決できるようにしています。) 中野紘志 <選手戦績> リオ五輪日本代表(ダブル) 全日本選手権優勝4回(エイト2回、シングル2回) U23世界選手権2位(フォア) <コーチ戦績> インカレ男子エイト2位、男子フォア3位、女子フォア3位 全日本女子ダブル2位、軽量級ダブル3位
検討中の方、ぜひお試しください。 きっと、もう1秒速くする、もっとローイングが楽しくなる、 「明日の練習が楽しみになる」 そんな時間を提供できればと思って書いています。 メンバー限定の全ての記事、マガジンを読むことができます。 入会をお待ちしています。
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なかのひろし
基本的なことはわかるけど、 更に上を目指したい!かゆいところに手が届く、そんなローイングの情報が欲しい!そんなあなたに。 私が10年以上、何百万円もかけて、いろんな国、人に会い、自分が理解できたことを、できるだけわかりやすくお伝えします。 「船を感じろ!」「船が教えれくれる」そんな言葉を言われて、まったくちんぷんかんぷんだった私と同じように、言葉で理解したい方、ぜひ。 分かりそうでわからない、そんなローイングの全体像をお伝えできれば幸いです。
メンバー限定のブログをこちらに集めました。
より良いドライブ、加速のための記事を集めました
より良いリリースをするための記事をまとめました。
中野が今現場で選手に何を伝え、結果どうなっているか、うまくいっているのか行っていないのか、そういうことを書いていこうと思っています。
ローイングの技術で最も重要だと思っていることに「繋がり」があります。船と、自分が一緒に動く、そのことを「繋がり」と読んでいます。英語でいうと多分connect。 1. …
1. はじめに:引退した学生への興味「中野さんって引退した学生のことは興味あるんですか?」と聞かれて、 答えた言葉。 「元気にやっていってほしいなと思うよ。インカ…
ローイングにおける「速さ」と「楽しさ」の両立1. 問題提起 クルーボートは基本的には整調に合わせる。 ストペアに合わせる。 でも「合わせる」ということがたまに上下関…
最近読んでる本 すごく面白い! その中で話題になっていたことから 自分も共感するところを。 (文章をそのまま引用したわけではなく、中野が記憶している内容を書いて…
高橋尚子さんのツイート 42.195km、2時間以上 垂直ではないものの、進行方向に足上げ腹筋する競技だからだろうか、 毎日2000回というのは 本当にすごい。 何よりすごいと…
日本のローイングに無くなればいいのにと思う言葉の一つに 「足蹴り」があります。 ローイングに足蹴りは必要ないし、 足蹴りでローイングが上手くなることはないと思って…
テニスも野球もローイングも、 世界一の人は 簡単には真似できないフォームで競技をしていて、 偶然真似できたとしても 全然上手くいかなかったりして、 まったく教科書…
スロベニアで8ヶ月ぐらい漕いでいたとき、 bledという街のローイングクラブに所属したのだけど、 そこにいた高校生が、 「これから留学するからローイングを休むんだ」と…
限られた時間の中で、 限られた期間の中で、 最高の結果を出すために、 何をするか、何をしないかをはっきりさせないといけない。 なぜなら、時間が限られているから。 …
@GokenSAKAMOTOさんが紹介してくれた論文 要は、 「どんな練習がメダリストを生んだのか、持久力競技がめっぽう強いノルウェー人コーチの話をまとめました」、 について、…
「最も良いトレーニングは何か?」 その答えはきっと、 「最も自分を成長させてくれるトレーニング」なんだろうけど、 今回は、その問いに科学的ではなく 人間的な意味で…
私は、 努力が報われるとは思わない。 一番努力した人が優勝するとは思わない。 体格が良い人、 センスが良い人、 遺伝的に合ってる人が、 めちゃくちゃ努力したときに 日…
「必ず勝つ方法はない」と言っているけど、 言い換えれば 「常に不安を生きろ」ということ。 どうすれば強くなるのか、 誰にもわからないから、 必ず不安の中に、 リスク…
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「量より質」は嘘だと思う。 ローイングにおいては、ほぼほぼ量がすべて。 というか、 「量」と「質」は相反しないし、 「量」をこなせる人は「質」も高いのが現実。 例…
2024年7月31日 06:30
ローイングの技術で最も重要だと思っていることに「繋がり」があります。船と、自分が一緒に動く、そのことを「繋がり」と読んでいます。英語でいうと多分connect。1. 『繋がり』の重要性パリ五輪がいま絶賛開催中ですが、オランダの選手が自分の思う「繋がり」をめちゃくちゃ表現していて、本当にすごい。ここまでできるかというぐらいの繋がり、ゆっくりさ。2. オランダ選手の卓越した技術五輪の動画はな
2024年7月30日 06:30
1. はじめに:引退した学生への興味「中野さんって引退した学生のことは興味あるんですか?」と聞かれて、答えた言葉。「元気にやっていってほしいなと思うよ。インカレが人生のピークとかオリンピックが人生のピークとかそういう人たくさんいるらしいから、そういうのにならないで、どんどん良くなる人生を歩んでいってほしいなと思う。」この質問を機に、改めて自分が何を目的に指導しているのか考えました。
2024年7月29日 06:30
ローイングにおける「速さ」と「楽しさ」の両立1. 問題提起クルーボートは基本的には整調に合わせる。ストペアに合わせる。でも「合わせる」ということがたまに上下関係になることがある。「俺に合わせろ!」的な。実際「合わせた方が速い」のだけど、中々技術的に合わせられなかったり、体格的に合わせられなかったり、「そこまで合わせなきゃいけない?」ってぐらい細部を求められて、嫌になるときが
2024年7月28日 06:30
最近読んでる本すごく面白い!その中で話題になっていたことから自分も共感するところを。(文章をそのまま引用したわけではなく、中野が記憶している内容を書いています)1つ目について。要は、誰からの称賛も求めるなということ。未来の人からの称賛を求めよということ。「絶対見返してやるからな」というスポーツ漫画にありそうなセリフはおそらく正しいということ。よく、部の決定において「
2024年7月27日 06:30
高橋尚子さんのツイート42.195km、2時間以上垂直ではないものの、進行方向に足上げ腹筋する競技だからだろうか、毎日2000回というのは本当にすごい。何よりすごいと思ったのは、ツイート後半の「毎日10分」「始めてから1ヶ月ほど過ぎました」という言葉。腹筋2000回するのに、どれだけ時間がかかるのかわからないけど、毎日2000回していた人でさえ毎日10分という、気軽なハ
2024年7月26日 06:30
日本のローイングに無くなればいいのにと思う言葉の一つに「足蹴り」があります。ローイングに足蹴りは必要ないし、足蹴りでローイングが上手くなることはないと思っています。理由はこちら。水泳出身の選手がローイング競技で活躍しやすい理由の一つに持久力があるから、というものが大きなものですが、もうひとつ、些細かもしれませんが、水の柔らかさを知っているから、というのがあると思っ
2024年7月25日 06:30
テニスも野球もローイングも、世界一の人は簡単には真似できないフォームで競技をしていて、偶然真似できたとしても全然上手くいかなかったりして、まったく教科書的ではないところがスポーツの難しさだったり、面白さだったりする。教科書的な人はほとんどいないし、フォームは人によって違う。だけど、だけど、「これ、共通してるんじゃね?」っていう部分がちょっとだけあって、それを上手く
2024年7月24日 06:30
スロベニアで8ヶ月ぐらい漕いでいたとき、bledという街のローイングクラブに所属したのだけど、そこにいた高校生が、「これから留学するからローイングを休むんだ」と言う。留学先はたしかアメリカだったように思う。彼はなぜか私に話しかけてくれて以前、「ここが俺の家だ」ってコース近くの結構豪邸を教えてもらい、さすが留学できるだけあるなーっと思いながら、私はスロベニアに残り、彼は留学とい
2024年7月23日 06:30
限られた時間の中で、限られた期間の中で、最高の結果を出すために、何をするか、何をしないかをはっきりさせないといけない。なぜなら、時間が限られているから。特にトレーニングの場合、疲労がたまる。疲労したら次のトレーニングに差し支える。もし、レースで使わない能力の向上のためにトレーニングをしてしまったら、・そのトレーニング時間がもったいない・そのトレーニングによる回復時間がもっ
2024年7月22日 06:30
@GokenSAKAMOTOさんが紹介してくれた論文要は、「どんな練習がメダリストを生んだのか、持久力競技がめっぽう強いノルウェー人コーチの話をまとめました」、について、紹介します。すごく面白かった。
2024年7月21日 06:30
「最も良いトレーニングは何か?」その答えはきっと、「最も自分を成長させてくれるトレーニング」なんだろうけど、今回は、その問いに科学的ではなく人間的な意味で答えるとしたら、「思い出に残るトレーニング」だと思う。どんなに非効率でも、どんなに非科学的でも、チームでやれば以降そのトレーニングのクソっぷりに思い出話の花が咲く。競技を辞めて、いつか同窓会みたいなときに共有で
2024年7月20日 06:30
私は、努力が報われるとは思わない。一番努力した人が優勝するとは思わない。体格が良い人、センスが良い人、遺伝的に合ってる人が、めちゃくちゃ努力したときに日本一や世界一に成れると思っている。だけど、誰が体格が良いかセンスが良いか、遺伝的に合っているかなんて、結局、結果をみて判断するしか無い。結果論でしか無い。小柄でも勝つ人は勝つし、不器用でも勝つ人は勝つし、そんな
2024年7月19日 06:30
「必ず勝つ方法はない」と言っているけど、言い換えれば「常に不安を生きろ」ということ。どうすれば強くなるのか、誰にもわからないから、必ず不安の中に、リスクの中に身を置く必要がある。リスクのない生活に、成長・勝利はないから。みんなと同じ練習をしていれば安心でしょう。去年と同じ練習をしていれば安心でしょう。みんなと同じ意見であれば安心でしょう。でも、それでは勝てないよ。
2024年7月18日 06:30
2024年7月17日 06:30
2024年7月16日 06:30
「量より質」は嘘だと思う。ローイングにおいては、ほぼほぼ量がすべて。というか、「量」と「質」は相反しないし、「量」をこなせる人は「質」も高いのが現実。例えば30km漕ぐとします。「質」が「集中力」のことを指すのであれば、集中力無しに30km漕ぐことはできません。30km漕ぐということは2時間半漕ぎ続けるということであり、そのための睡眠、栄養、休養を前もって準備しておく必要